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Speaking as someone who …, ~.

「意味」...する者の立場から言うと,~です。...する者として言うと,~です。

※今日の英語,自分がある立場から発言したいときに使います.

someone who ...の部分は,以下のように名詞の場合もあります.

Speaking as a scientist, ~「科学者の立場から言うと,~です」

「英会話例文」
Speaking as someone who lives in the area, I know what you're talking about.「その地域に住んでいる者の立場から言うと、私はあなたの話していることが分かります。」

It pays to be prepared.

「意味」準備しておいて損することはない。

※今日の英語,It pays to ...は「...して損はない」という意味でよく使います.

to ...の部分は,ここで取りあげたto be prepared以外に,様々な語句を入れて使います.たとえば,

It pays to use the app.「そのアプリを使って損することはない」

「英語例文」
Although you can't predict when it can happen, it pays to be prepared.「それがいつ起こりうるかは予測できないが、準備しておいて損することはない。」

I can’t speak for other people but ….; I can’t speak for others but ….

「意味」他の人達を代弁することはできませんが,...。他の人達(の意見)はどうだかわかりませんが,...。他の人達には当てはまらないかもしれませんが,...。

※今日の英語フレーズ,その時の状況でけっこう和訳は違ってくると思います.

speak forには「代弁する」,「擁護する」,「かばう」,「賛成意見を述べる」などの意味があります.

「英語例文」
I can't speak for others, but I forgave you a long time ago.「他の人達はどうだかわかりませんが,私はずっと前にあなたを許しました。」

(Even) Homer (sometimes) nods.; (Even) Jove (sometimes) nods.

「意味」猿も木から落ちる。弘法も筆の誤り。

※今日の英語,nodは「うなずく」という意味もありますが、ここでは「(眠くて)うとうとする」の意味です。Homerは古代ギリシャに詩人ホメロスのことです。このことわざは「ホメロスでも、うとうとして詩を作ったような凡作がある」、というような意味です。

Evenを省略したり、sometimesを省略したり、両方を省略したり、HomerをJoveにかえたりで、以下のようにいろいろなバリエーションがあります。sometimesの省略はよく見かけます。

Even Homer nods.
Even Jove nods.
Homer sometimes nods.
Jove sometimes nods.
Homer nods.
Jove nods.

「英語例文」
As the saying goes, “Even Homer nods,” so we should overlook his mistake.「ことわざにあるように「猿も木から落ちる」というから、私たちは彼の過ちを大目に見るべきだ。」

That didn’t come out right.

「意味」ちょっと言い間違えたわ。今の言い方は適切でなかったです。今のは変な言い方でした。

※今日の英語は,「直前に話したことが変だった,あるいは適切でなかった」という場合に,こんな言い方をすることがあります.

come outは「出て来る」ですが,ここでは「言葉が口から出る」,「(考えていることが言葉で)表現される」の意味です.ですので,That didn't come out right.は「それ(直前に言ったこと)は正しく表現されていなかった」という意味になります.

「英会話例文」
Wait, that didn't come out right. I mean, I was paying attention to other things.「ちょっと待って,今の言い方は適切でなかったわ。私は他のことに注意を払っていたということなの。」

※この例文のように,このフレーズの前にwaitを付けることがよくあります.

pull out all the stops

「意味」(ある目的を達成するために)可能な限り努力をする。全力を尽くす。

※今日の英語,(意外と?)よく使われている英語表現です.

語源はパイプオルガンのストップを全て引くことで,こうすると,あらゆる種類の音を最大の音量で出すことができようになります。

例文のようにto ...を付けることが多いです.

「英会話例文」
We'll pull out all the stops to make you look amazing. 「あなたが素晴らしく見えるように私たちは可能な限り努力をするでしょう。」

look over one’s shoulder

「意味」自分の肩越しに見る。びくびくする。

※今日の英語,「(後ろを気にして)自分の肩越しに振り返って見る」が文字通りの意味ですが,そこから比喩的に「何かを気にして,びくびくする」といった意味でも使います.

「英会話例文」
Don't look over your shoulder. Keep your head up high. 「びくびくしないで。堂々としなさい。」

※例文はBryan AdamsのWalk on byという曲からの引用です.Keep one's head up highは「頭を高く上げたままでいる」ですが,これで「うつむかずに胸を張って,堂々としつづける」といった意味になります.

as a bonus

「意味」おまけに。おまけとして。ボーナスとして。

※今日の英語,よく使います.

bonusは会社が従業員に支払う「賞与」以外に,「おまけ」や「思いがけない贈り物」の意味があります.

「英会話例文」
If we seek meaning in life, we can get happiness as a bonus.「私たちが人生の意味を追求すれば、おまけとして幸せを得ることができる。」

raise one’s hat to …; tip one’s hat to

「意味」帽子を取って(軽く持ち上げ)...に挨拶する。...に敬意を表す。...に謝意を表す。

※今日の英語,映画などで帽子を軽く持ち上げて挨拶するシーンを見たことのある人も多いかと思います.

帽子をかぶっていなくても,敬意や謝意を表すという意味合いでこの英語表現を使うことがあります。

使用頻度は高くはありません.

「英会話例文」
I have to raise my hat to them.「私は彼らに敬意を表さないといけない。」

Cut your coat according to your cloth.

「意味」分相応の生活をしなさい。

※今日の英語,「自分の布地(cloth)に合わせて,上着(coat)を作りなさい」が文字通りの意味です.

これは命令文ですが,命令文以外にこの英語表現を組み込んで使うこともよくあります.その場合,yourの部分を他の人称代名詞にかえることもよくあります.

「英語例文」
Cut your coat according to your cloth. You don't have to spend a lot of money on it.「分相応の生活をしなさい。あなたはそれに多額のお金を費やす必要はないわ。」