イメージでラクラク暗記一覧

lightとright

light [‘lIt]は「光」、right [‘rIt]は「右」です。
綴りの違いは、「光」の方は1番左側が’l、「右」の方は’r’です。

lightとright

それでは覚え方です。
lightの’l’を、ゆらゆらと燃えるろうそくの炎だと想像しましょう。rightの’r’の方は、右向きの矢印だと想像してください。

lightとright2

ちなみに、rightには、もうひとつの意味がありますが、ご存知ですか?
そうです、「正しい」ですね。
rightには、「右」と「正しい」と、2つの意味があります。

それでは、何故「右」が「正しい」のでしょうか?

rightは、古くは”riht”と綴り、そのもっとも古い意味は、「物理的に真っ直ぐな、曲がっていない(straight, not bent)」です。
この意味が、道徳・精神に適用されて、「道徳的に真っ直ぐな(morally correct)」⇒「正しい」という意味になったようです。

最後に、双方の英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

The light source generates light.
(光源は、光を発生する)
The fluorescent [flˈresənt] light doesn’t light up.
(蛍光灯が点灯しない)
The blue light laser is used in the treatment of skin cancer.
(青色レーザーは、皮膚がんの治療に使われる)
I’m right-handed.
(私は、右利きです)
Japanese cars are right hand drive.
(日本車は、右ハンドルです)
I think you are right. If I were you I would do the same.
(あなたは正しいと思う。もしも私があなただったら、同じことをするだろう)


foulとfowl

foul [‘faul]は「反則」、fowl [‘faul]は「家禽(かきん)、鳥類」です。
綴りの違いは、「反則」の方は右から2番目が’u’、「家禽(かきん)、鳥類」の方は同じく右から二番目が’w’です。

それでは覚え方です。
foulの’u’を、蓋(ふた)のあいたポリバケツとし、ここにいろいろな物を投げ込んでいるところを想像しましょう。一方のfowlの’w’は、鳥がロケットのように「ビューッ!」と空高く舞い上がる姿だと想像してください。

さて皆さん、左側のfoulのイラストが、何故「反則」の意味になるのか分かりますか?
そうです、ビール瓶・英単語本[ダジャ単]・ハサミを、分別(ぶんべつ)せずに皆一緒に捨てているので、ルール違反、つまり「反則」なのです。
し、しかし、私の英単語本が…。(;;)(^-^)

foulは、「ファール」と、もはや日本語にもなっている、日本人にはおなじみの単語です。
野球やサッカーの試合をみていて、この言葉を一度も聞かない日の方が珍しいくらいです。
foul a ballといえば「ファールボールを打つ」、foul outといえば「捕手へのファールフライでアウトになる」という意味になります。

foulにはまた、「不快な匂い」という意味もあります。
foul breathといえば「臭い息、口臭」、foul odorといえば「悪臭、腐敗臭」の意味です。

fowlというのは、ちょっと分かりにくい単語です。
これは、にわとりのような、肉や卵を収穫するために飼われている鳥類を指します。
通常は、「にわとり(あるいはめんどり)」と訳してしまっても差し支えないでしょう。

また、これらの鳥からとれた肉の意味でも使われます。
さらに、広く「鳥」の意味で、”bird”と同義で使われることもあります。

最後に、この2つの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

He called the ball foul.
(彼は、そのボールをファウルと判定した)
He made a foul play in volleyball by dribbling.
(彼は、バレーボールでドリブルという反則を犯した)
He has a foul breath.
(彼は、息が臭い)
The domestic fowl is a poor flier.
(鶏は、飛ぶのは下手だ)
A fowl, if kept long, gets high.
(鳥は、長く置くと臭くなる)
Better a fowl in hand than two flying.
(手の中の鳥一羽は、森の中の十羽に勝る)


belowとbellow

below [bi-‘lO][は「より下に」、bellow [‘be-lO]は「(牛などが)大声で鳴く」です。
綴りの違いは、真ん中に挟まれている’l’の数が「より下に」の方は1つ、「大声で鳴く」の方は2つです。

それでは覚え方です。
belowの’l’を、下向きの矢印だと想像しましょう。bellowの’ll’の方は、上を向いて鳴き叫んでいる鳥のくちばしだと想像してください。

