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weldとwield

weld [ˈweld]は「溶接(ようせつ)」、wield [ˈwēldは「振り回す」です。
綴りの違いは、「振り回す」の方には’i’があり、「溶接」の方にはありません。

weldとwield

それでは覚え方です。
wieldの方にある’i’は、アイと読めるので、「相打ち(i打ち)」とします。

そうすると、これら2つの英単語の違いは、相打ちがあるかどうかの違いということで、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:溶接に「相打ちなし」、振り回ば「相打ちあり」

これだけではイメージしにくいかと思いますので、今日は以下のようなイラストを描いてみました。

weldとwield2

パー君は、先週から溶接工場でアルバイトをしています。
この工場には、取引先の大手自動車工場から、自動車の部品が納品(のうひん)され、指定箇所(していかしょ)に溶接をほどこしたものが、検査後に返納(へんのう)されます。

さて、溶接には、アセチレンガスなどを使ったガス溶接と、電気を使った電気溶接とがあります。
この工場では、アセチレン溶接のみを扱っています。
パー君、アセチレン溶接など生まれて初めての経験なので、最初とまどっていたようでしたが、やっと少し慣(な)れてきたようです。
手つきも、だいぶ良くなってきました。(^^)

しかしながら、この工場の社訓-利益第一、安全第二-というのはいただけませんね。【><】
まあ、営利主義(えいりしゅぎ)を前面に打ち出しているということは、ある意味正直な会社なのでしょうけれども…。(苦笑)
ともあれ、このアルバイト、大当たりだったようで、安全第二というのはいただけませんが、給料はたくさんいただけるようです。(笑)

一方、ワル男君とパー君は、お互いに棒を振り回していたところ、相打ちとなってしまいました。
2人の人間が、同じ場所で棒など振り回していれば、相打ちになることもあり得ます。

が、この2人の場合は、相打ちになった理由が、奇妙奇天烈(きみょうきてれつ)です。
彼らいわく、『2人の人間が、同じ場所で物を振り回しても何の問題もない。何故なら、相手が自分に向かってきたら、普通はよけるはずだから』というのですが、実際には、どちらもよけられていませんね。

というより、このように、2人の人間が別々に棒を振り回していて相打ちになる確率というのは、かなり低いように思われます。
ゼロではありませんが…。

また普通は、棒などで打たれたら、「痛いっ!」とか叫(さけ)ぶものですが、この2人の場合は叫ばずに、舌(した)をベロローン!と出しています。
この点においても、奇妙奇天烈です。(?_?)
まあ、普通ではない、ということなのでしょうね。(苦笑)

ちなみに、ワル男君とパー君は、このあとお互いに非を詫(わ)びたあと、駅前のイタリアンレストランにスパゲティーを食べに行ったようです。
えっ、何を食べたかですって?
それはもちろん、ベロロンチーノ(ペペロンチーノ)です。(笑)

最後に、この2つの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

On cooling, a weld joint is formed.
(冷却すると、溶接継手(つぎて)が形成される)
The wielding does not completely weld the long side direction.
(その溶接は、長辺方向を完全には溶接しない)
A weld position of the part is set by a program transferring the torch to the weld position.
(その部品の溶接位置は、トーチを溶接位置へ移動させるプログラムによって設定される)
Don’t wield such a dangerous thing.
(そんな物騒(ぶっそう)な物を振り回すな)
It is dangerous to wield an edged tool in such a way.
(そのように刃物を振り回すことは、危険だ)
I can not wield this sword.
(私には、この太刀(たち)は振り回しきれない[自由にならない])


ratとrut

rat [ˈrat]は「ネズミ」、rut [ˈrət]は「轍(わだち)」です。
轍というのは、車が通ったあとに残る車輪の跡のことです。
綴りの違いは、「ネズミ」の方は真ん中の文字が’a’、「轍」の方は同じく真ん中の文字がu’です。

ratとrut

それでは覚え方です。
ratの’a’は、ネズミが大好物のチーズをかじっている姿であると想像しましょう。
rutの’u’は、タイヤが転がって行ったあとにできた溝(みぞ)だと想像してください。

ratとrut2

このネズミ君、よっぽどお腹がすいていたのか、おいしそうにチーズを食べていますね。(^^)
大好物であれば、なおさらです。
いい機会なので、写真を撮(と)ってあげましょう。

