leatherとlaser

leather [ˈla-thər]は「なめし革」、laser [ˈlā-zər]は「レーザー光線」です。
綴りの違いは、「なめし革」の方には’e’と’th’があり、「レーザー光線」の方には’s’があることです(その他の綴りは同じ)。

leatherとlaser

それでは覚え方です。
leatherは、’レ・ア・ザ・ル’と読めるので、「レア猿(珍しい猿、=a rare monkey)」とします。
laserは、’ラ・セ・ル’と読めるので、「ラッセル車(除雪車、=snowplow)」とします。

そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:レア猿は「革」をなめし、 ラッセル車は「レーザー」ディスクに感動!

これだけではイメージしにくいかと思いますので、今日は以下のようなイラストを描いてみました。

leatherとlaser2

このレア猿は、過日テレビやラジオで大々的に放送されて話題になった、革をなめすことができるという触れこみのお猿のナメちゃんです。

が、どう見ても、革をなめているようにしか見えませんね。(爆)

一方のラッセル車君は、自分の仕事を忘れて、美しいレーザーディスクにただただ感動していますね

「人生は感動するためにある」というのが、彼の哲学(てつがく)であり、美学(びがく)でもあるようです。

ただのラッセル車なのに、なかなか深い考えをもっているようです。
ナメてはいけませんね。(笑)

最後に、この2つの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

Her coat is leather.
(彼女のコートは皮製です)
This bag is made of leather.
(このバッグは、革製です)
(There is) nothing like leather.
(革に勝るものはない;自分のものに及ぶものはない;手前みそ)
It was a harmonic laser beam generator.
(それは、高周波レーザー発生装置であった)
The semiconductor laser oscillator emits a beam of laser.
(その半導体レーザー発振器は、レーザービームを出射する)
As the energy beam, the laser beam is most suitable.
(エネルギー線としては、レーザー光が好適である)


sawとsewとsow

saw [ˈso]は「のこぎり」、sew [ˈso]は「縫(ぬ)う」、sow [ˈso]は「種をまく」です。
綴りの違いは、「のこぎり」はまん中の文字が’a’、「縫う」は’e’、「種をまく」は’o’です。

sawとsewとsow

それでは覚え方です。
sawは、2匹のアリが、A型をしたのこぎりで、ギーコ!ギーコ!と丸太を切っているところとします。
sewは、e君が人が履(は)いている靴下をe型に縫っているところ、そしてsowは、O君が花壇(かだん)に種をまいているところとします。

sawとsewとsow2

丸太を切っているのは、向かって左側がこのサイトに時おり登場するアリ男君、同じく向かって右側がアリ男君の友達のアレ男君です。
大事な名前なので、彼らの顔と名前をしっかり覚えておきましょう。
テストに出るよ(ウソです)。

アリが丸太を切るなんてアリ(有り)得るのかと思いますが、(爆) 見ていると、大量の切り子を吐き出しながら、アレよアレよという間に、のこぎりが丸太に食い込んでいきます。おお!(゚o゚)
というより、アりさんたち、体よりもはるかに大きくて重そうなこの変わった形ののこぎりを、何の苦もなく使っていますね。
実は、アリって力持ちなんです。
アリは、プロレスの選手のように全身が筋肉の塊で、体重を勘案(かんあん)すれば、カブトムシよりも力持ちなのです。

一方、e君が、靴下のほころびを直しています。
e君は、針仕事が得意で、このように、人が履(は)いている状態でもしっかりと修繕(しゅうぜん)することができます。
が、今日はちょっと手元が狂って、足も一緒に縫ってしまったようです。【><】

他方、O君は園芸(えんげい)が趣味で、今日は花壇に花の種をまいています。
「早く芽をだあせ~」と、歌うようにまいていますね。
O君のこの気持ちが通じて、早く芽が出て、花壇いっぱいに素敵な花を咲かせてくれるといいですね。(^^)
えっ、この花の名前ですか? 袋には「花の種」としか書かれていませんが、種を見ると、Oきな(大きな)花を咲かせるひまわりのようです。(^^)

さて、sawには「のこぎり」のほかにもうひとつ意味があります。
いくばくかの人生の真実が含まれていると考えられている短い言葉、すなわち「ことわざ」です。
それと、動詞”see”の過去形も同じく”saw”なので、混乱しないようにしましょう。
そのためには、こんな文章をつくって暗記しておくと良いでしょう。

