stab [ˈstab]は「刺す」、stub [ˈstəb]は「(鉛筆の)使い残り」です。
綴りの違いは、「刺す」の方は右から2番目の文字が’a’、「(鉛筆の)使い残り」の方は同じく右から2番目の文字がu’です。
それでは覚え方です。
stabの方は、頭の上に針を立てたa(A)君が、突然ジャンプして、t君の頭に突き刺さったところを想像しましょう。
stubの方は、ちびた鉛筆君が、キャップ代わりになってくれたu君のお蔭で、復活した姿を想像してください。
a君、一体どうしちゃったんでしょうね。
一方、u君の方は献身的(けんしんてき)ですね。(^^)
ただのアルファベットに、献身的という言葉を使うのは、何かヘンですが…。(爆)
stabは、ナイフなどのとがったもので刺すという意味の単語ですが、実際に刺さなくても、そのようなすばやい動作をするときにも使えます。
stab the air
(空(くう)を突く)
一方のstubは、鉛筆の使い残りのほか、タバコの吸殻や、ろうそくの残りにも使えます。
stub outといえば、「タバコをもみ消す」という意味になります。
また、切符や入場券などを受け取ったしるしとして渡される「半券」の意味にも使うことができます。
最後に、双方の英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。
The hoodlum stabbed his arm.
(その暴漢は、彼の腕を刺した)
She stabbed her finger the girl’s check.
(彼女は、少女のほっぺたをちょんと指で突いた)
The teacher raised his voice and stabbed the air with his pencil.
(先生は、声を張り上げ、鉛筆で空を突いた)
The army of ants was carrying a pencil stub.
(アリの大群れが、鉛筆の使い残りを運んでいた)
He stubbed out his cigarette .
(彼は、タバコの吸殻をもみ消した)
His hobby is collecting movie ticket stubs.
(彼の趣味は、映画の半券を集めることです)