「はい、チーズ!」「パチリ!」(笑)

一方のタイヤ君、地面に深い溝を残しながら、「ドドドドド!」と、大音響とともに、豪快(ごうかい)に走り去って行きましたね。
見た目はただの一輪のタイヤですが、実はどんな急坂でも登れるような、強力なエンジンが搭載(とうさい)されているようです。
見かけは一輪ですが、真っ黒くて、まるで七輪(しちりん)のようですね。(爆)

また、これだけのパワーがあれば、五輪(ごりん=オリンピック)にも出場できそうです。(笑)

ちなみに、ratはmouseよりも体がひと回り大きなドブネズミのことで、英語では、ratは犬が取るもの、mouseはネコが取るものとされています。
一方のrutは、車の通ったあとにできる溝ですが、ここから「決まりきった考え」「常軌(じょうき)、常道(じょうどう)」という意味でも使われます。

「in a rut」といえば、ちょうど轍をなぞるように、毎日毎日同じことの繰り返しで、「マンネリ化した」といった意味になります。
が、a’を忘れて、「in rut」としてしまうと、特に鹿(しか)などの動物が「発情した」というまったく別の意味になってしまうので、注意が必要です。

この2つの区別法としては、「in rut」の方は、発音が「インラット」なので、

淫乱(いんらん)」とても「発情した」

と、ダジャレで覚えておけば、どっちがどっちだったか、混乱することはないでしょう。(^^)

最後に、これらの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

A rat squeaked.
(ネズミが、チューチュー鳴いた)
My ear was bitten by a rat.
(私は、ネズミに耳を齧(かじ)られた)
He is like a rat in a trap.
(彼は、袋のねずみも同然だ)
We walked the deeply rutted lane.
(私たちは、深いわだちのできた小道を歩いた)
They fell into a conversational rut.
(彼らの会話は、マンネリ化した)
Shame on you, behaving like a dog in rut.
(盛りのついた犬じゃあるまいし、みっともない)


balletとbullet

ballet [ˈba-ˌlā]は「バレエ」、bullet [ˈbu̇-lət]は「弾丸(だんがん)」です。
綴りの違いは、「バレエ」の方は左から2番目の文字が’a’、「弾丸」の方は同じく左から2番目の文字が’u’です。
が、もう一度、今度は全体を見渡してみると、バレエの方にはball(ボール)が、弾丸の方にはbull(牛)が入っていることに気づきます。

ということで、ここではballとbullの違いとします。

balletとbullet

そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:ボールで「バレエ」、の「弾丸」

これでは、何のことか分からないと思うので、今日は、以下のようなイラストを描いてみました。

balletとbullet2

チカちゃんが、ボールの上でバレエをしています。
ここは、チカちゃんの地元の公民館。
公民館では今日、中学校主催(しゅさい)の「曲芸バレエコンクール」の大会が行なわれています。

「曲芸バレエコンクール」というのは、今年から中学校のイベントのひとつとして新しく始まったものです。
そして、母校であるダジャレ中学校で、見事予選に勝ち残ったチカちゃんが、今、本番の最中なのです。

チカちゃん、この大会を突破(とっぱ)して、まずは全国大会まで行けるといいですね。(^^)

チカちゃんは、見ての通り可愛くて、性格が優しいこともあり、今回こうして曲芸バレエの予選に勝ち残ったことで、出身のダジャレ中学校では、今ちょっとした人気者となっています。
これは本当かどうか分かりませんが、密(ひそ)かにブロマイドが売買されているという話も聞きます。え?(゚o゚)
私も、そんなチカちゃんと、是非おチカ(近)づきになりたいです。(^^)

