花の少ないこの時期であるが、リビングから見えるのは黄色のロウバイの花たち。年末から咲いている。だが、開花の様子は葉っぱに隠れて見えにくかった。今は葉っぱは散り、ほとんど無くなってしまったので花ははっきりと見えるようになってきた。
三毛のルネと黒のノワールはさっきからずっと黙って窓の外を見ている。ロウバイの花に見とれているんだろうか?
何時もこの時期になるとロウバイの枝にミカンをぶら下げている。それを目当てにメジロ、シジュウカラ、ジョウビタキ、ヤマガラなどの野鳥がやってくる。あまり歓迎しないのだが、小鳥たちを追い払い大きいヒヨドリも現れる。そのミカンを啄む様子を我が家の猫たちはじっと見ているのだ。結構、長時間見ている。狩猟の野生の血が騒ぐんだろうか。
ルネとノワールは黙って見ているだけだが、オーガニーはちょっと違う。クワァ、クワァ、クワァと声に出して威嚇をする。それらの様子を見ているだけで飽きない。癒される。寒い、冬の1日。