I’ll walk you through …

「意味」...を順を追って説明しましょう。...を(説明のために)一緒にやってみましょう。

※今日の英語,とてもよく使われる定番表現です。

walkという単語が入っていますが,「歩く」という意味合いはありません。手順や操作方法,資料などを最初から順に説明するときに使います。

「相手と一緒にゴールまで歩いてあげるような」イメージで,丁寧・親切な印象を相手に与えます。

「英語例文」
I’ll walk you through the plan.「その計画を順を追って説明しましょう。」

cut someone some slack

「意味」人に厳しくしない。人を大目に見る。人に手加減する。

※今日の英語, けっこうよく使われる口語表現です。

slackは「(ロープなどの)緩み」,「たるみ」などの意味で,cut someone some slackは「人に緩みを与える」というような意味合いです。

「英語例文」
Cut him some slack — he’s new here.「大目に見てやれよ。彼はここでは新人なんだから。」

stand on one’s own two feet; stand on one’s own feet

「意味」自立する。一本立ちする

※今日の英語,よく使います。

直訳は「自分の2本の足で立つ」ですが,そこから「誰にも頼らず自立する(特に経済的に)」という意味で使います。

「英語例文」
It's time for you to leave home and stand on your own two feet. 「あなたは家を出て、自立すべき時だ。」

Sir?

「意味」何とおっしゃいました?もう一度,言っていただけますか?あの、すみません。

※今日の英語,目下の者が目上の男性に対して使いますが,一般的な日常会話ではあまり使いません。

相手の言ったことが分からなかった場合や相手を呼び止める場合に使うことが多いです.

Sir?は相手が男性の場合で,女性の場合はMa’am?という言い方がありますが,使用頻度は低いです。性別がよく分からない場合は,Sorry?やPardon?を使うのが無難です。

「英会話例文」
Customer: I’d like to return this item.「客:これを返品したいのですが。」
Clerk: Sir?「店員:何とおっしゃいました?」
Customer: I want to return this.「客:返品したいんです。」

on the fly

「意味」即興で。その場で。急いで。状況に合わせて即座に。

※今日の英語,かなりよく使う表現です。日常会話でもビジネスでも耳にする頻度が高く、カジュアル寄りの言い回しです。

語源としては、野球でボールが地面に落ちる前に(つまり、空中で飛んでいる間に)捕球するという行為に由来するなど、諸説あるようです。

「英語例文」
We had to make some changes on the fly.「私たちはその場でいくつか変更しなければなりませんでした。」

pump someone for information

「意味」人から情報を(うまく,あるいは,しつこく)聞き出す。人から根掘り葉掘り聞き出す。

※今日の英語,そこそこは使います。

informationの部分はdetails(詳細),gossip(うわさ),など他に置き換えて使えます。

「英語例文」
He kept trying to pump me for information about the project.「彼は私からそのプロジェクトの情報をしつこく聞き出そうとしつづけた。」

play it by ear

「意味」様子を見て判断する。状況を見てその場で判断する。臨機応変に対応する。

※今日の英語,ビジネスでも日常会話でもとてもよく使われる表現です。

語源は、「楽譜なしで,耳で覚えたメロディーを頼りに演奏する」という音楽の表現に由来します。「楽譜なしで」ということから「決まった計画がない」というイメージで,状況に合わせて即興的に行うという比喩的な意味で使われています。

「英会話例文」
We don’t have a fixed plan — we’ll play it by ear.「私たちには決まった計画がありません。様子を見て判断していきます。」

deep pockets

「意味」豊富な財源。豊富な資金力。

※今日の英語、よく使います。

直訳すると「深いポケット」ですが、ポケットが深い→底なしにお金が入っている、という意味になります。

通常、単数形ではなく複数形の "deep pockets" として使われます。

have deep pocketsやwith deep pocketsの形で使うことが多いです。

「英語例文」
We need an investor with deep pockets to expand our business.「我々が事業を拡大するには、豊富な資金力のある投資家が必要だ。」

no less than …

「意味」...ほども(多くの)。...も(の多くの)。

※今日の英語、よく使います。特に書き言葉や少し強調したいときによく見られる表現です。

直訳すると「...より少なくない」ですが、数や量が予想以上に多いことを強調する意味合いで使います。

逆にno more than ...は「たったの...」「...しかない」といった,予想より少ないことを強調する意味合いで使います。

「英語例文」
I paid no less than 100 dollars.「100ドルも払ったんだぞ!」

Cleanliness is next to godliness.

「意味」清潔は信心に次ぐ美徳である。

※今日の英語,よく知られた英語のことわざで,少し古風 または教訓的な響きがあります。

日常会話での使用頻度は高くはありませんが,ユーモアを込めた会話などで使われることがよくあります。

「英語例文」
Come on, guys — cleanliness is next to godliness. Let’s tidy up before the meeting.「みんな〜、清潔は信心に次ぐ美徳だって言うでしょ。会議前に片付けよう。」