一方、牛が弾丸に乗って、大空をものすごいスピードで疾走(しっそう)しています。おお!(゚o゚)
決っして、毎日の生活がホトホトイヤになって、家族のもとから失踪(しっそう)してきたわけではありません。【><】

が、不思議なことにこの牛君、何故、自分が今空を飛んでいるのか、まったく分からないというのです。
牛君の弁(べん)によれば、昼寝をしていて、ふと気づくと、弾丸に乗って空を突っ走っていたというのです。
が、そんなことがあるのでしょうか?

もしも、そんなことがあるのだとすれば、次の瞬間には、このイラストから飛び出してきても、まったくおかしくありません。
おかしいか。(爆)

ひとつだけはっきり分かっていることは、この牛君がこのあとどこへ行くのか、はっきり分からないということです。(。o゚?)フニャ

しかしこの弾丸、大きいですねー。
牛が一頭乗れてしまうとは、タマげた大きさです。(笑)

さて最後に、これらの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

She is learning ballet.
(彼女は、バレエを習っています)
This is the third year since I started learning ballet.
(私は、バレエを習い始めて3年目になります)
When I was a child, I loved ballet.
子供の頃、私ははバレエが大好きでした)
The bullet glanced off the target.
(弾丸は、的をかすめた)
Bullets spanged into the tree.
(弾丸が、木に跳(は)ね返った)
It was as fast as a bullet.
(それは、弾丸の様に速かった)


accidentとincident

accident [ak-sə-dənt,]は「事故」、incident [ˈin-sə-dənt]は「事件」です。
綴りの違いは、「事故」の方は左から2文字が’ac’、「事件」の方は同じく左から2文字が’in’です。

accidentとincident

それでは覚え方です。
incidentの方にある’ac’は、そのまま読むと’アクなので、「悪路(ac路)」とします。incidentの’in’はそのまま読むとインなので、「インド(inド)」とします。

そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:路で「事故」、インドで「事件」

これだけではイメージしにくいかと思いますので、今日は以下のようなイラストを描いてみました。

accidentとincident2

パー君が、悪路でローラースケートをしていて、事故にあってしまいました。
正確には、パー君が走っていた道路が、突然石ころだらけ、穴だらけのでこぼこ道に変わり、その中のひとつに、スケートが落ちてしまったのです。
そして、空中に放り出されてしまいます。

くれぐれも、悪路(アクロ)バットジャンプをしているわけではありません。【><】

もっとも、道路がきれいな道から悪路に変わる直前には、『ここから先、悪路につき注意!』という看板が出てはいました。
が、急に止まれないのがスケートというもの。
ましてや、人並みの運動神経をもちあわせていないパー君にとっては、なおさらです。

パー君が空中に放り出されたのは、整備不良(せいびふりょう)ここに極まれリといった、悪路のためであることは間違いありません。
決して、事故(自己)責任などではありません。【><】

というより、空中に放り出されたパー君が、いつまでたっても落ちてきません。
一体、どこへ行ってしまったのでしょうね。(?_?)

一方、インドで殺人事件が起こりました。
といっても、実はこれは、いわゆる「どっきりカメラ」で、被害者(ひがいしゃ)と思われる青年は、実は役者さん。
ギャラをもらって、死んだふりをしているだけです。
驚いているのは、真ん中にいる、この現地人の女性だけです。(苦笑)

しかしこの女性、慌(あわ)ててしまっているのか、倒れている男性に大丈夫かどうか尋ねています。
胸に矢が刺さって、白目が出ている状態では、おそらく聞いてもムダでしょう。(苦笑)
それよりも、刺さっているのは矢なので、

「ややっ(矢矢っ)!これは大変だ!」

などといいながら、警察に通報するなどした方が良いのではないかと私は思うのですが…。【><】

あっ!(゚o゚)インド人でしたね。(爆)