しかしこの鳥、ものすごく痛そうですね。足が罠(わな)にでも「バチンッ!」とはまったのでしょうか?
いいえ、違います。どうもベロ(舌)を切られたようです。

belowは、「より下に」「より少ない」」「より劣って」などの意味をもつ単語です。
below averageといえば「平均以下の」、below expectationsといえば「予測を下回る」、below average in intelligenceといえば「知能が普通以下で」という意味になります。

一方、bellowは、もともと「牛がモーと鳴く」という意味でしたが、牛の声は大きくて良く通ることから、「怒鳴る」という意味が出てきました。
bellow into the phoneといえば「受話器に向かって怒鳴る」、bellow out an orderといえば「怒鳴り声で命令する」という意味になります。
また、bellow with painといえば。「苦痛でわめく」という意味になります。

上のイラストが、まさにこの意味ですね。

最後に、双方の英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

It is attached below.
(下記に添付されています)
See below for an example.
(以下の例を見よ)
The annual mean temperature at the South Pole is 60 degrees below zero.
(南極の年平均気温は、氷点下60℃です)
The bull bellowed in the pasture.
(牧場で、牛がモーと鳴いた)
I bellowed out the popular song.
(私は、どなるようにその流行歌を歌った)
His bellow filled the hallway.
(彼の怒声は、廊下にあふれた)


layとlie

lay [‘lA]は「横たえる」、lie [‘lI]は「横たわる」です。
綴りの違いは、横たわるの方は2番目と3番目が’ay’、横たえるの方は同じく2番目と3番目が’ie’です。
layとlie

それでは覚え方です。
layの’l’を、人がまっすぐに立っている姿とします。そして、この人物が’ay’君を右方向にゴロリ!と転がし、横たえたところを想像してください。
一方のlieは、人が両手両足を高く上げた姿とします。’l’が足の部分、’i’が手の部分、’e’が頭の部分です。
そして、やがてこの人物が足をドンッ!と床の上に下ろして横たわり、グーグーと高いびきをかいて寝始めたところを想像してください。

layとlie2

ay君、横たえてもらったうえに、枕までしてもらって気持ち良さそうですね。
ie君の方は、よっぽど疲れていたのか、横たわるやいなや腕を下ろすのを忘れて眠ってしまいました。(笑)

最後に、双方の英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

I lay myself down.
(身を横たえる)
She laid her baby down.
(彼女は、赤ん坊を寝かせた)
He layed out a vinyl sheet.
(彼は、ビニールシートを敷いた)
I lie on my face.
(うつぶせに寝る)
I lie on the ground.
(地面に横たわる)
I need to lie down on the bed.
(私は、ベッドに横になりたい)


flameとframe

flame [f’lAm]は「炎」、frame [f’rAm]は「枠、枠組み」です。
綴りの違いは、「炎」の方は左から2番目の文字が’l’、「枠、枠組み」の方は同じく左から2番目の文字が’r’です。

flameとframe

それでは覚え方です。
flameの’l’は、炎の揺れるろうそくだと想像しましょう。frameの’r’の方は、賞状などを入れる額縁(がくぶち)の角であると想像してください。

flameとframe2

ちなみに、a clear flameは「あかあかと燃える炎」、a flicker flameは暖炉(だんろ)などで「ちょろちょろと燃える炎」、the tip of a flameは「炎の先端」の意味です。
burst into flamesといえば、「パッと燃え上がる」「火の手が上がる」「爆発炎上(ばくはつえんじょう)する」という意味になります。

また、a picture frameは油絵などを入れる「絵の額縁」、a window frameは「窓枠」、the frame of an umbrellaといえば「傘の骨」の意味となります。

frameはまた、建物、船、自動車などの機械の「骨組み」や、人間や動物の「体格、骨格」の意味でも使われます。

the frame of a planeといえば「飛行機の構造」、the frame of gymnasium [gym・na・si・um] といえば「体育館の構造」、a man of frameといえば「がっしりとした体格」という意味になります。

最後に、双方の英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

The bursting flame damaged the house.
(突然の出火で、その家は損害を受けた)
The flame wavered and then died.
(炎がちらちらして、それから消えた)
The bus burst into flames while ferrying children home from school.
(そのバスは、子供たちを学校から家に送り届ける途中、爆発炎上した)
He fitted the picture into the frame.
(彼は、その額縁に絵をはめ込んだ)
He painted the window frames yellow.
(彼は、窓枠を黄色く塗った)
He has a compact frame.
(彼は、締まった体格だ)