their [‘ther]は「彼らの」、there [‘ther]は「そこに、あそこに」です。
綴りの違いは、「彼らの」の方は、’ir’で終わり、「そこに、あそこに」の方は’re’で終わることです。
今日は、この2つの英単語とその意味を、まるごとダジャレで覚えてしまう方法をご紹介します。
単語まるごと、それも同時に2つなんて覚えるのが大変じゃないの? そう思う方もいらっしゃるかも知れません。でも大丈夫、そこは私の作るダジャレ、簡単に覚えられるのでどうぞご安心ください。
それでは早速覚え方です。まず、彼らの方の’their’は、そのまま読むとザイルと読めるので、登山用の「ザイル(climbing rope)」とします。次に、そこに、あそこにの’there’の方は、そのまま読むとザレなので、「ざれ(ど)(there(ど)」⇒「され(ど)」とします。
そうすると、これら2つの英単語の綴りと意味は、以下の短文に詰め込むことができます。
暗記句:ザイルは「彼らの」命綱、されど強度は「ああ、そこそこ」
今日は、頑張ってイラストも描いてみました。
パー君とワル男君が、今窮地に立っているのは、現在世界文化遺産への登録を目指して、国連教育科学文化機関(ユネスコ)へ推薦書を提出する準備が進められている富士山の6号目付近の模様。
予算をケチッて、彼らが100円ショップで買ったザイルは、強度的に問題があったようです。
果たして、この2人の運命やいかに!
このイラストを見ながら、上の短文を何度も唱えてみましょう。そうすれば、皆さんはきっともう、今後このtheirとthereで混乱することはないでしょう。
最後に、双方の英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。
Their eyes met.
(2人の目が合った)
Parents love their children.
(親は、子を愛する)
Their smiles are wonderful.
(彼らの笑顔は、素敵だ)
I’ll be there soon.
(すぐに行きます)
There was nobody there.
(そこには、誰もいなかった)
There are a lot of reasons why adults aren’t able to get sufficient sleep.
(大人が十分な睡眠をとれないのには、多くの理由がある)