まあ誰でも、このような非常事態(ひじょうじたい)に直面すれば、このようなキンコンカン、じゃなかったトンチンカンなことをしがちではあります。

ちなみに、今日覚え方をご紹介しているaccidentとincidentと意味の似ている英単語に、disaster [di-ˈzas-tər] というのがあります。
こちらの意味は、「災難」です。
余力のある方は、こちらも一緒に覚えてしまいましょう。

最後に、これらの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

An accident occurred to him.
(彼の身に、事故が起こった)
The accident originated from carelessness.
(その事故は、不注意で起きた)
The pistol went off by accident.
(ピストルが暴発した)
Nobody was looking at that incident.
(誰も、その事件を見ていませんでした)
That was a very painful incident.
(それは、とても痛ましい事件でした)
I returned home without incident.
(私は、無事に家に帰ってきました)
This is a completely unexpected disaster.
(これは、降ってわいたような災難だ)
One wrong move would have meant disaster.
(ほんの少し間違えば、大惨事になっていただろう)


memorizeとmesmerize

memorize [ˈme-mə-ˌrīz]は「暗記する」、mesmerize [ˈmez-mə-ˌrīz]は「催眠術(さいみんじゅつ)にかける」です。
綴りの違いは、「暗記する」の方は真ん中の部分が’mo’、「催眠術にかける」の方は同じく真ん中の部分が’sme’です。

memorizeとmesmerize

それでは覚え方です。
memorizeの方にある’mo’は、そのまま読むと’モ’なので、「妄想(moう想)」とします。mesmerizeの’sme’はそのまま読むとスメなので、「住めば(smeば)」とします。

そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:想して「暗記する」、『住めば都』と「催眠術にかける」

今日は、以下のようなイラストを描いてみました。

memorizeとmesmerize2

英語が苦手なワル男君が、暇にまかせて(?)、ついに編み出した英単語学習法が、すごいです!
名づけて、『英単語妄想(もうそう)記憶法』。
これは、未知の英単語を覚える際、いろいろ妄想して記憶に定着させるというもので、なかなか楽しそうです。(^^)
私も、ちょっと興味があります。

が、あまりに楽しくて、気がつくと、勉強がそっちのけになっていそうです。(爆)
というより、高校一年生で『happy』を覚えているワル男君の英語力って、ちょっと問題ありですね。(@_@)ウーン
あと、妄想の相手がパー君の彼女というのも、どうかなあと思います。【><】

まぁ、あくまで『妄想』であって、心に思うだけで、公開するものではないので、まったく問題はないのですが…。

一方、定吉ジイさんの方は、ワル男君に催眠術をかけられています。
定吉ジイさんは、昨日から家の近くにある川のほとりで、テント生活を始めました。
目的は、一時文明生活から離れて、自然と調和する生活をしたいというものです。
が、テレビもラジオもない、そのあまりの単調さに、早くも嫌気がさしはじめてきました。

と、そこへ現われたのがワル男君。
定吉ジイさんのぼやきを聞くと、こういいました。

「ジイさん。人間なんて、何事も気の持ち方しだいさ。オレが、催眠術でこのテント生活を楽しいものに変えてあげるよ」

そして、定吉ジイさんにリラックスするようにいうと、通信教育でマスターした催眠術をかけはじめました。

上のイラストでは、スペースの関係で、セリフが一部省略されています。
以下が、ワル男君のいった全セリフです。

「『住めば都~』、あなたは眠くなる~、そして、このテント生活が楽しくなってくる~」

この暗示が、定吉ジイさんの心に影響して、単調なテント生活が楽しいものに変わるのか、こちらも興味があります。(^^)

しかし、こうして見てみると、ワル男君は、学校の勉強は全然ダメですが、本当は頭がいいらしいということが伺(うかが)い知れます。
成績が良くないのはきっと勉強が嫌いだからで、もしもやる気になって、本気になって勉強したら、そこらへんの秀才(?)など足元にも及ばない学力がつきそうです。

