家の裏に、家と連結して幅4mほどの休息所がある。広さは10坪ほど。スレート天井の3分の1には安芸クイーンというブドウを誘引している。今年は50個近くの房が成った。こんなにたくさんの実を付けたのは初めてであった。お蔭で今年は買わずに食べることが出来た。来年は更に枝を伸ばそうと思う。
休息所は我が家を建てた時に作ったのだから30年は経過している。30年と言う経年による劣化でスレートはボロボロになってきた。昨年の12月に雨漏りがする箇所を3分の1ほど新しくやり替えた。今年の9月に3分の1を新替えした。そして今回、残りの3分の1を新しく張った。これで私が生きている間は大丈夫だろう。
年を取ると高い場所での作業が怖くなってくる。若い時には何でも無かったことがだんだん出来なくなってきている。若い時の知力、体力で年齢だけを重ねるのであれば良いのだがそうもいかない。今回もスレートを持って脚立に昇り、屋根の上に運んでいたら、傍にあるパーゴラの梁におでこをぶつけてしまった。こんなことをしているとそのうちに大惨事になるかも。そろそろ高所での作業は止めなければと思う。
3匹の猫がいる。全てが迷い込んで来た野良猫だった。真ん中は先月で6年経った三毛のメスのオーガニー。美猫だ。黒いのがオスのノワール。体も1番大きい。今では我が家のボス気取りで2匹を追い掛け回している。アメリカのボンベイ種のようなのでトランプとも呼ばれている。右はメスのルネ。鼻が汚れているようなのが特徴だ。2匹は11月には保護してから1年になる。
ノワールとルネは仲が良い。昨年の10月の末に黒猫のノワールが現れた。数日して飼っても良いかと思い餌を与えた。すると3日後にノワールに餌をやると突然ルネが現れた。どうやらどこかで様子を伺っていたようだ。ルネは用心深くて、人間に懐かない。1匹だけならと思っていたので美人局に会ったようだだった。
ルネは1年近く経った今でもあまり懐こうとはしない。近寄ると逃げ出す。どこにいるのかも探さなくては分からない。犬のようにペット化してきた猫の多い中で、猫らしい猫なのかもしれない。
3匹がこのように近くにいるのは珍しい光景だ。秋の穏やかな日の出来事だ。
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