Nokko saw the saw there.
(のっこは、そこでのこぎりを見た)

のっこというと、何か外国人の名前のようですが、日本では「信子(のぶこ)」「典子(のりこ)」などのあだ名ですね。
上の文章を、すらすらといえるようになるまで、何度も繰り返し読んでみてくださいね。(^^)

sewは、「縫う」「縫いつける」という意味の単語です。
「ドレスを縫う」といいたければ「sew a dress」、「ブラウスにボタンをつける」といいたければ「sew a button on a blouse」、「2枚の布を縫い合わせる」といいたければ「sew two pieces together」です。

sowは、「種をまく」という意味ですが、日本語と同じように、「災(わざわ)いの種をまく、誘発(ゆうはつ)する」といった意味でも使うことができます。
sow the hatredといえば、「憎しみの種をまく」、sow discordといえば、「不和の原因をつくる」、sow the seeds of doubtといえば、「疑いの種をまく」という意味になります。

最後に、これらの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

Ants are cutting through the wood with a saw.
(アリたちは、のこぎりで木を切っている)
His bankruptcy reminded me the old saw about being careful what you wish for.
(彼の破産は、物事は慎重に考えなさいという古いことわざを思い出させた)
She sewed a cute dress on a machine.
(彼女は、かわいいドレスをミシンで縫った)
She sewed up the hole in his pants.
(彼女は、彼のズボンの穴を修繕した)
I sowed lettuce in the garden.
(私は、レタスの種をまいた)
As a man sows, so shall he reap.
(まいた種は刈り取らなければならない;因果応報、自業自得)


farmとfirm

farm [ˈfärm]は「農場(のうじょう)」、firm [ˈfərm]は「会社」です。
綴りの違いは、「農場」の方は左から2番目の文字が’a’、「会社」の方は同じく左から2番目の文字が’i’です。

farmとfirm

それでは覚え方です。
farmの方にある’a’は、アと読めるので、「朝(aさ)」とします。
firmの’i’はイと読めるので、「いい(iい)」とします。

そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:の「農場」、 い「会社」

これだけではイメージしにくいかと思いますので、今日は以下のようなイラストを描いてみました。

farmとfirm2

チカちゃんは今、家族といっしょに北海道にある「浅野農場」というところに来ています。
今朝は、早く目が覚めたので、1人こうして散歩に出てきました。
北海道は都会と違って空もきれいで空気もおいしく、爽やかな朝です。
牛舎(ぎゅうしゃ)では、牛がモー!と鳴いています。
耳を澄(す)ませば、どこかで、ニワトリがコケコッコー!と鳴いているのが聞こえます。

まさに、爽やかな浅野(朝の)農場風景です。(^^)

一方、ワル男君には、1つ年上のいとこがいます。
彼は、大学に進学せずに、今年の4月から社会人となりました。
ワル男君は、今高校3年生。
勉強が嫌いなので、来年は就職(しゅうしょく)したいと思っています。
が、おそらくそれはママが許さず、進学(しんがく)することになるでしょう。【><】

さて、そのいとこは、ちょっと怪(あや)しげな会社に入ってしまったようです。おお!(゚o゚)
タイムカードがなく、出勤時間も自由、おまけに社名が毎日変わるようです。
何か大きな問題が起こらなければ良いのですが…。(*_*)チョット シンパイ。

ちなみに、彼の名前は「ヨシ男」。
いいとこ(いい所)に入ったいとこのヨシ男ということで、良しとしましょうか。(苦笑)

最後に、この2つの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

Here is a farm.
(ここは農場です)
He run a farm in Hokaido.
(彼は、北海道に農場を経営している)
Kiyoshi had worked on the farm all his life.
(清は、一生涯その農場で働いた)
His firm is in Ginza.
(彼の会社は銀座にある)
The firm has closed (down) its Paris branch.
(その会社は、パリ支店を閉鎖した)
He is the president of the firm in name only.
(彼は飾り物の社長だ)


prayとprey

pray [ˈprā]は「祈る」、prey [ˈprā]は「獲物(えもの)」です。
綴りの違いは、「祈る」の方は右から2番目の文字が’a’、「獲物」の方は同じく右から2番目の文字が’e’です。
が、ここでは’ay’と’ey’の違いとします。

prayとprey

それでは覚え方です。
prayの方にある’ay’は、アイと読めるので、「哀悼(aiとう)」とします。哀悼(あいとう)とは、亡くなった方を悲しみいたむことですね。
preyの’ey’はエイと読めるので、「永久(eiきゅう)」とします。

そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:悼し、「祈る」; 久にとれない「獲物」

これだけではイメージしにくいかと思いますので、今日は以下のようなイラストを描いてみました。

prayとprey2

鉛筆君が、突然死んでしまいました。
何でも、体中の芯が溶(と)けるという原因不明の奇病(きびょう)にかかってしまったのです。
医者はいろいろ手を尽くしましたが、結局鉛筆君を助けることはできませんでした。

トラえもんとチュー吉は、鉛筆君と大の仲良しで、3人はよく一緒に遊んだものでした。
そして、今日は鉛筆君のお通夜(つや)の日。
2人は今、お線香(せんこう)をあげにやってきたところです。

トラえもんは、棺(ひつぎ)の向こう側にいる鉛筆君のご両親に一礼したあと、お線香をあげ、鉛筆君の冥福(めいふく)を祈りました。
が、チュー吉の方は、ここへ来てからただただ泣いているばかりです。
よほど、仲の良い友達を失った悲しみが深いのでしょうね。

それにしても、あの元気だった鉛筆君が亡くなってしまうなんて…。
2人は、今もなお、半芯半疑(半信半疑)の状態です。【><】

一方、馬君が、文字通り目と鼻の先にあるニンジンをとろうと、全速力で走っています。
が、どんなに速く走っても、その『獲物』はいっこうにとれません。
それもそのはず、そのニンジンは釣竿(つりざお)のエサをつける部分にぶら下げられており、その釣竿は、馬君の背中に乗ったキューリのキュー太が握(にぎ)っているのですから…。【><】

馬君も、頭のいいとされる哺乳類(ほにゅうるい)の動物なのですから、はやくそのことに気づくべきなのですが、いかんせん頭の中はニンジンをとることだけでいっぱいになってしまっています。

というより、考えてみたら、馬君は草食動物です。
そのニンジンは諦(あきら)めて、背中に乗っているキューリを食べればよいと私は思うのですが…。(笑)
がきっと、今この状態でそれをいっても、馬君には「馬耳東風(ばじとうふう)」でしょうね。(爆)

最後に、この2つの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

I pray his soul in peace.
(ご冥福をお祈りします)
He expressed his sympathy to a friend who has lost his brother and prayed to God.
(彼は、兄を亡くした友達に哀悼の意を表し、神に彼を助けてくれるよう祈った)
The lion ate its prey under a tree.
(ライオンは、木の下で獲物を食べた)
The horse ran as fast as possible, but he couldn’t get the prey.
(その馬は、全力で走りましたが、獲物をとることはできませんでした)


threadとthreat

thread [ˈthred]は「糸」、threat [ˈthret]は「脅威(きょうい)」です。
綴りの違いは、「糸」の方は一番右の文字がd’、「脅威」の方は同じく一番右の文字がt’です。

threadとthreat

それでは覚え方です。
まず、threadの方ですが、この単語の全体の形を見ると、左から2番目の’h’と、一番右の’d’の2文字が、ひときわ背が高く、上に飛び出たような形となっています。
この飛び出た部分の先端に小さな穴をあけて、針で糸を通したところを想像しましょう。
一方のthreatの方は、一番右のt君が、爆弾(ばくだん)を持って、「そこを動くな! 動いたら命はないぞ!」と、他の5人のメンバーを脅(おど)しているところだと想像してください。

threadとthreat2

threadの方、うまく糸が通っていますね。(^^)
この姿を、目に焼きつけてしまいましょう。

一方のt君の方、今まで仲の良かったメンバーに、突然爆弾をつきつけるなんて、一体どうしちゃたんでしょうね。(?_?)
これは、まさに脅威です。(゚O゚;
というより、爆弾を両手で持って、これだけの至近距離(しきんきょり)で爆発させたら、自分も一緒に吹っ飛んでしまうと私は思うのですが…。(苦笑)

