gensan一覧


angryとuglyとagree

angryは「怒っている」、uglyは「醜(みにく)い」、agreeは「同意(どうい)する」です。
綴りの違いは、3単語に共通しているのは’g’だけで、一見それほど似ているようには見えないのですが、語尾がそれぞれ”ry(リー)”、”ly(リー)”、”ree(リー)”と、同じような発音になっているため、混乱しがちです。

視覚的には、angryは平板(へいばん)なところ、uglyは真ん中の’l’が上に突き出ているところ、agreeは右側に’e’が2つ並んでいるところが特徴となっています。まずは、この点を頭に入れてください。

angryとuglyとagree

それでは覚え方です。
angryは、左端にいるa君が、体を大きくして威嚇(いかく)するように、友達のn君、g君、r君、y君に怒っているところを想像してください。
uglyは、’l’を棒と考え、その棒が突然「グリッ!(-gly)」と伸び、そこへ「ポンッ!」と飛び出したブス子ちゃんの目が乗ったところを想像してください。
agreeは、右側にいるe君2人が、「いい! いい!」と何かを見てうなずいているさまを想像してください。

angryとuglyとagree2

a君、体を大きくしてスゴく怒っていますね。
でも、a君の怒(いか)りの原因に、友達たちはまったく心当たりがなく、困惑(こんわく)しているようです。エ?(? . ?)ナンデ怒ッテ ルノ?
ホント、何で怒っているのでしょうね。私など、(゚o゜)? 「はあっ?」と、口を”あんぐり”開けるばかりです。(苦笑)

一方、ブス子ちゃんですが、「うぐっ!(ug-)」自分で描いておいていうのもなんですが、これは強烈(きょうれつ)ですね。【><】
でも、彼女は痛がっておらず、それほど驚いている様子もないので、これでよしとします。(いいのかい!)

他方、ee君が「いい! いい!」とうなずいています。
‘ee’は、このサイトでたまに登場する、「ほんとにいい」と読むお約束の綴りですね(^^)。詳しくは「meatとmeet」をご参照ください。
それにしても、2人とも、一体何を見てうなずいているのでしょうか?
それは私にも分かりません。(爆)
が、2人はテレビを観(み)ているようなので、誰か素敵な人物が出ているのかも知れませんね。たとえば…、「阿久里姫(あぐりひめ)」とか「アグリッサ」とか。(^^)
ン?(?_?)アグリッサは、機動戦士ガンダム00に登場するモビルアーマーなので、「人物」ではありませんね。(爆)

最後に、これらの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

I got angry.
(私は怒った)
Don’t get angry.
(腹を立てるな)
I was angry at what she said.
(私は、彼女の言葉に腹を立てた)
She has an ugly face.
(彼女は醜い顔をしている)
Do you know the story of “The Ugly Duckling”?
(『醜いアヒルの子』のお話を知っていますか?)
Takeshi has an ugly tongue.
(タケシは毒舌だ)
I agree.
(同感です[そう思います])
I don’t agree.
(そうは思いません)
I agree to his plan.
(私は、彼の計画に賛成です)


badとbud

bad [ˈbad]は「悪い」、bud [ˈbəd]は「つぼみ」です。
綴りの違いは、「悪い」の方は真ん中の文字が’a’、「つぼみ」の方は同じく真ん中の文字が’u’です。

badとbud_1

それでは覚え方です。
badの方にある’a’は、アと読めるので、「愛犬(aいけん)」とします。
budの’u’はウと読めるので、「歌う(uたう)」とします。

そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:愛犬が「悪い」! 「つぼみ」

これだけではイメージしにくいかと思いますので、今日は以下のようなイラストを描いてみました。

badとbud_2

ある日、白昼堂々(はくちゅうどうどう)と、泥棒(どろぼう)が定吉(さだきち)ジイさんの家に侵入(しんにゅう)しようとしていると、そこへたまたま通りかかった犬のコロ君が、牙(きば)をむいて飛びかかり、泥棒の右腕にかみつきました。

「痛い! た、助けてくれ~!」

その断末魔(だんまつま)の叫び声に、パチリと目が覚めた定吉ジイさんが、玄関に現われます。

「どうしました!」

泥棒は、コロに引きちぎられた右そでを指し示すと、いいました。

「お宅の愛犬が、オレの腕に噛(か)みついてな、あげくはこうしてそでを引きちぎったんだよ。 まことに悪い犬だ! どうしてくれるんだよ、一体!」

定吉ジイさんは、泥棒の負傷(ふしょう)した右腕を見るといいました。

「どうも申しわけない。応急手当をしたいので、ちょっと家に上がっておくんなさんな」

チャンチャン!

