bowelとvowel

bowel [ˈba(-ə)l]は「腸(ちょう)」、vowel [ˈva(-ə)l]は「母音(ぼいん)」です。
母音とは、日本語では「ア、イ、ウ、エ、オ」のことですね。
綴りの違いは、「腸」の方は1番左の文字が’b’、「母音」の方は同じく1番左の文字が’v’です。

bowelとvowel

それでは覚え方です。
bowelの’b’は、人が横を向いた姿とします。下の部分の膨(ふく)らみは、お腹の部分です。
そして、その中に、長い腸が収まっているところを想像しましょう。
vowelの方は、我らがトラえもん(=寅年生まれのヒゲのないネコ)が、発声練習をしているところだと想像してください。

bowelとvowel2

b君、驚いていますね。それはそうでしょう、気づいたら胃が飛び出しているのですから…。【><】
また、このイラストでは、腸がずいぶん短く描かれていますが、それは作者都合ということでご了承ください。(笑)

一方のトラえもんは、音楽が好きで、ギターも弾きます。
来週、近くの公民館で、友達のクリンちゃんとコンサートを開くことになっていて、今はボイストレーニング中なのです。
このあとは、ギターの練習があります。
クリンちゃんというのは、トラえもんの左側に描かれた栗ですね。左手に持っているのは縦笛(recorder)です。

また、それぞれの担当楽器は、

トラえもん:ボーカル、ギター、ベースギター
クリン:ボーカル、縦笛、フルート、クラリネット

となっています。

あと一人、ドラムス担当が欲しいところです。
このバンドは、予算があまりないので、できればどこかのドラムすこ(どら息子)をスカウトしたいところです。
とりあえず、ドラムは少しできればいいです。【><】

コンサート、成功するといいですね。(^^)

ちなみに、bowelは、’s’をつけて、bowelsと複数形にして使うことが多いです。
bowel movementといえば「排便、便通」、bowel trainingといえば「(犬やネコなどの)排便のしつけ」という意味になります。
また、vowelは語源的にはvocal(声)の仲間で、その証拠にどちらも’vo’で始まります。
このことも、頭の隅っこに入れておくと良いでしょう。

また、ちょっと難しい話になりますが、腸を意味する単語には、もうひとつintestine [in-ˈte-stən] というのがあります。

いい機会なので、ここでこの2つの単語の違いを書いておきたいと思います。

実は、bowelはもともと”内臓全体”を意味する単語で、そこから「腸」という意味が出てきました。
intestineの方は、いわば正真正銘の「腸」です。

なので、余力がある方は、

bowel 腸、内臓
intestine

 

と覚えておくと良いでしょう。(^^)

最後に、双方の英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

Bowel is the longest internal organ in human body.
(腸は、人間の体の中で最も長い臓器である)
The bowel has two parts, the small bowel and the large bowel.
(腸は、小腸と大腸の2つの部分からなる)
The colitis is inflammatory bowel disease or ulcerative colitis.
(大腸炎が炎症性腸疾患、潰瘍性大腸炎である)
In Japanese, there are 5 vowels: a i u e o.
(日本語には、アイウエオの5つの母音がある)
Diphthongs are complexions of vowels.
(二重母音は、母音の形勢である)
There’s a tendency for unstressed vowels to disappear.
(弱母音は、消失する傾向がある)

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