最後に、この2つの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

I have to memorize this phrase.
(私は、このフレーズを暗記しなければならない)
I want to memorize that grammar.
(私は、その文法を覚えたいです)
How do you memorize English vocabulary?
(あなたは、英単語をどうやって覚えたのですか)
The TV personality just pretended to be mesmerized.
(そのテレビタレントは、ただ催眠術にかかったふりをした)
Snakes are said to mesmerize small animals and birds.
(ヘビは、小動物や小鳥をにらんですくませるといわれている)
He was mesmerized by her.
(彼は、彼女のとりこになった)


healとheel

heal [ˈhēl]は「癒(い)える」、heel[ˈhēl]は「かかと」です。
綴りの違いは、「癒える」の方は右から2番目の文字が’a’、「かかと」の方は同じく右から2番目の文字ががe’です。
ここでは、’ea’と’ee’の違いとします。

healとheel

それでは覚え方です。
healの方は、e君が最近疲れた様子のa君に、癒しのCDをすすめているところだと想像しましょう。
一方のheelの方は、円君が、ハイヒールのかかとで踏みつけられて、泣いているところだと想像してください。
‘ee’は、その円君の目に当たる部分です。

healとheel2

上のイラストの中に、セリフとしても書きましたが、良く見ると、healの中には’eal(イエル)’と、綴りの中にその意味が入っています。おお!(゚o゚)
面白いですね。

一方のheelの方は、円君が大粒(おおつぶ)の涙を流して泣いています。
また、円君が「エーン!(円)」と泣いていますね。(笑)

ちなみに、このハイヒールの幅は、ちょっぴり広めとなっています。
皆さんは、どのくらいの幅か分かりますか?
そうです。「EE」サイズです。(笑)

最後に、双方の英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

Even now my wounds won’t heal.
(その傷は、今も癒えない)
This is a trip for her to heal from her love lost.
(この旅は、彼女の失恋を癒す旅です)
This injury is suppose to heal in about 2 weeks.
(この怪我は、あと2週間くらいしたら治るはずです)
He turned on his heel(s).
(彼は、かかとでくるりと回った)
There was a hole in the heel of my sock.
(靴下のかかとに、穴があいていた)
She stepped on me with her high heel.
(彼女は、ハイヒールで私を踏んだ)


flatterとflutter

flatter [ˈfla-tər]は「へつらう」、flutter [ˈflə-tər]は「ひらひら飛ぶ」です。
綴りの違いは、「へつらう」の方は左から3番目の文字が’a’、「ひらひら飛ぶ」の方は同じく左から3番目の文字が’u’です。

flatterとflutter

それでは覚え方です。
flatterの方にある’a’は、そのまま読むと’アなので、「アリバイ(aリバイ)」とします。flutterの’u’はそのまま読むとウなので、「うれしそう(uれしそう)」とします。

そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:リバイ崩そうと「へつらう」、れしそうに「ひらひら飛ぶ」

これだけではイメージしにくいかと思いますので、今日は以下のようなイラストを描いてみました。

flatterとflutter2

おまわりさん、この泥棒がどうしても罪を認めないので、思いあまって機嫌(きげん)をとって吐かせる作戦に出たようですね。
が、おまわりさんがこんなことをしては、絶対にいけないですよね。【><】

と、ここまで書いて気がついたのですが、(?_?)あれ? この覆面(ふくめん)をした泥棒、どこかで見たことがありますね。
そうです、あの泥棒ですね!(爆)

実はあの泥棒、いったんは罪を認めたのですが、取調べの後半に態度が一転。泣き落としから、知らぬ存ぜぬの一点張りとなりました。【><】
そして今度は、黙秘権(もくひけん)を行使するありさま。
おまわりさんが何を質問しても、だんまりを決め込むようになってしまいました。

