予定では岡山の蒜山ハーブガーデン・ハービルに行こうと思っていた。一人でのドライブなので、当日になって庄原の高野町に変更した。現在は高速道路の中国横断自動車道 尾道松江線があるので近くなった。
昔、渓流釣りに夢中になっていて、休日になると一人で鳥取の日野川、岡山の高梁川、庄原の西城川、そして高野町の神野瀬川に良く行っていた。以前は高速道路がないので、夜明け前に高野町に到着するには我が家を夜中の2時過ぎには出なけれなならなかった。
三次市から君田町経由で高野町に行くか、庄原市から比和町を経由して高野町に行ったものだ。今回は世羅町迄高速道路で、そこからは一般道路で三次から君田、口和、そして高野町への道路を走ってみることにした。昔、渓流釣りで良く走ったコースだ。
この大きなイチョウの木はその途中で出会ったものだ。木の下には銀杏を拾うためであろうシートが敷かれていた。家は今は廃屋のようだ。それにしても見事なイチョウの木だ。
高野町までの景色は見事な紅葉であった。もう少し早かったらもっと美しい景色が見れたであろう。来年は１１月の初めに行こうと思っている。
高野町から比和町に出て世羅へ、世羅からは再び尾道松江道に乗って帰った。高齢になると高速道路は疲れる。特に松江道は対面通行で中央分離帯がないので余計に疲れる。トンネルの通行は、最大が３キロメートル近くの箇所がある。若い時とは違うので余り走りたくはない。
だが、良い時間が過ぎていった。