オープンガーデン4日目は雨だった

 5月28日(火)

DSC_5104.jpg


 今日は雨の予報。朝は霧雨が降っていた。オープンガーデンを開催するかどうか迷うところである。

 何故雨の日には中止にするのか分からない方がいる。10年もたてばレンガ通路は古くなり、濡れると滑りやすくなり危険だ。雨を含んだ花たちはその重みで倒れてくる。特に通路を歩くと倒れた花たちが触れるので折れたりもする。折れた花は修復のしようがない。傘をさして見学すると傘が花たちに当たり、枝が折れたりする。だから雨の日には中止とさせて頂いている。

 雨後はどうかというと雨を含んで倒れた花たちを無理に元に戻そうとすると折れることが多い。だからなるべくなら自然に乾いて元に戻るのを待つのが良い。現在のところ通路傍の花たちは未だ倒れていない。10時前には雨が止んでいたので開催することにした。

DSC_5105.jpg


 だが、雨の日は中止ということはリピーターの皆さんは良く知っているので思った通り見学者は少なかった。

DSC_5107.jpg


 昼前から雨が降って来たので午後は中止にさせて頂いた。雨の中を見学に来る方もいるがほとんどの方はclosedの看板を見て引き返す。中には門扉を開けて入り、玄関に来てチャイムを鳴らす方がおられる。無駄なことです。対応は出来ません。携帯に掛けてくる方もいるがマナーモードにして出ないことにしている。こういう方は60歳過ぎの女性の3人連れの方が多い。この年代の女性が3人寄れば怖いものは無いようだ。

DSC_5110.jpg


 今年は毛虫が異常発生している。朝晩捕獲しているのだがそれでも見落としが多々ある。今回のオープンガーデンでこんなことがあった。女性のグループで、私の目の前でタータン麦の穂に付いた毛虫を茎ごと折ってちぎり地面に置いて踏みつぶした。タータン麦は雑草ではありませんよ。挙句にこのグループの一人の方はトイレを貸してくれと言う。もちろんお断りしている。


 年々、見学者の方が増えてくると、マナーの悪い方も目立ってくる。トイレや植栽に触れたり、折ったり、花を欲しがるのは見学の初歩的なマナー違反です。野中の1軒家ならともかく、すぐ隣には公共の図書館もあり、100mちょっと行けば道の駅がある。こういうこともあるので来年でオープンガーデンは止めようと思っている。楽しい時間を過ごす筈がストレスに感じるようにうなったらすべきではないと思っている。

DSC_5115.jpg



 ブドウのつるを休息所の屋根の下に誘引している。ここだと雨に濡れることも無い。今年はブドウがたくさんなっている。今日は濃度12.5ppmでジベレリン処理をした。10日後には濃度25ppmでもう1度ジベレリン処理をする。

DSC_5112.jpg

DSC_5113.jpg

 今日はゆっくりと休めた。また明日から頑張ろう。

ありがとうございます。
ブログランキングに参加しています。
クリックしていただけると感謝です。
よろしくお願いいたします


ナチュラルガーデンランキング




[PR] スポンサーリンク
お名前.com

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

[PR] スポンサーリンク
お名前.com

「武曲 MUKOKU」


映画「武曲 MUKOKU」


藤沢周さんの剣豪小説を
綾野剛さんと村上虹郎さんの共演で
熊切和嘉監督が映画化。





研吾は日本刀を突き付けて剣を教えるような
警察官の父親に厳しく育てられた。
その結果、彼は剣道界で一目置かれる存在になるが、
ある事件から道を見失い、自堕落な生活を送るようになった。
そんな中、研吾のもうひとりの師匠である光邑の前に、
ラップのリリック作りに夢中な平凡な高校生の融が現われる。
台風の洪水で死にかけた経験に苦しむ彼に剣の才能を見た光邑は、
研吾を立ち直らせるため融を研吾のもとに向かわせる。


制作年/2017
内容時間/127分

監督/熊切和嘉
原作/藤沢周
脚本/高田亮
撮影/近藤龍人
音楽/池永正二

(CAST)
矢田部研吾/綾野剛
羽田融/村上虹郎
カズノ/前田敦子
羽田希美/片岡礼子
大野三津子/風吹ジュン
矢田部将造/小林薫
光邑雪峯/柄本明


綾野剛さんが出演していたので観ましが
村上虹郎さんとの鬼気迫るシーンが凄すぎ!

過去のトラウマに苦しむ2人
綾野さん演じる研吾と村上さん演じる融が出会ったことで
その苦しみに正面から向き合うことになる
トラウマを乗り越えるための儀式が剣道だったのか
見ていて息苦しくなるほど暗く重い物語でした

前田敦子さんが主人公の彼女役で出演
『モヒカン故郷へ帰る』を観たばかりなので
似たような役柄で出演していましたが
その微妙な演じ分けは流石でした

綾野剛さん演じる研吾をも凌駕した
光邑雪峯和尚役の柄本明さん
(柄本さんも『モヒカン故郷に帰るに』に出演してました)
光邑は容赦ない厳しさで2人に向き合い
でも安定した存在感で2人を受け入れる
その光邑の存在が研吾や融の危うさを浄化し
2人が心の闇を乗り越えることが出来たのでは!?
暗い中に一筋の明かりを灯せたようなラストでした

柄本明さんや綾野剛さんも凄かったけど
研吾の父・将造役の小林薫さんもホント凄かった
役者陣のあまりの濃さに観た後どっと疲れが!?


[PR] スポンサーリンク
お名前.com

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

[PR] スポンサーリンク
お名前.com