Mind your p’s and q’s.; Watch your p’s and q’s.

「意味」礼儀(マナー)に気を付けなさい。言動に気を付けなさい。

※今日の英語,ちょっと古臭い言い方で,使用頻度は高くはないです.

「pとqは見た目が似ているので,間違えないように気を付けなさい」に由来するという説や,「p(please)とq(thank you)を忘れないように,マナーに気を付けなさい」という説,そしてそれ以外にも諸説があるようです.

「英会話例文」
You'll have to mind your p's and q's when you meet her mother.「あなたが彼女の母親に会うときは言動に気を付けないといけないでしょう。」

※例文のように,命令文以外の文中に組み込んで使う場合もあります.

It is so last century.; It is so 20th century.; It is so 1999.

「意味」それはまるで前世紀のようだ。

※今日の英語,物事がまるで昔のようだと言いたい時に使います.

いろいろなバリエーションがありますが,使用頻度は高くはないです.

「英会話例文」
The carrot-and-stick approach is so last century.「そのあめとむちの手法はまるで前世紀のようだ。」

※carrot-and-stick approachは「アメとむちを用いた手法」のことです.

heart-pounding

「意味」心臓がドキドキするような。

※今日の英語,けっこう使います.

poundは「激しく打つ」,「激しく鼓動する」などの意味です.

「~が人の心臓をドキドキさせる」と言いたい場合は,以下の言い方をします.

make someone's heart pound

「英語例文」
It's a heart-pounding experience.「それは心臓がドキドキするような体験だ。」

What does your schedule look like.; What your schedule look like.

「意味」あなたの予定はどんな感じですか?

※今日の英語,会議や面会などの日時を決めるために,相手の予定を訊くのに使います.

doesを省略したWhat your schedule look like.は文法上は正しくないのですが,会話では使います.

「英会話例文」
A: What does your schedule look like today? Do you have any meetings?「A:今日のあなたの予定はどんな感じですか?何か会議は入ってますか?」
B: No.「B:いいえ。」

How are things?

「意味」どんな状況ですか?うまくいってますか?調子はどう?

※今日の英語,How are things going?(「調子はどうですか?」,「どんな状況ですか?」)やHow are things at work?(「仕事はどんな状況ですか?」)は以前紹介しましたが,How are things?だけでも使います.

また,以下のように,with ...やin ...が後に続く場合もあります.

How are things with you?「調子はどう?」
※How are you?と同様の意味です.

How are things in Tokyo?「東京の状況はどうですか?」

「英会話例文」
A: How are things?「A:どんな状況ですか?」
B: Good. 「B:うまくいってるよ.」

It varies from place to place.; It’s different from place to place.

「意味」それは場所によって変わる。それは場所によって異なる。

※今日の英語,けっこう使う英語表現です。

主語は他にかえて使うことができます。

from place to placeの部分は、以下のようにfrom season to seasonやfrom region to region、from nation to nationなどにかえて使うことができます。

It varies from season to season.; It's different from season to season.「それは季節によって異なる。」

It varies from region to region.; It's different from region to region.「それは地域によって異なる。」

It varies from nation to nation.; It's different from nation to nation.「それは国によって異なります。」

「英語例文」
Britain's climate varies from place to place and from season to season.「英国の気候は場所によっても季節によっても異なります。」

bang for the buck; bang for one’s buck

「意味」支出に見合う価値。費用に見合う価値。努力に見合う見返り。

※今日の英語,buckは1ドルやお金の意味です.以下のように,比較級や最上級の形容詞を付けて使うことがよくあります.

more bang for the buck; more bang for one's buck;
bigger bang for the buck; bigger bang for one's buck
「支出(費用)以上の価値」※お買い得ということですね.

most bang for the buck; most bang for one's buck;
best bang for the buck; best bang for one's buck;
biggest bang for the buck; biggest bang for one's buck
「支出(費用)に見合うの最高の価値」※最高のお買い得ということですね.広告などでよく見かける英語表現です.

「英語例文」
This app will help you get the best bang for your buck.「このアプリはあなたの支出に見合う最高の価値を得るのに役立つでしょう。」

voila

「意味」じゃじゃーん。ほら。ほら,出来上がり。

※今日の英語,自分の成功や満足などを相手に伝えるために,相手の注意を引くのに使います.よくあるのは,何かが完成してそれを披露するような場合です.

以下のようにandを付けて使ったりします.
...and voila.「...をやって,そしてほら出来上がり。」

元々はフランス語ですが,英語でも使います.発音は[vwalá]です.

「英語例文」
Place a ball in the middle, and voila.「真ん中にボールを置いて,ほら出来上がり。」

It’s on my mind.

「意味」それは気になっています。

※今日の英語,けっこう使えるフレーズだと思います。

以下のように現在完了形で使う場合もよくあります。
It's been on my mind.「それはずっと気になっていたんだ。」

主語は他にかえて使うことができます。たとえば、

He's on my mind.「彼のことは気になっています。」

「英語例文」
It's on my mind but it's no big thing.「それは気になっていますが、それは大したことではありません。」

bite off more than you can chew

「意味」手に負えないことを請け負う。自分の能力を超えることをしようとする。

※今日の英語,直訳では「口の中でかめる(chew)以上のものをかじり取る(bite off)」ですが,上記の意味で使います.

以下の例文のように,否定の命令文でよく使います.

「英語例文」
Be aware of your limitations and don't bite off more than you can chew.「自分の限界に気を付け、手に負えないことを請け負わないで。」