え? このあと、どうなったかですって?

傷の手当を受けている間に、この泥棒はコロに携帯電話で110番通報されました。
そして、手当てが終わって、定吉ジイさんと2人で暢気(のんき)にお茶を飲んでいるところへ、現われた警官にガチャリ!と手錠(てじょう)をかけられてしまったのでした。

何だかんだいって、この泥棒にとっては、自分の腕を噛んだ犬の存在をコロッと忘れてしまっていたことが、運のつきでした。【><】

ね、そうですよね、神田さん。(( (゚_゚ )
って、誰だいそれは。(爆)

一方、野原でたくさんの花を咲かせている草がありました。
耳を澄(す)ますと、その草のどこからか、爽(さわ)やかな乙女(おとめ)の歌声が聞こえてきます。

声の出所を辿(たど)ってみると、なんとそれは、つぼみからでした。

♪もうすぐ咲くわ~
♪花も恥(は)じらう 私はつぼみ~
♪太陽も~ 雷(かみなり)さまも~ 祝福(しゅくふく)してくれる 私のこと~
♪でもごめんなさい~ 私は雷さまは大嫌い~
♪だって~ 恐いんですもの~

花も恥じらう、の意味が良く分かりませんが(爆)、おそらく枕詞(まくらことば)なのでしょう。
枕詞といっても、別に枕に言葉が書いてあるわけではありません(念のため)。

しかし、彼女たちの声は、透(す)き通ったハイトーンで、本当に癒される歌声です。(^^)

皆さんも、耳を澄(す)ましてみてください。
ひょっとしたら、素敵な歌声が聞こえるかも知れません。(^J^)

ところで皆さん、一口に草といっても、いろいろな種類があります。
その中には、食べると楽しいのですが、通学中に食べたりすると、時として親や先生に叱(しか)られてしまうものがあります。

さて、それは一体何という草でしょうか?

はい。答えは「道草(みちくさ)」でした。(^^)

最後に、この2つの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

She has bad eyes.
(彼女は、目が悪い)
He has a bad heart.
(心の悪い奴だ)
The taste is bad.
(ひどい味だ)
The flowers are still in bud.
(花はまだつぼみだ)
The trees are beginning to bud.
(木々は芽を出し始めた)
The plot was nipped in the bud.
(陰謀(いんぼう)は、つぼみのうちに摘み取られた)


concessionとconcussion

concession [kən-ˈse-shən]は「譲歩(じょうほ)」、concussion [kən-ˈkə-shən]は「脳震盪(のうしんとう)」です。
綴りの違いは、「譲歩」の方は真ん中の部分がe’で、「脳震盪」の方は’u’です(その他の綴りは同じ)。

concessionとconcussion

それでは覚え方です。
concessionの方は、e君がI(アイ)さんのために道を譲(ゆず)っているところを想像してください。
concussionの方は、部屋に焚(た)かれた蚊取り線香の香りにクラッときた哀れな蚊君が、テーブルの上に置かれたコップの中に落ち、脳天(のうてん)を強く打ったところをイメージしてください。

concessionとconcussion2

e君、レディー・ファーストとは良い心掛けですね。(^^)
Iさんも、e君が道を譲ってくれたことを、当たり前だと思っていず、「ありがとう」と、きちんと感謝の気持ちを表わしています。謙虚(けんきょ)ですね。

蚊君の方は、今まで散々深夜に、寝ている人たちの枕元で不快(ふかい)なモスキート音を出しまくり、安眠(あんみん)を妨害(ぼうがい)してきたので、天罰(てんばつ)が下ったのかも知れません。(゚O゚;

ところでよく、蚊って好きな血液型(けつえきがた)があるとかないとか言われますが、実際のところどうなのでしょうか?