ところで、このt君のような、ショキングだったり、あるいは世間をあっといわせるような発言を何というか、皆さんご存知ですか?
そうです、『爆弾発言』ですね。(笑)

最後に、これらの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

The thread has got tangled.
(糸が絡(から)まった)
His life hangs by a thread.
(糸より細い命だ)
Unravel the thread.
(糸を解いてください)
Nuclear weapons are a threat to the race.
(核兵器(かくへいき)は、人類にとって脅威だ)
Wild life is under threat everywhere.
(野生の生物は、至る所で脅威にさらされている)
She interpreted his remarks as a threat.
(彼女は、彼の発言を脅迫(きょうはく)と解釈(かいしゃく)した)


spurtとspout

spurt [ˈspərt]は「噴出する」、spout [ˈspau̇t]は「急須(きゅうす)の口」です。
綴りの違いは、「噴出する」の方は左から3番目と4番目の文字が’ur’、「急須の口」の方は同じく左から3番目と4番目の文字が’ou’です。

spurtとspout

それでは覚え方です。
spurtの方にある’ur’は、ウルと読めるので、「うるさい(urさい)」とします。spoutの’ou’はオウと読めるので、「覆う(おou)」とします。

そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:うるさい「噴出(噴出する)」、目覆う「急須の口」

これだけではイメージしにくいかと思いますので、今日は以下のようなイラストを描いてみました。

spurtとspout2

時は不詳(ふしょう)、草木も眠る丑三つ時(うしみつどき)、鉛筆君がいつものように立ったまま眠っていると、突然

「どーん、どーん!」

と、大きな音が部屋中に響きわたりました。
その音がいつまでも続くので、鉛筆君は、半分目が覚めてしまいました。

が、鉛筆君は疲れていて、とても眠かったので、

「うるさいな」

と、もごもごいっただけで、また眠ってしまいました。

その騒音の原因は、アメーバーパートⅡ君の、深夜の太鼓練習です。
彼は、1週間の盆踊り大会で太鼓を叩くので、その練習をしているのです。

と突然、外で、

「プシュー!」

と音がして、噴(ふ)き上がった水が部屋の中にものすごい勢いで入ってきました。
どうやら、アメーバー君の出す音の振動で、水道管が破裂(はれつ)してしまったようです。(O_o;ゲゲッ!

しかし、鉛筆君、立ったまま眠ることができるなんて、なかなか器用ですね。(笑)

ちなみに、鉛筆君は今、どんな夢を見ているのでしょう?
少なくとも、夢に「色」はついていないようです。(笑)

一方、食べ物を求めて台所を歩いていたアリ男君は、テーブルの上に置いてある急須の口に、小さなひびが入っているのを見つけました。
アリ男君は、急須君にそのことを告げると、巣に戻って、瞬間接着剤を取ってきました。
そして、テーブルの上によじ登ると、つま先立ちをして急須君の口を修理しようとしますが、いかんせん背が小さいために、まったく届きません。

思い余ったアリ男君が、接着剤をかかえて苦労して急須の上まで登り、先端まで行き、いざ接着剤を流そうとしたその瞬間、

「ボキッ!」

何と、接着剤の重さで、ひびの入っていた急須君の口が折れてしまいました。

「わっ!」
「あっ!」

2人は、同時に叫びました。

アリ男君は、急須君を修理してあげようとして、逆に壊してしまったわけです。
しかも、もはや修理不能の致命的な状態に!

これで、万事急須(休す)!(爆)

しかし、急須君、目を覆っているのに、指の隙間からしっかり見ていますね。(苦笑)
こう見えて、なかなかのしたたか者なのかもしれません。

ちなみに、こういうのを、ことわざで「壊し(怖し)見たし」といいます。
試験に出るので、覚えておきましょう。(笑)

最後に、この2つの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

The water spurted from the broken pipe.
(穴のあいたパイプから、水が噴き出した)
Blood spurted through his nose.
(彼の鼻から、血が噴き出した)
The spout of the teapot has broken.
(急須の注ぎ口がかけた)
The tea straining net may be easily attached and detached to and from the teapot body.
(茶漉し網は、急須本体に容易に着脱することができる)


weldとwield

weld [ˈweld]は「溶接(ようせつ)」、wield [ˈwēldは「振り回す」です。
綴りの違いは、「振り回す」の方には’i’があり、「溶接」の方にはありません。

weldとwield

それでは覚え方です。
wieldの方にある’i’は、アイと読めるので、「相打ち(i打ち)」とします。

そうすると、これら2つの英単語の違いは、相打ちがあるかどうかの違いということで、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:溶接に「相打ちなし」、振り回ば「相打ちあり」

これだけではイメージしにくいかと思いますので、今日は以下のようなイラストを描いてみました。

weldとwield2

パー君は、先週から溶接工場でアルバイトをしています。
この工場には、取引先の大手自動車工場から、自動車の部品が納品(のうひん)され、指定箇所(していかしょ)に溶接をほどこしたものが、検査後に返納(へんのう)されます。

さて、溶接には、アセチレンガスなどを使ったガス溶接と、電気を使った電気溶接とがあります。
この工場では、アセチレン溶接のみを扱っています。
パー君、アセチレン溶接など生まれて初めての経験なので、最初とまどっていたようでしたが、やっと少し慣(な)れてきたようです。
手つきも、だいぶ良くなってきました。(^^)

しかしながら、この工場の社訓-利益第一、安全第二-というのはいただけませんね。【><】
まあ、営利主義(えいりしゅぎ)を前面に打ち出しているということは、ある意味正直な会社なのでしょうけれども…。(苦笑)
ともあれ、このアルバイト、大当たりだったようで、安全第二というのはいただけませんが、給料はたくさんいただけるようです。(笑)

一方、ワル男君とパー君は、お互いに棒を振り回していたところ、相打ちとなってしまいました。
2人の人間が、同じ場所で棒など振り回していれば、相打ちになることもあり得ます。

が、この2人の場合は、相打ちになった理由が、奇妙奇天烈(きみょうきてれつ)です。
彼らいわく、『2人の人間が、同じ場所で物を振り回しても何の問題もない。何故なら、相手が自分に向かってきたら、普通はよけるはずだから』というのですが、実際には、どちらもよけられていませんね。

というより、このように、2人の人間が別々に棒を振り回していて相打ちになる確率というのは、かなり低いように思われます。
ゼロではありませんが…。

また普通は、棒などで打たれたら、「痛いっ!」とか叫(さけ)ぶものですが、この2人の場合は叫ばずに、舌(した)をベロローン!と出しています。
この点においても、奇妙奇天烈です。(?_?)
まあ、普通ではない、ということなのでしょうね。(苦笑)

ちなみに、ワル男君とパー君は、このあとお互いに非を詫(わ)びたあと、駅前のイタリアンレストランにスパゲティーを食べに行ったようです。
えっ、何を食べたかですって?
それはもちろん、ベロロンチーノ(ペペロンチーノ)です。(笑)

最後に、この2つの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

On cooling, a weld joint is formed.
(冷却すると、溶接継手(つぎて)が形成される)
The wielding does not completely weld the long side direction.
(その溶接は、長辺方向を完全には溶接しない)
A weld position of the part is set by a program transferring the torch to the weld position.
(その部品の溶接位置は、トーチを溶接位置へ移動させるプログラムによって設定される)
Don’t wield such a dangerous thing.
(そんな物騒(ぶっそう)な物を振り回すな)
It is dangerous to wield an edged tool in such a way.
(そのように刃物を振り回すことは、危険だ)
I can not wield this sword.
(私には、この太刀(たち)は振り回しきれない[自由にならない])


ratとrut

rat [ˈrat]は「ネズミ」、rut [ˈrət]は「轍(わだち)」です。
轍というのは、車が通ったあとに残る車輪の跡のことです。
綴りの違いは、「ネズミ」の方は真ん中の文字が’a’、「轍」の方は同じく真ん中の文字がu’です。

ratとrut

それでは覚え方です。
ratの’a’は、ネズミが大好物のチーズをかじっている姿であると想像しましょう。
rutの’u’は、タイヤが転がって行ったあとにできた溝(みぞ)だと想像してください。

ratとrut2

このネズミ君、よっぽどお腹がすいていたのか、おいしそうにチーズを食べていますね。(^^)
大好物であれば、なおさらです。
いい機会なので、写真を撮(と)ってあげましょう。

