「スープとイデオロギー」
「スープとイデオロギー」
家族を撮り続けることは自分への問いかけ。
「かぞくのくに」のヤン ヨンヒ監督が年老いた母にカメラを向け、
その知られざる重い過去の秘密に迫った秀作ドキュメンタリー。
朝鮮総連の元幹部で、3人の息子たちを北朝鮮へ送り出した父親が
2009年に他界した後、大阪でひとり暮らしをしながら、
なおも息子たちに仕送りを続けてきた母親。
なぜそう頑なに北朝鮮を信じ続けるのか、と
長年両親のことを理解できずにいた娘のヨンヒだが、
結婚した彼女が、夫のカオルを連れて実家へ戻ると、
母親は特製のスープを作って2人に振る舞う。
さらに母親は、<済州島4・3事件>に立ち会った過去の記憶を語り出す。
原題/Soup and Ideology
制作年/2021
制作国/韓国/日本
内容時間/118分
監督/ヤン ヨンヒ
脚本/ヤン ヨンヒ
撮影/加藤孝信
音楽/チョ・ヨンウク
(出演)
ヤン ヨンヒの母
ヤン ヨンヒ
荒井カオル
監督の母の実体験をドキュメンタリーとして描かれた秀作です
<済州島4・3事件>について私は知らなかったので本当に衝撃でした
ヤン・ヨンヒ監督の映画「かぞくのくに」も是非観なくては!と思いました