結論だけを書けば、蚊は、

「おうっ! モウ、スキー!(もう、好きー!)」と

O型の血を求めて刺してくるようです。(爆)
さすが、「モスキートー」ですね(意味不明)。

なお、この話題に関しては、以前私の別ブログの方でリサーチしています。
詳しくお知りになりたい方は、以下の記事をお読みになってみてください。(^^)

蚊に刺されやすい血液型はある? | Super源さんの雑学事典

最後に、これらの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

I will make some concessions on my part.
(私の方でも多少は譲歩する)
“Well, that’s my first concession.”
(「さて、それが最初の譲歩だ」)
They interpreted my silence as concession.
(彼らは、私の沈黙を譲歩の意に解した)
The next day he was diagnosed a concussion.
(次の日、彼は脳震盪と診断された)
The boxer received a blow to the head and suffered concussion.
(そのボクサーは頭を強打され、 脳震盪を起こした)
In cases of ordinary concussion of the brain, days may elapse during which no experience is registered in consciousness.
(通常の脳震盪の場合、いかなる経験も意識に残らないうちに数日が過ぎることもある)


leatherとlaser

leather [ˈla-thər]は「なめし革」、laser [ˈlā-zər]は「レーザー光線」です。
綴りの違いは、「なめし革」の方には’e’と’th’があり、「レーザー光線」の方には’s’があることです(その他の綴りは同じ)。

leatherとlaser

それでは覚え方です。
leatherは、’レ・ア・ザ・ル’と読めるので、「レア猿(珍しい猿、=a rare monkey)」とします。
laserは、’ラ・セ・ル’と読めるので、「ラッセル車(除雪車、=snowplow)」とします。

そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:レア猿は「革」をなめし、 ラッセル車は「レーザー」ディスクに感動!

これだけではイメージしにくいかと思いますので、今日は以下のようなイラストを描いてみました。

leatherとlaser2

このレア猿は、過日テレビやラジオで大々的に放送されて話題になった、革をなめすことができるという触れこみのお猿のナメちゃんです。

が、どう見ても、革をなめているようにしか見えませんね。(爆)

一方のラッセル車君は、自分の仕事を忘れて、美しいレーザーディスクにただただ感動していますね

「人生は感動するためにある」というのが、彼の哲学(てつがく)であり、美学(びがく)でもあるようです。

ただのラッセル車なのに、なかなか深い考えをもっているようです。
ナメてはいけませんね。(笑)

最後に、この2つの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

Her coat is leather.
(彼女のコートは皮製です)
This bag is made of leather.
(このバッグは、革製です)
(There is) nothing like leather.
(革に勝るものはない;自分のものに及ぶものはない;手前みそ)
It was a harmonic laser beam generator.
(それは、高周波レーザー発生装置であった)
The semiconductor laser oscillator emits a beam of laser.
(その半導体レーザー発振器は、レーザービームを出射する)
As the energy beam, the laser beam is most suitable.
(エネルギー線としては、レーザー光が好適である)


sawとsewとsow

saw [ˈso]は「のこぎり」、sew [ˈso]は「縫(ぬ)う」、sow [ˈso]は「種をまく」です。
綴りの違いは、「のこぎり」はまん中の文字が’a’、「縫う」は’e’、「種をまく」は’o’です。

sawとsewとsow

それでは覚え方です。
sawは、2匹のアリが、A型をしたのこぎりで、ギーコ!ギーコ!と丸太を切っているところとします。
sewは、e君が人が履(は)いている靴下をe型に縫っているところ、そしてsowは、O君が花壇(かだん)に種をまいているところとします。

sawとsewとsow2

丸太を切っているのは、向かって左側がこのサイトに時おり登場するアリ男君、同じく向かって右側がアリ男君の友達のアレ男君です。
大事な名前なので、彼らの顔と名前をしっかり覚えておきましょう。
テストに出るよ(ウソです)。

アリが丸太を切るなんてアリ(有り)得るのかと思いますが、(爆) 見ていると、大量の切り子を吐き出しながら、アレよアレよという間に、のこぎりが丸太に食い込んでいきます。おお!(゚o゚)
というより、アりさんたち、体よりもはるかに大きくて重そうなこの変わった形ののこぎりを、何の苦もなく使っていますね。
実は、アリって力持ちなんです。
アリは、プロレスの選手のように全身が筋肉の塊で、体重を勘案(かんあん)すれば、カブトムシよりも力持ちなのです。

一方、e君が、靴下のほころびを直しています。
e君は、針仕事が得意で、このように、人が履(は)いている状態でもしっかりと修繕(しゅうぜん)することができます。
が、今日はちょっと手元が狂って、足も一緒に縫ってしまったようです。【><】

