tally [ˈta-lē]は「勘定(かんじょう)」、telly [ˈtel·ly]は「テレビ」です。
綴りの違いは、「勘定」の方は、左から2番目の文字が’a’で、「テレビ」の方は同じく左から2番目の文字が’e’です。
それでは覚え方です。
今日は、この2つの英単語とその意味を、まるごとダジャレで覚えてしまう方法をご紹介します。
単語まるごと、それも同時に2つなんて覚えるのが大変じゃないの? そう思う方もいらっしゃるかも知れません。でも大丈夫、そこは私の作るダジャレ、すぐに覚えられますよ。
それでは行きます。
暗記句:足りない「勘定」、手料理のうまい「テレビ」
ある日、ワル男君がパー君を学校の近くにある喫茶店に誘いました。
実は、パー君はその日、チカちゃんとデートの約束があったのですが、パー君がその日最後の授業を終えて帰り支度をしていると、
「パー、ちょっといいかい」
と、ワル男君が声をかけてきたのです。
パー君が、
「うん、いいけど、何?」
と答えると、ワル男君は、
「おお、良かった! それじゃ、ちょっと喫茶店につき合ってくれ」
と、パー君の腕を取り、強引に教室から連れ出そうとしました。
パー君は、
「ちょっと待ってよ! 今日はこれから予定があるんだ。明日じゃダメ?」
と抵抗しますが、いつものように強引なワル男君は、
「パー、お前今、『いい』っていったよな? 男なら、一度いったことは撤回(てっかい)するなよ!」
と、返してきます。パー君は、
「『いい』っていったのは、今時間が少しあるっていう意味で…」
と説明を試みますが、ワル男君は、
「男に二言(にごん)はなしだぜ、パー。コーヒーをおごるからさ、ねえ頼むよ」
と、パー君をむりやり喫茶店に連れてきたのです。
で、結局ワル男君の話というのは、次の英語のテストでカンニングをさせて欲しいというもので、パー君は、しぶしぶ了承することになります。
おまけに、話が終わって、勘定を払う段になると、ワル男君は…。
あとは、イラストの通りです。
つまるところ、ワル男君は最初から、パー君におごる気はまったくなかったのですね。【><】
ちなみに皆さん、この喫茶店の正式名称は何だと思いますか?
答えは、「あなたの街の喫茶店 『タリーズ』」です。
こう書くと、ぴんときた方もいらっしゃるかも知れません。
そうです。勘定が足りーず(タリーズ)なのです。(笑)
一方、このテレビ君は、料理が好きで、和食から洋食まで、1000種類以上の料理をつくることができます。
何でも、自分の画面に映し出された料理番組は、すべて記憶しているということで、これはもう、そこらへんの料理人顔負けのレパートリーです。
そんなテレビ君は、今日は何かインド風のピラフをつくっているようです。
部屋に広がるいい匂いに誘われて、チュー吉が壁の穴から出てきましたね。
私も是非一度、テレビ君の手料理をたべてみたいものです。(^^)
そうそう、テレビといえば、イタリアのローマに、コインを投げ入れると願いが叶(かな)うという、「テレビの泉」というのがありましたね。
あっ!(゚o゚)違いました。
それは、「トレビの泉」でした。【><】
最後に、この2つの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。
He gave me the tally sheet.
(彼は、勘定書をよこした)
Please turn off the telly.
(テレビを消してください)