cashとcache

cash [‘kash]は「現金」、cache [‘kash]は「隠し場所」です。
綴りの違いは、現金の方は’sh’で終わり、隠し場所の方は’che’で終わることです。

cashとcache

それでは覚え方です。現金の方の’sh’は、シューと読めることから「姑(しゅうとめ)」とし、隠し場所の’che’の方はシーヘーと読めることから「紙幣」とします。
そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:突然「現金」 足りないと 紙幣「隠し」を 疑われ

嫁姑の問題は、永遠のテーマですね。今日は、ダメ押しでこんなイラストを描いてみました。

cashとcache2

しかし、このお母さま、キツイ~。(^_^;
言葉では「隠してない?」ですが、言外(げんがい)に「盗んでない?」といっていますね。

ちなみにcacheは、コンピューターの世界においては、データの読み書きがきわめて速い小容量メモリーの意味で使われます。
ここには、ごく最近呼び出されたデータのコピーや、頻繁(ひんぱん)に使われるデータなどが入っています。
この仕組みがあることで、コンピューターの処理時間を大幅に短縮できるのです。
このcacheは、cache memoryとも呼ばれます。

最後に、双方の英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

They give a 10% discount for cash.
(現金で買うと 10% 引いてもらえる)
Police found a cache of stolen cars in the woods.
(警察は、森の中に盗難車の隠し場所をみつけた)
When, after the HDD has been replaced, there is inconvenience in using this cache memory as a cache for the data to be recorded, the cache memory is used only as a cache for the data to be reproduced.
(HDDの交換があった際に、記録データのキャッシュとして用いては不具合がある場合には、再生データのキャッシュとしてのみ使用する)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする