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preach to the choir

「意味」釈迦に説法をする。相手にとって分かり切ったことを言う。すでに同意している人を説得しようとする。

※今日の英語,直訳では「聖歌隊(choir)に説教する(preach)」ですが,すでにキリスト教徒である聖歌隊にキリスト教の説教をするということから,上記の意味で使います.

preach to the convertedも同様の意味です.the convertedは「すでに改宗した人」のことです.

使用頻度は高くはないです.

「英語例文」
The crowd applauded her, but she was preaching to the choir.「群衆は彼女に拍手喝采だったけど、彼女は釈迦に説法をしていたよ。」

Nothing beats ….

「意味」...に勝るものは無い。...が一番良い。...が最高だ。

※今日の英語,beatは「打ち負かす」なので,Nothing beats ....で「...を打ち負かすものは何もない」ということで,「...が一番だ」という意味になります.

「英語例文」
Nothing beats spending some quiet time with loved ones.「愛する人と静かな時間を過ごすのが一番良い。」

I appreciate your input.

「意味」ご意見をいただき,ありがとうございます。あなたのご意見に感謝いたします。

※今日の英語,相手から意見をもらって,それに対する感謝を表したいときの英語フレーズ.

appreciateはthank youに比べると,ちょっと堅い感じの英語表現です.

inputは「入力」ですが,ここでは「(相手から自分への入力としていただいた)意見」の意味です.

相手の意見をまだもらってなくて,これらから意見を聞きたいという場合は,
I'd appreciate your input.「ご意見をいただけるとありがたいです。」

「英語例文」
I really appreciate your input and advice.「ご意見とアドバイスをいただき,ほんとうにありがとうございます。」

Less is better.

「意味」少ない方がいい.

※今日の英語,反対はMore is better.「多い方がいい」です.

以下の例文のようにwhen it comes to ...と続く場合がよくあります.

「英会話例文」
Less is better when it comes to possessions.「所有物に関しては、少ない方が良いです。」



straight from the horse’s mouth; right from the horse’s mouth; from the horse’s mouth

「意味」確かな筋から。本人から直接。

※今日の英語,なかなか面白い英語表現.けっこう使います.

horse's mouthは「馬の口」ですが,馬の年齢はその馬の歯を直接見れば知ることができる(ほんとうにそうなのかはよく知りませんが...),ということで,straight from the horse's mouthは情報を又聞きで間接的に得るのではなく,直接,該当する人や組織から確かな情報を得る,というような意味合いになります.

straightやrightを入れない場合もあります.

「英語例文」
I didn't want to believe it until I heard it from the horse's mouth.「本人から直接聞くまでは,私はそれを信じたくなかった。」

sink or swim

「意味」一か八か(で行う)。のるかそるか(で行う)

※今日の英語,直訳では「沈む(sink)か泳ぐ(swim)か」ですが,「自分の自己努力を通して成功するか,もしくは失敗するか,のどちらか」,という意味です.

名詞または動詞として使います。3つの単語をつなげてsink-or-swimとすると「一か八かの」、「のるかそるかの」という意味の形容詞になります.

「英語例文」
It's sink or swim but I'm ready for it.「それは一か八かだけど,私はそのための準備はできている」

for that matter

「意味」(そのことについて)さらに言うと。

※今日の英語,あることを言った後に,そのことと同様に,その次のことも言える,というような意味合いで使います.使い方は以下の例文を参考にしてください.

「英会話例文」
She never looked down on me, or anyone else for that matter.「彼女は私を決して見下したりしなかったし,さらに言うと他の誰に対してもだ。」

※ look down onは「見下す」,「軽蔑する」の意味です.

hit the sack; hit the hay

「意味」ベッドに入る。床につく。寝る。

※今日の英語,go to bedと同じ意味ですが,口語でけっこうよく使います.

sackは「ずだ袋」のことで,hayは「干し草」のことです.昔,干し草をつめた袋をベッドとして使っていたことから,hit the sackやhit the hayがgo to bedの意味になったようです.

「英会話例文」
We have to get up early tomorrow. Let's hit the sack.「明日は早く起きないといけないぞ。もう寝ましょう。」

Tough times never last, but tough people do.; Tough times don’t last, but tough people do.

「意味」厳しい時代は決して続かないが、タフな人々は持ちこたえる。

※今日の英語,本のタイトルにもなった格言です。

Tough times のtoughは「厳しい」という意味ですが、tough people のtoughは「タフな」、「頑強な」といった意味です。

最後のdoはlastのことですが、同じ単語の繰り返しを避けるためlastの代わりにdoを使っています。

「英会話例文」
Persevere; don't give up. Tough times never last, but tough people do.「耐えるんだ;あきらめるな。厳しい時代は決して続かないけど、タフな人々は持ちこたえるんだ。」

※例文はRobert Schuller の”Tough times never last , but tough people do”という本からの引用です。persevereは「やり抜く」、「耐える」などの意味。

be bowled over

「意味」圧倒されている。たいへん驚いている。

※今日の英語,bowlはボーリング(bowling)のbowlなのですが,bowl overで「打ち倒す」や「気を転倒させる」,「ひどく驚かす」といった意味で使います.

以下のように,beの部分はgetを使うことも多いです.
get bowled over「圧倒される」,「たいへん驚く」

「英会話例文」
I'm bowled over by what has happened to me. 「私は自分に起こったことにたいへん驚いている。」