そこで、手柄(てがら)を焦(あせ)ったためなのか、おまわりさんは、この泥棒の懐柔(かいじゅう)に走ったというわけなのです。
モミ手でへらへたした、ずいぶん弱そうな怪獣ですが…。(爆)

というより、この泥棒は現行犯逮捕なので、書類を作成して送検(そうけん)すれば終わりではないかと思うのですが…、(爆)
まあ、このおまわりさんには、爽健美茶(そうけんびちゃ)でも飲んで、今一度冷静になってもらいたいものです。【><】

一方、1匹のご機嫌(きげん)な蝶々が、春風の中をひらひらと飛んでいます。
この蝶は、友人の結婚式の帰りで、結婚式の様子を思い出しながら、その余韻(よいん)にどっぷりと浸(ひた)っているようです。

ところで、この友人というのは、町のある偉い人の息子さんなのですが、その父親はどんな職業なのか、皆さん分かりますか?
そうです、『町長さん』ですね。(笑)

また、蝶なので、全員が『蝶ネクタイ』をして結婚式に臨(のぞ)み、披露宴(ひろうえん)ではオペラ『蝶々夫人』の主題歌を合唱したことはいうまでもありません。(笑)

披露宴に出席したわりには、この蝶々、ちっとも”疲労”した様子はありませんが…。(爆)

最後に、この2つの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

If you flatter him, he’ll do anything.
(彼をおだてれば、何でもしてくれるよ)
I hate people who flatter their superiors.
(私は、上司にへつらう[ごまをする]ような奴は大嫌いだ)
The bird fluttered their wings and soared high into the air.
その鳥は、パタパタと翼をはためかせると、大空に舞い上がった)
The cherry blossoms flutter down whenever the wind blows.
(風が吹くたびに、桜の花びらが、ひらひらと舞い降りていた)


cellとsell

cell [ˈsel]は「細胞」、sell [ˈsel]は「売る」です。
綴りの違いは、「細胞」の方は一番左の文字が’c’、「売る」の方は同じく一番左の文字が’s’です。

cellとsell

それでは覚え方です。
cellの’c’は、そのまま読むとシーなので、「CD(cディー)」とします。sellの’s’の方は、そのまま読とエスなので、こちらは「S字カーブ(s字カーブ)」とします。

そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:CDが「細胞」分裂、カーブを「売る」

cellとsell2

この新CDには自己増殖(ぞうしょく)機能があり、細胞分裂をして、自動的に増えていきます。
増えるタイミングは、あらかじめ30日ごとに設定されています。
これは、ちょうど傷つく頃に複製ができる計算になっているということです。
この頻度(ひんど)は、CDを購入したお店に持っていくと、いつでも変更が可能です。

ただ、傷がつくと、正しく複製されなくなってしまうので、取り扱いには注意しなければなりません。
傷がついたら、複製ができなくなってしまったとか、その反対に、増殖がとまらなくなって、最後には家を破壊したなどという話も伝わっています。【><】

一方、チカちゃんが、健康堂という、健康器具を取り扱うちょっと怪しげな路上販売店で、「S字カーブ補正用具」なるものを買っています。
くわえて、そこの店員さんがアルバイト中のワル男君というのも、その怪しさに拍車をかけています。(笑)
チカちゃんは、別段気にしていないようですが…、【><】

さて、確かに、姿勢を良くして、背中のS字カーブを常に保つよう心懸けることは、健康増進につながるとは思います。
が、これを体に埋め込むって…、一体どうやってやるのでしょうね。(謎)

