「教誨師」


「教誨師」


6人の死刑囚と対話を重ねる教誨師の主人公を、
名優の大杉漣さんが味わい深く好演。
2018年2月に急逝した彼の最初のプロデュース作にして
最後の主演作となった人間ドラマ。

教誨師とは、受刑者の心の救済に努め、
彼らが改心できるよう導く人のこと。~WOWOW~


教誨師


プロテスタントの牧師である佐伯は、
教誨師として月に2回、拘置所を訪れ、
死刑囚たちと面会しては彼らの話に耳を傾けていた。
彼が向き合うのは、気のいいヤクザの組長である吉田、
おしゃべり好きな中年女性の野口、
大量殺人を犯した自己中心的な若者の高宮など、
各自、性格も出自もまるで異なる個性的な6人の死刑囚たち。
彼らと対話を重ねるうち、
佐伯自身も心の奥底に封印していた
自らの後ろめたい過去と向き合うことになる。



制作年/2018
内容時間/115分

監督/佐向大
エグゼクティブプロデューサー/大杉漣ほか
脚本/佐向大
撮影/山田達也

(CAST)
佐伯保/大杉漣(少年時代:杉田雷麟)
吉田睦夫/光石研
野口今日子/烏丸せつこ
高宮真司/玉置玲央
鈴木貴裕/古舘寛治
進藤正一:五頭岳夫
小川一:小川登
佐伯健一:青木柚
長谷川陽介:藤野大輝


だいぶ前に観た映画ですが
私にはあまりにも衝撃が強すぎて
観た後の感想をどうしても言葉に出来なかった・・・
『仮面ライダーシリーズ』44作品全ての感想をUPし終えたので
もう逃げられない?
「教誨師」について語らせて頂きます・・・


「教誨師」で主人公の佐伯保を演じた大杉漣さん
大杉漣さんの最後の主演映画で、唯一のプロデュース作品です

ほとんどのシーンが教誨師である大杉漣さん演じる佐伯と
死刑囚との面会シーン
なのでまるで舞台を見ているような映画でした

教誨師の佐伯が死刑囚に直接会い話を聴く
そのシーンを見ているだけで結構辛くなり・・・
それは牧師(宗教者)であるから出来ることなのか!?
あくまでフィクションなのだからと思えればいいのですが
映画の中に登場する死刑囚たちの犯した犯罪が
実際に世の中を震撼させた犯罪を思い起こさせることもあり
それで今でも映画「教誨師」についての感想を書けずにいる
その思いを言葉にすることははやり無理でした

ただ役者陣の演技は本当に素晴らしかったです
佐伯役の大杉漣さんはもちろんのこと
中でも高宮役の玉置玲央さんの迫真の演技が凄かった
『伝説のお母さん』のモブと同じ人とは思えない!?
モブ(自己中夫役)も嵌まり役でしたね


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