他方、O君は園芸(えんげい)が趣味で、今日は花壇に花の種をまいています。
「早く芽をだあせ~」と、歌うようにまいていますね。
O君のこの気持ちが通じて、早く芽が出て、花壇いっぱいに素敵な花を咲かせてくれるといいですね。(^^)
えっ、この花の名前ですか? 袋には「花の種」としか書かれていませんが、種を見ると、Oきな(大きな)花を咲かせるひまわりのようです。(^^)

さて、sawには「のこぎり」のほかにもうひとつ意味があります。
いくばくかの人生の真実が含まれていると考えられている短い言葉、すなわち「ことわざ」です。
それと、動詞”see”の過去形も同じく”saw”なので、混乱しないようにしましょう。
そのためには、こんな文章をつくって暗記しておくと良いでしょう。

Nokko saw the saw there.
(のっこは、そこでのこぎりを見た)

のっこというと、何か外国人の名前のようですが、日本では「信子(のぶこ)」「典子(のりこ)」などのあだ名ですね。
上の文章を、すらすらといえるようになるまで、何度も繰り返し読んでみてくださいね。(^^)

sewは、「縫う」「縫いつける」という意味の単語です。
「ドレスを縫う」といいたければ「sew a dress」、「ブラウスにボタンをつける」といいたければ「sew a button on a blouse」、「2枚の布を縫い合わせる」といいたければ「sew two pieces together」です。

sowは、「種をまく」という意味ですが、日本語と同じように、「災(わざわ)いの種をまく、誘発(ゆうはつ)する」といった意味でも使うことができます。
sow the hatredといえば、「憎しみの種をまく」、sow discordといえば、「不和の原因をつくる」、sow the seeds of doubtといえば、「疑いの種をまく」という意味になります。

最後に、これらの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

Ants are cutting through the wood with a saw.
(アリたちは、のこぎりで木を切っている)
His bankruptcy reminded me the old saw about being careful what you wish for.
(彼の破産は、物事は慎重に考えなさいという古いことわざを思い出させた)
She sewed a cute dress on a machine.
(彼女は、かわいいドレスをミシンで縫った)
She sewed up the hole in his pants.
(彼女は、彼のズボンの穴を修繕した)
I sowed lettuce in the garden.
(私は、レタスの種をまいた)
As a man sows, so shall he reap.
(まいた種は刈り取らなければならない;因果応報、自業自得)


farmとfirm

farm [ˈfärm]は「農場(のうじょう)」、firm [ˈfərm]は「会社」です。
綴りの違いは、「農場」の方は左から2番目の文字が’a’、「会社」の方は同じく左から2番目の文字が’i’です。

farmとfirm

それでは覚え方です。
farmの方にある’a’は、アと読めるので、「朝(aさ)」とします。
firmの’i’はイと読めるので、「いい(iい)」とします。

そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:の「農場」、 い「会社」

これだけではイメージしにくいかと思いますので、今日は以下のようなイラストを描いてみました。

farmとfirm2

チカちゃんは今、家族といっしょに北海道にある「浅野農場」というところに来ています。
今朝は、早く目が覚めたので、1人こうして散歩に出てきました。
北海道は都会と違って空もきれいで空気もおいしく、爽やかな朝です。
牛舎(ぎゅうしゃ)では、牛がモー!と鳴いています。
耳を澄(す)ませば、どこかで、ニワトリがコケコッコー!と鳴いているのが聞こえます。

まさに、爽やかな浅野(朝の)農場風景です。(^^)

一方、ワル男君には、1つ年上のいとこがいます。
彼は、大学に進学せずに、今年の4月から社会人となりました。
ワル男君は、今高校3年生。
勉強が嫌いなので、来年は就職(しゅうしょく)したいと思っています。
が、おそらくそれはママが許さず、進学(しんがく)することになるでしょう。【><】

さて、そのいとこは、ちょっと怪(あや)しげな会社に入ってしまったようです。おお!(゚o゚)
タイムカードがなく、出勤時間も自由、おまけに社名が毎日変わるようです。
何か大きな問題が起こらなければ良いのですが…。(*_*)チョット シンパイ。

ちなみに、彼の名前は「ヨシ男」。
いいとこ(いい所)に入ったいとこのヨシ男ということで、良しとしましょうか。(苦笑)

