ルネが解放された

2月4日(火)


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 今朝は今冬一番の寒さではなかっただろうか。屋根の下の温度計は-1℃を指していた。元々が寒さが苦手ではある。年を取ってそれが更に増してきたように思える。こういう時には無理をせずにのんびりと過ごすことにしよう。このクリスマスローズはもうすぐにでも咲きそうだ。


 現在、我が家には3匹の猫がいる。全てが迷い込んできた保護猫たちだ。昨年の10月の末に2匹の野良猫が庭に迷い込んで住み着いた。毎日来る近所の大きい猫に追い掛け回されて逃げていた。冬を迎えるにあたって可哀そうになり餌を与えた。それが間違いだった。黒猫は雄だったが三毛猫は雌だった。我が家で子猫でも生んで更に増えても困るので去勢と避妊手術を受けさせることにした。


 黒猫は直ぐに懐いたので12月に手術を受けた。だが三毛猫は中々懐かなかった。近寄るとしゃぁでは無いがハァと威嚇する。12月の初めに物置に入れて飼い出した。それから2か月、何とか私に慣れてきた。2週間前の火曜日に避妊手術を受けた。そして傷口を守る為にエリザベスウエアを着せられていた。


 それから2週間が経ったので今日は動物病院へ行った。抜糸をして血液検査をしてもらった。結果は白血病なども無く良好とのことだった。ワクチンを接種して帰った。黒猫のノワールと違い、三毛猫のルネは大人しい猫だ。性格も姿かたちもオーガニーに似ている。病院では震えていた。


 帰宅しても隅の陰に隠れていたが夕方には落ち着いてきた。やっとリラックスしてきたようだ。


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 黒猫のノワールはフーテンの寅さんのようだ。中々家の中には収まり切れないところがある。家の中をめちゃくちゃにする。だから今は裏の物置に入れている。外を自由に歩き回れる今の方が良いのではと思っている。気が向いたら家の中に入ってくる。イチョウの木で爪とぎをしている。


 外に出るんだったら爪を切れないなあ。近所の大きなタマに追っかけられたら逃げ出せないからな。彼の特徴はすばっしこさとジャンプ力だ。そしてやたら愛想が良く、よくしゃべる。今日は何処に修行に行ったのか夕方まで姿は無かった。


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 オーガニーは5歳を過ぎてからは日中でも良く寝るようになった。マイペースで大人しい。若造の1歳にもならないノワールに追っかけられて逃げるんだから・・・・・・・。


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「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」


「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」


「まずは前作の『この世界の片隅に』という映画がある。
今回の『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』という映画は、
また新しい映画だというつもりでつくりました」

第32回東京国際映画祭であった特別先行上映試写会
舞台あいさつに立った片渕須直監督は
今回の作品が、前作の単なる長尺版ではない
「新作」であることを強調した。





日本が戦争のただ中にあった昭和19年、
広島県・呉に嫁いだすずは、夫・周作とその家族に囲まれ、
新たな生活を始める。
戦況の悪化に伴い生活も困窮していくが、
すずは工夫を重ねて日々の暮らしを紡いでいく。
そんなある日、迷い込んだ遊郭でリンという女性と出会ったすずは、
境遇は異なるものの、呉ではじめて出会った
同世代の女性であるリンと心を通わせていくが……。



製作年/2019年
内容時間/168分

監督/片渕須直
プロデューサー/真木太郎
原作/こうの史代
脚本/片渕須直
画面構成/浦谷千恵
企画/丸山正雄
作画監督/松原秀典
キャラクターデザイン/松原秀典
音楽/コトリンゴ
監督補/浦谷千恵
美術監督/林孝輔


(声の出演)
北條すず/のん
北條周作/細谷佳正
北條円太郎/牛山茂
北條サン/新谷真
黒村晴美/稲葉菜月
黒村径子/尾身美詞
水原哲/小野大輔
浦野すみ/潘めぐみ
浦野キセノ/津田真澄
浦野十郎/小山剛志
浦野要一/大森夏向
森田イト/京田尚子
白木リン/岩井七世
テルちゃん/花澤香菜


2016年公開の「この世界の片隅に」も観ました
なので本作はデレクターズカット版?と思い観に行きましたが
観た印象が前作とはまるで深さが違うように感じました
2016年版ももちろん素晴らしい作品でしたが
登場人物の心情表現は39分追加された以上に深く伝わり
前作でさらりと受け流していたシーンが
実は複雑な心情を描いていたのだと
まったく別の映画を観たような気持ちになりました

「この世界の片隅に」→2017年2月にUP

2016年版を観た帰りは涙が溢れて止まらなかったのですが
今回は作品を観た後の衝撃は前作ほどではなかったです
内容をすでに知っているから当たり前ですけど^^;
でもすずさんの揺れ動く心情
径子さんのやるせない哀しみ
リンさんのあきらめることで得ただろう明るさ
新キャラの儚くけなげな少女テルちゃん
前作では見えなかった登場人物の葛藤が
本作ではしっかりと描かれ前作よりリアルに感じました

「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」は
繰り返し見たい!そう思わせてくれる作品ですね
内容、映像はもちろんのこと音楽も素晴らしく
今度はコトリンゴさんの音楽(歌)をじっくり聴きたい
でも劇場上映が終わってしまうので無理・・・(残念)
DVD&TV放送を待ちましょう!
本作ではコトリンゴさんの曲増えてるよ~♡


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