最後に、この2つの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

Our bodies are made up of cells.
(私たちの体は、細胞から成り立っている)
The self-derived cell is a mucosa cell, a muscle cell, an adipose cell or a combination thereof.
(自己由来細胞は、粘膜細胞、筋肉細胞、脂肪細胞、またはこれらの組合せである)
Do you sell newspapers?
(新聞は売ってますか?)
Akira is selling his car for 100,000yen.
(明は、車を10万円で売ろうとしている)


larvaとlava

larva [ˈlär-və]は「幼虫(ようちゅう)」、lava [ˈlä-və]は「溶岩(ようがん)」です。
綴りの違いは、「幼虫」の方には’r’があり、「溶岩」の方にはありません。

larvaとlava

それでは覚え方です。
larvaの方にある’r’は、アルと読めるので、「アルカリ電池(rカリ電池)」とします。

そうすると、これら2つの英単語の違いは、アリカリ電池があるかどうかの違いということで、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:幼中に「アルカリ電池あり」、溶岩に「アルカリ電池なし」

これだけではイメージしにくいかと思いますので、今日は以下のようなイラストを描いてみました。

larvaとlava2

この幼虫の母親は、いわゆるサイボーグで、背中にアルカリ電池が入っているようです。
が、良く見ると、胴体の太さとアルカリ電池の太さがほぼ同じです。
ということは、胴体の真ん中は、体をくねらせることができないということになります。

ということは、全身を使って体をくねらせることができないということで、これでは、木に登るのはおろか、落ち葉の上を歩くことさえ困難で、エサをとることも難儀(なんぎ)でしょう。

あっ! (゚o゚)サイボーグなのでした。(爆)

一方、溶岩というのは、長い間地中で、高温でどろどろに溶けていた物質が、火山の噴火で飛び出し、やがて冷めて固まったものです。
しかしながら、チッチは、溶岩の中にアルカリ電池が入っていると思っているようで、そのことを本人に直接質問しています。

何故、チッチはそう思ったのでしょうか?
地中で煮えたぎる熱いマグマのように、私もその疑問を融解(ゆうかい)したいものです。

あっ!(゚o゚)こういうときには、融解ではなく『氷解(ひょうかい)』という言葉を使うのでした。【><】

最後に、この2つの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

It was a small, green larva of a white cabbage butterfly.
(それは、小形で緑色のモンシロチョウの幼虫だった)
The cooling lava continued to gutter toward lower ground.
(冷却された溶岩は、低地の方へ、筋(すじ)になって流れ続けた)


stabとstub

stab [ˈstab]は「刺す」、stub [ˈstəb]は「(鉛筆の)使い残り」です。
綴りの違いは、「刺す」の方は右から2番目の文字が’a’、「(鉛筆の)使い残り」の方は同じく右から2番目の文字がu’です。

stabとstub

それでは覚え方です。
stabの方は、頭の上に針を立てたa(A)君が、突然ジャンプして、t君の頭に突き刺さったところを想像しましょう。
stubの方は、ちびた鉛筆君が、キャップ代わりになってくれたu君のお蔭で、復活した姿を想像してください。

stabとstub2

a君、一体どうしちゃったんでしょうね。
一方、u君の方は献身的(けんしんてき)ですね。(^^)
ただのアルファベットに、献身的という言葉を使うのは、何かヘンですが…。(爆)

stabは、ナイフなどのとがったもので刺すという意味の単語ですが、実際に刺さなくても、そのようなすばやい動作をするときにも使えます。

stab the air
(空(くう)を突く)

一方のstubは、鉛筆の使い残りのほか、タバコの吸殻や、ろうそくの残りにも使えます。
stub outといえば、「タバコをもみ消す」という意味になります。
また、切符や入場券などを受け取ったしるしとして渡される「半券」の意味にも使うことができます。

最後に、双方の英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

The hoodlum stabbed his arm.
(その暴漢は、彼の腕を刺した)
She stabbed her finger the girl’s check.
(彼女は、少女のほっぺたをちょんと指で突いた)
The teacher raised his voice and stabbed the air with his pencil.
(先生は、声を張り上げ、鉛筆で空を突いた)
The army of ants was carrying a pencil stub.
(アリの大群れが、鉛筆の使い残りを運んでいた)
He stubbed out his cigarette .
(彼は、タバコの吸殻をもみ消した)
His hobby is collecting movie ticket stubs.
(彼の趣味は、映画の半券を集めることです)