「ワース 命の値段」


「ワース 命の値段」


人の命を一体どう換算するのか? 
アメリカ同時多発テロ事件の被害者救済のための
国家的補償事業に取り組む弁護士団が直面した難題を、
実話に基づいて痛切に描いた感動作。





2001年9月11日に起きた同時多発テロ事件を受け、
アメリカ政府は犠牲者救済のための補償基金プログラムを設立。
その配分を取り決めて被害者遺族と交渉する
国家的プロジェクトの重責を託されたのは、
調停のプロを自任するケン率いる弁護士団。
彼らは、独自の計算式に則って個々の被害者への補償分配金をはじき出すが、
被害者遺族の猛反発に遭い、交渉はすっかり難航。
弁護士団は、遺族の実情により即した軌道修正を迫られる。



原題/What Is Life Worth
制作年/2020
制作国/アメリカ
内容時間/118分

監督/サラ・コランジェロ
製作/マックス・ボレンスタイン
製作/マーク・バタン
製作/マイケル・キートンほか
脚本/マックス・ボレンスタイン
撮影/ペペ・アヴィラ・デル・ピノ
音楽/ニコ・ムーリー


(CAST)
ケン・ファインバーグ/マイケル・キートン
チャールズ・ウルフ/スタンリー・トゥッチ
カミール・バイロス/エイミー・ライアン
リー・クイン/テイト・ドノヴァン
カレン・ドナート/ローラ・ベナンティ


本作は実話を元に描かれており
(アメリカ同時多発テロ事件の国家的補償事業)
被害者の命の値段(被害者への補償分配金)について
国から依頼された弁護士団が被害者遺族と交渉する
本作を観ながら日航機墜落事故を描いた
山崎豊子さんの『沈まぬ太陽(御巣鷹山編)』が頭に浮んできた
被害者の気持を思うとあまりの痛ましさに何ともやりきれない気持に
マイケル・キートン演じる敏腕弁護士ケン・ファインバーグは
無償でその火中の栗を拾うことに・・・
『政府は集団訴訟を防ぎたい、遺族側が本当に求めるものは何か、
エリート弁護士はどちらの側につくのか?・・・』

人の命を一体どう換算するのか? 
災害や事故にあってしまった被害者家族は
大切な人を失った悲しみと心の傷を抱えながら
命の値段について交渉していかなくてはならない・・・
重く切実なテーマを突きつけてくる映画でした

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