I’m off to …

「意味」...に出かけます。...に行ってきます。

※今日の英語,「今いる場所から離れて,ある所へ向かう」,という意味で使います.例文をいくつか挙げておきますが,和訳はその時の状況によって違ってきます.

また,to ...の無い,I'm off.だけの場合もありますが,この場合も,状況によって,「行ってきます」という訳になったり,「さようなら」,「それでは失礼します」といった訳になったりします.

「英会話例文1」
I'm off to work.「仕事に出かけます」 ※「仕事を休みます」ではありません.

「英会話例文2」
I'm off to lunch.「昼食に行ってきます」

「英会話例文3」
I'm off to bed. 「もう寝ます」 ※今いる場所から離れて,寝室に移動する,という意味です.

Truth is stranger than fiction.; Fact is stranger than fiction.

「意味」事実は小説よりも奇なり。

※今日の英語,現実の出来事が小説のような創作物より奇妙なことがある,という意味です.1800年代のLord Byronの詩「Don Juan」の一節に由来します.

「英会話例文」
Truth is stranger than fiction, but it is because Fiction is obliged to stick to the possibilities; Truth isn’t. 「事実は小説よりも奇なり。なぜなら、フィクションは起こりうることに余儀なく固執しているのに対して、真実はそうではないからだ。」

※例文はMark Twainの言葉です.be obliged to ~は「余儀なく~する」,「~する義務がある」,「~しなければならない」といった意味です.

It’ll be worth it.

「意味」それだけの価値はあるでしょう.それをする価値はあるでしょう。

※今日の英語,itが2つ入っていて変な感じがするかもしれないのですが,主語のIt(それ)は,その価値がある(それだけの価値がある)といった意味合いです.

Itがこれからしようとすることを指す場合は,「それをやってみる価値はある」といった意味になります.

「英会話例文」
We know it's hard, but it'll be worth it. 「それが厳しいのは分かっているけど,やってみる価値はあるでしょう。」

There must be a catch.

「意味」何か問題があるにちがいない。何か裏があるはずだ。

※今日に英語,話が良すぎる場合に,きっと何か隠れた問題点や欠点があるはずだ,と思ったときに使うフレーズです.

このフレーズのcatchは名詞で,隠れた問題点や欠点,落とし穴の意味です.

「英会話例文」
It sounds too good to be true. There must be a catch.「それは話がうま過ぎるように聞こえます。何か問題があるにちがいない。」

※too good to be trueは「話がうま過ぎる」、「話ができ過ぎている」といった意味です.

How could you say that?

「意味」どうしてそんなことを言うんだ。そんなことがよく言えるな。

※今日の英語、相手の発言をとがめる場合に使います。

「英語例文」
A: You are a liar. 「A: 君は嘘つきだ。」
B: How could you say that?「B:どうしてそんなことを言うんだよ。」

a dime a dozen

「意味」安っぽいもの。ありふれたもの。どこにでもいるような人。価値のない人。

※今日の英語、1ダース(a dozen)を10セント硬貨(dime)で買えるぐらい安っぽいありふれた物,という意味ですが,人に対しても使います.

「英語例文」
This is a dime a dozen and can be found anywhere. 「これは安っぽいもので,どこでも見つけることができる。」

It’s a whole new ballgame.; It’s a whole new ball game.

「意味」それは(今までと違う)全く新しい状況だ。それは全く別の話だ。

※今日の英語、ballgameは二つの単語に分けてball gameと書くこともありますが,野球などの「球技」のことで,口語では「状況」や「事態」の意味でも使います.

whole new ballgameは「全く新しい状況」です.newをdifferentに置き換えたwhole different ballgame「これまでと全く異なる状況」もよく使いますが,newの場合の方が使用頻度は高いです.

「英語例文」
It's a whole new ballgame. We have to change our strategy entirely. 「それは今までと違う全く新しい状況だ。戦略を完全に変える必要がある。」

I’m doing fine.

「意味」私は元気にやっています。

※今日の英語ですが,このfineは「とても良く」,「問題なく」といった意味の副詞なので,I'm doing fine.は生活や仕事などをとても良くやっている,というような意味です.

それに対して,I'm fine.の場合のfineは「元気な」,「良い」といった意味の形容詞なので,I'm fine.はそういう状態にあることを表します.

I'm doing fine.とI'm fine.にはこういった違いはあるものの,実際に使うときは違いを厳格に意識する必要はなく,違いは無視できるほどです.

以下の例文のように現在進行形のHow are you doing?と質問されたら,現在進行形で答えるのが文法的には正しいですが,実際には現在進行形で答えないケースもよくあります.

「英会話例文」
A: How are you doing? 「A: 元気になってますか?」
B: I'm doing fine.「B:私は元気にやっていますよ。」

It takes my breath away.

「意味」それは私をはっとさせます。それは私の息をのませる。

※今日の英語ですが,息(breath)を取り除く(take away)ということで,驚いて息が止まってしまう(いわゆる,息をのむ)ような状況を指します.

ちなみに,take a breath inは「息を吸う」,take a breath outは「息を吐く」です.一回分の息を吸う,吐く,なので,breathに冠詞のaが付いています.

「英会話例文」
It's so beautiful and awesome. It takes my breath away.「それはとても美しくて素晴らしい。私の息をのませる。」

The sad truth is that ….

「意味」悲しいことに...なのです。残念ながら...です。

※今日の英語,悲しい(あるいは,残念な)現実や真実を話さないといけないときに使います.

けっこうよく使います.

「英会話例文」
The sad truth is that we can't do anything about it.「悲しいことに、私たちはそれについて何もできないのです。」