最後に、この2つの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

Here is a farm.
(ここは農場です)
He run a farm in Hokaido.
(彼は、北海道に農場を経営している)
Kiyoshi had worked on the farm all his life.
(清は、一生涯その農場で働いた)
His firm is in Ginza.
(彼の会社は銀座にある)
The firm has closed (down) its Paris branch.
(その会社は、パリ支店を閉鎖した)
He is the president of the firm in name only.
(彼は飾り物の社長だ)


prayとprey

pray [ˈprā]は「祈る」、prey [ˈprā]は「獲物(えもの)」です。
綴りの違いは、「祈る」の方は右から2番目の文字が’a’、「獲物」の方は同じく右から2番目の文字が’e’です。
が、ここでは’ay’と’ey’の違いとします。

prayとprey

それでは覚え方です。
prayの方にある’ay’は、アイと読めるので、「哀悼(aiとう)」とします。哀悼(あいとう)とは、亡くなった方を悲しみいたむことですね。
preyの’ey’はエイと読めるので、「永久(eiきゅう)」とします。

そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:悼し、「祈る」; 久にとれない「獲物」

これだけではイメージしにくいかと思いますので、今日は以下のようなイラストを描いてみました。

prayとprey2

鉛筆君が、突然死んでしまいました。
何でも、体中の芯が溶(と)けるという原因不明の奇病(きびょう)にかかってしまったのです。
医者はいろいろ手を尽くしましたが、結局鉛筆君を助けることはできませんでした。

トラえもんとチュー吉は、鉛筆君と大の仲良しで、3人はよく一緒に遊んだものでした。
そして、今日は鉛筆君のお通夜(つや)の日。
2人は今、お線香(せんこう)をあげにやってきたところです。

トラえもんは、棺(ひつぎ)の向こう側にいる鉛筆君のご両親に一礼したあと、お線香をあげ、鉛筆君の冥福(めいふく)を祈りました。
が、チュー吉の方は、ここへ来てからただただ泣いているばかりです。
よほど、仲の良い友達を失った悲しみが深いのでしょうね。

それにしても、あの元気だった鉛筆君が亡くなってしまうなんて…。
2人は、今もなお、半芯半疑(半信半疑)の状態です。【><】

一方、馬君が、文字通り目と鼻の先にあるニンジンをとろうと、全速力で走っています。
が、どんなに速く走っても、その『獲物』はいっこうにとれません。
それもそのはず、そのニンジンは釣竿(つりざお)のエサをつける部分にぶら下げられており、その釣竿は、馬君の背中に乗ったキューリのキュー太が握(にぎ)っているのですから…。【><】

馬君も、頭のいいとされる哺乳類(ほにゅうるい)の動物なのですから、はやくそのことに気づくべきなのですが、いかんせん頭の中はニンジンをとることだけでいっぱいになってしまっています。

というより、考えてみたら、馬君は草食動物です。
そのニンジンは諦(あきら)めて、背中に乗っているキューリを食べればよいと私は思うのですが…。(笑)
がきっと、今この状態でそれをいっても、馬君には「馬耳東風(ばじとうふう)」でしょうね。(爆)

最後に、この2つの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

I pray his soul in peace.
(ご冥福をお祈りします)
He expressed his sympathy to a friend who has lost his brother and prayed to God.
(彼は、兄を亡くした友達に哀悼の意を表し、神に彼を助けてくれるよう祈った)
The lion ate its prey under a tree.
(ライオンは、木の下で獲物を食べた)
The horse ran as fast as possible, but he couldn’t get the prey.
(その馬は、全力で走りましたが、獲物をとることはできませんでした)


threadとthreat

thread [ˈthred]は「糸」、threat [ˈthret]は「脅威(きょうい)」です。
綴りの違いは、「糸」の方は一番右の文字がd’、「脅威」の方は同じく一番右の文字がt’です。

threadとthreat

それでは覚え方です。
まず、threadの方ですが、この単語の全体の形を見ると、左から2番目の’h’と、一番右の’d’の2文字が、ひときわ背が高く、上に飛び出たような形となっています。
この飛び出た部分の先端に小さな穴をあけて、針で糸を通したところを想像しましょう。
一方のthreatの方は、一番右のt君が、爆弾(ばくだん)を持って、「そこを動くな! 動いたら命はないぞ!」と、他の5人のメンバーを脅(おど)しているところだと想像してください。

threadとthreat2

threadの方、うまく糸が通っていますね。(^^)
この姿を、目に焼きつけてしまいましょう。

一方のt君の方、今まで仲の良かったメンバーに、突然爆弾をつきつけるなんて、一体どうしちゃたんでしょうね。(?_?)
これは、まさに脅威です。(゚O゚;
というより、爆弾を両手で持って、これだけの至近距離(しきんきょり)で爆発させたら、自分も一緒に吹っ飛んでしまうと私は思うのですが…。(苦笑)