「はい、チーズ!」「パチリ!」(笑)

一方のタイヤ君、地面に深い溝を残しながら、「ドドドドド!」と、大音響とともに、豪快(ごうかい)に走り去って行きましたね。
見た目はただの一輪のタイヤですが、実はどんな急坂でも登れるような、強力なエンジンが搭載(とうさい)されているようです。
見かけは一輪ですが、真っ黒くて、まるで七輪(しちりん)のようですね。(爆)

また、これだけのパワーがあれば、五輪(ごりん=オリンピック)にも出場できそうです。(笑)

ちなみに、ratはmouseよりも体がひと回り大きなドブネズミのことで、英語では、ratは犬が取るもの、mouseはネコが取るものとされています。
一方のrutは、車の通ったあとにできる溝ですが、ここから「決まりきった考え」「常軌(じょうき)、常道(じょうどう)」という意味でも使われます。

「in a rut」といえば、ちょうど轍をなぞるように、毎日毎日同じことの繰り返しで、「マンネリ化した」といった意味になります。
が、a’を忘れて、「in rut」としてしまうと、特に鹿(しか)などの動物が「発情した」というまったく別の意味になってしまうので、注意が必要です。

この2つの区別法としては、「in rut」の方は、発音が「インラット」なので、

淫乱(いんらん)」とても「発情した」

と、ダジャレで覚えておけば、どっちがどっちだったか、混乱することはないでしょう。(^^)

最後に、これらの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

A rat squeaked.
(ネズミが、チューチュー鳴いた)
My ear was bitten by a rat.
(私は、ネズミに耳を齧(かじ)られた)
He is like a rat in a trap.
(彼は、袋のねずみも同然だ)
We walked the deeply rutted lane.
(私たちは、深いわだちのできた小道を歩いた)
They fell into a conversational rut.
(彼らの会話は、マンネリ化した)
Shame on you, behaving like a dog in rut.
(盛りのついた犬じゃあるまいし、みっともない)


balletとbullet

ballet [ˈba-ˌlā]は「バレエ」、bullet [ˈbu̇-lət]は「弾丸(だんがん)」です。
綴りの違いは、「バレエ」の方は左から2番目の文字が’a’、「弾丸」の方は同じく左から2番目の文字が’u’です。
が、もう一度、今度は全体を見渡してみると、バレエの方にはball(ボール)が、弾丸の方にはbull(牛)が入っていることに気づきます。

ということで、ここではballとbullの違いとします。

balletとbullet

そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:ボールで「バレエ」、の「弾丸」

これでは、何のことか分からないと思うので、今日は、以下のようなイラストを描いてみました。

balletとbullet2

チカちゃんが、ボールの上でバレエをしています。
ここは、チカちゃんの地元の公民館。
公民館では今日、中学校主催(しゅさい)の「曲芸バレエコンクール」の大会が行なわれています。

「曲芸バレエコンクール」というのは、今年から中学校のイベントのひとつとして新しく始まったものです。
そして、母校であるダジャレ中学校で、見事予選に勝ち残ったチカちゃんが、今、本番の最中なのです。

チカちゃん、この大会を突破(とっぱ)して、まずは全国大会まで行けるといいですね。(^^)

チカちゃんは、見ての通り可愛くて、性格が優しいこともあり、今回こうして曲芸バレエの予選に勝ち残ったことで、出身のダジャレ中学校では、今ちょっとした人気者となっています。
これは本当かどうか分かりませんが、密(ひそ)かにブロマイドが売買されているという話も聞きます。え?(゚o゚)
私も、そんなチカちゃんと、是非おチカ(近)づきになりたいです。(^^)

一方、牛が弾丸に乗って、大空をものすごいスピードで疾走(しっそう)しています。おお!(゚o゚)
決っして、毎日の生活がホトホトイヤになって、家族のもとから失踪(しっそう)してきたわけではありません。【><】

が、不思議なことにこの牛君、何故、自分が今空を飛んでいるのか、まったく分からないというのです。
牛君の弁(べん)によれば、昼寝をしていて、ふと気づくと、弾丸に乗って空を突っ走っていたというのです。
が、そんなことがあるのでしょうか?