ところで、このt君のような、ショキングだったり、あるいは世間をあっといわせるような発言を何というか、皆さんご存知ですか?
そうです、『爆弾発言』ですね。(笑)

最後に、これらの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

The thread has got tangled.
(糸が絡(から)まった)
His life hangs by a thread.
(糸より細い命だ)
Unravel the thread.
(糸を解いてください)
Nuclear weapons are a threat to the race.
(核兵器(かくへいき)は、人類にとって脅威だ)
Wild life is under threat everywhere.
(野生の生物は、至る所で脅威にさらされている)
She interpreted his remarks as a threat.
(彼女は、彼の発言を脅迫(きょうはく)と解釈(かいしゃく)した)


spurtとspout

spurt [ˈspərt]は「噴出する」、spout [ˈspau̇t]は「急須(きゅうす)の口」です。
綴りの違いは、「噴出する」の方は左から3番目と4番目の文字が’ur’、「急須の口」の方は同じく左から3番目と4番目の文字が’ou’です。

spurtとspout

それでは覚え方です。
spurtの方にある’ur’は、ウルと読めるので、「うるさい(urさい)」とします。spoutの’ou’はオウと読めるので、「覆う(おou)」とします。

そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:うるさい「噴出(噴出する)」、目覆う「急須の口」

これだけではイメージしにくいかと思いますので、今日は以下のようなイラストを描いてみました。

spurtとspout2

時は不詳(ふしょう)、草木も眠る丑三つ時(うしみつどき)、鉛筆君がいつものように立ったまま眠っていると、突然

「どーん、どーん!」

と、大きな音が部屋中に響きわたりました。
その音がいつまでも続くので、鉛筆君は、半分目が覚めてしまいました。

が、鉛筆君は疲れていて、とても眠かったので、

「うるさいな」

と、もごもごいっただけで、また眠ってしまいました。

その騒音の原因は、アメーバーパートⅡ君の、深夜の太鼓練習です。
彼は、1週間の盆踊り大会で太鼓を叩くので、その練習をしているのです。

と突然、外で、

「プシュー!」

と音がして、噴(ふ)き上がった水が部屋の中にものすごい勢いで入ってきました。
どうやら、アメーバー君の出す音の振動で、水道管が破裂(はれつ)してしまったようです。(O_o;ゲゲッ!

しかし、鉛筆君、立ったまま眠ることができるなんて、なかなか器用ですね。(笑)

ちなみに、鉛筆君は今、どんな夢を見ているのでしょう?
少なくとも、夢に「色」はついていないようです。(笑)

一方、食べ物を求めて台所を歩いていたアリ男君は、テーブルの上に置いてある急須の口に、小さなひびが入っているのを見つけました。
アリ男君は、急須君にそのことを告げると、巣に戻って、瞬間接着剤を取ってきました。
そして、テーブルの上によじ登ると、つま先立ちをして急須君の口を修理しようとしますが、いかんせん背が小さいために、まったく届きません。

思い余ったアリ男君が、接着剤をかかえて苦労して急須の上まで登り、先端まで行き、いざ接着剤を流そうとしたその瞬間、

「ボキッ!」

何と、接着剤の重さで、ひびの入っていた急須君の口が折れてしまいました。

「わっ!」
「あっ!」

2人は、同時に叫びました。

アリ男君は、急須君を修理してあげようとして、逆に壊してしまったわけです。
しかも、もはや修理不能の致命的な状態に!

これで、万事急須(休す)!(爆)

しかし、急須君、目を覆っているのに、指の隙間からしっかり見ていますね。(苦笑)
こう見えて、なかなかのしたたか者なのかもしれません。

ちなみに、こういうのを、ことわざで「壊し(怖し)見たし」といいます。
試験に出るので、覚えておきましょう。(笑)

最後に、この2つの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

The water spurted from the broken pipe.
(穴のあいたパイプから、水が噴き出した)
Blood spurted through his nose.
(彼の鼻から、血が噴き出した)
The spout of the teapot has broken.
(急須の注ぎ口がかけた)
The tea straining net may be easily attached and detached to and from the teapot body.
(茶漉し網は、急須本体に容易に着脱することができる)