もしも、そんなことがあるのだとすれば、次の瞬間には、このイラストから飛び出してきても、まったくおかしくありません。
おかしいか。(爆)

ひとつだけはっきり分かっていることは、この牛君がこのあとどこへ行くのか、はっきり分からないということです。(。o゚?)フニャ

しかしこの弾丸、大きいですねー。
牛が一頭乗れてしまうとは、タマげた大きさです。(笑)

さて最後に、これらの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

She is learning ballet.
(彼女は、バレエを習っています)
This is the third year since I started learning ballet.
(私は、バレエを習い始めて3年目になります)
When I was a child, I loved ballet.
子供の頃、私ははバレエが大好きでした)
The bullet glanced off the target.
(弾丸は、的をかすめた)
Bullets spanged into the tree.
(弾丸が、木に跳(は)ね返った)
It was as fast as a bullet.
(それは、弾丸の様に速かった)


accidentとincident

accident [ak-sə-dənt,]は「事故」、incident [ˈin-sə-dənt]は「事件」です。
綴りの違いは、「事故」の方は左から2文字が’ac’、「事件」の方は同じく左から2文字が’in’です。

accidentとincident

それでは覚え方です。
incidentの方にある’ac’は、そのまま読むと’アクなので、「悪路(ac路)」とします。incidentの’in’はそのまま読むとインなので、「インド(inド)」とします。

そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:路で「事故」、インドで「事件」

これだけではイメージしにくいかと思いますので、今日は以下のようなイラストを描いてみました。

accidentとincident2

パー君が、悪路でローラースケートをしていて、事故にあってしまいました。
正確には、パー君が走っていた道路が、突然石ころだらけ、穴だらけのでこぼこ道に変わり、その中のひとつに、スケートが落ちてしまったのです。
そして、空中に放り出されてしまいます。

くれぐれも、悪路(アクロ)バットジャンプをしているわけではありません。【><】

もっとも、道路がきれいな道から悪路に変わる直前には、『ここから先、悪路につき注意!』という看板が出てはいました。
が、急に止まれないのがスケートというもの。
ましてや、人並みの運動神経をもちあわせていないパー君にとっては、なおさらです。

パー君が空中に放り出されたのは、整備不良(せいびふりょう)ここに極まれリといった、悪路のためであることは間違いありません。
決して、事故(自己)責任などではありません。【><】

というより、空中に放り出されたパー君が、いつまでたっても落ちてきません。
一体、どこへ行ってしまったのでしょうね。(?_?)

一方、インドで殺人事件が起こりました。
といっても、実はこれは、いわゆる「どっきりカメラ」で、被害者(ひがいしゃ)と思われる青年は、実は役者さん。
ギャラをもらって、死んだふりをしているだけです。
驚いているのは、真ん中にいる、この現地人の女性だけです。(苦笑)

しかしこの女性、慌(あわ)ててしまっているのか、倒れている男性に大丈夫かどうか尋ねています。
胸に矢が刺さって、白目が出ている状態では、おそらく聞いてもムダでしょう。(苦笑)
それよりも、刺さっているのは矢なので、

「ややっ(矢矢っ)!これは大変だ!」

などといいながら、警察に通報するなどした方が良いのではないかと私は思うのですが…。【><】

あっ!(゚o゚)インド人でしたね。(爆)

まあ誰でも、このような非常事態(ひじょうじたい)に直面すれば、このようなキンコンカン、じゃなかったトンチンカンなことをしがちではあります。

ちなみに、今日覚え方をご紹介しているaccidentとincidentと意味の似ている英単語に、disaster [di-ˈzas-tər] というのがあります。
こちらの意味は、「災難」です。
余力のある方は、こちらも一緒に覚えてしまいましょう。

最後に、これらの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

An accident occurred to him.
(彼の身に、事故が起こった)
The accident originated from carelessness.
(その事故は、不注意で起きた)
The pistol went off by accident.
(ピストルが暴発した)
Nobody was looking at that incident.
(誰も、その事件を見ていませんでした)
That was a very painful incident.
(それは、とても痛ましい事件でした)
I returned home without incident.
(私は、無事に家に帰ってきました)
This is a completely unexpected disaster.
(これは、降ってわいたような災難だ)
One wrong move would have meant disaster.
(ほんの少し間違えば、大惨事になっていただろう)