短文でラクラク暗記一覧

scaldとscold

scald[‘skold]は「やけどさせる」、scold [‘skOld]は「(子供を)しかる」です。
綴りの違いは、やけどさせるの方は真ん中の部分が’a’で、しかるの方は同じく真ん中の部分が’o’です。

scaldとscold

それでは覚え方です。やけどさせるの方の’a’は、アと読めるので「熱い(aつい)」とし、しかるの’o’の方は同じくオと読めるので「お灸(o灸)」とします。
そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:いやかんで「やけどさせ」、灸だ!と「しかる」親

信じられないことに、子供を車の中に置き去りにして夫婦そろってパチンコに興じる親や、また悪いことをした子供を打擲(ちょうちゃく)する親が今も昔も存在します。

今日は、以下のようなストーリーを作ってみました。
警察の取り調べ室での、刑事と5歳の子供を虐待した両親との会話です。

刑事:「あんたたちね、夫婦そろって5歳の子供の頭に熱いやかんを当てるなんて、どうしてそんなむごいことをしたの?」
両親:「はい。子供が、せっかく買ってあげたポケモンのおもちゃを放り投げたので、ついカッとなり、しつけだと思ってそうしました」
刑事」「し、しつけ? 子供の頭に熱いやかんを載せるのが…?
あんたたち、狂ってるよ!」

最後に、これらの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

I got scalded.
(熱湯で火傷した)
She scalded her hands when she turned on the faucet and hot water came out.
(彼女が手に火傷したのは、蛇口をひねって熱湯が出てきたときだ)
Warning for a scald is required because of using hot water and there are many accidents and cases involved this.
(熱湯を使うため火傷に対する警戒も必要で、これにまつわる事故事例も多い)
I am going to scold the kids really bad.
(私は、子供をひどくしかる)
Don’t scold the child without reason.
(理由なしに子供をしかってはいけない)
Don’t scold her – she’s too young to understand.
(彼女をしからないで。幼くて理解できないから)


porkとpoke

pork[‘pork]は「豚肉」、poke [‘pouk]は「突っ込む」です。
綴りの違いは、豚肉の方は’rk’で終わり、突っ込むの方は’ke’で終わることです。

porkとpoke

それでは覚え方です。豚肉の方の’rk’は、一文字づつ読むとアールケイなので「歩く」とし、突っ込むの’ke’の方は同じく一文字ずつ読むとケイなので「刑事」とします。
そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:『く「豚肉」?』 事が「突っ込む」

これでは何のことか分からないと思うので、こんなストーリーを作ってみました。
以下は、警察の取り調べ室での、刑事と銀行強盗犯との会話です。

刑事:「…。ところで、お前のボスは、どんな格好をしているんだ?」
捕まった犯人:「そうだな。一言で言えば、歩く豚肉かな」
刑事」「歩く豚肉?」
捕まった犯人:「そうだ。ボスはものすごく太っていて、歩くたびにお腹の肉がブヨブヨ動くんだ。まさに『歩く豚肉』という感じだ」
刑事:「なるほど。…」

最後に、双方の英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

My bosss’s nickname is “Warking Pork”. Because he is really fat.
(ボスのあだ名は”歩く豚肉”。何故なら、すごいデブだから)
The detective stood and poked his hand in his pocket.
(刑事は立ち止まると、ポケットに手を突っ込んだ)


yarnとyawn

yarn[‘yarn]は「糸」、yawn [‘yOn]は「あくびをする」です。
綴りの違いは、「糸」の方は右から2番目が’r’、「あくびをする」の方は同じく右から2番目が’w’です。

yarnとyawn

それでは覚え方です。
yarnの’r’を、「或る」と読むことにします。yawnの’w’の方は、そのまま「ダブル」と読むことにします。
そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:或る「糸」ダブルで「あくびをする」

yarnとyawn2

しかしこの糸巻きさん、2回続けてあくびをするなんて、スゴく眠そうですね。
なんか、私まで眠くなってきてしまいました。
(_ _)(-.-)(~O~)ファ・・・(~O~)(-.-)
おっと、いけない!(゚o゚)英単語を暗記しなくては。(爆)


dearとdeer

dear [‘dir]は「いとしい」、deer [‘dir]は「鹿(しか)」です。
綴りの違いは、「いとしい」の方は真ん中の部分が’ea’、「鹿」の方は同じく真ん中の部分が’ee’です。

dearとdeer

それでは覚え方です。
まず、dearの’ea’を一文字ずつ読むとイーエーなので、ここは「家」と読むことにします。
次に、deerの方の’ee’は、同じくアルファベットを一文字ずつ読むとイーイーとなりますが、ここはいい! いい!(Good! Good!)と解釈し、「ほんとにいい」と読むことにします。
ン?(?_?)ここまでの説明、どこかで聞いたような…。(笑)

そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:にいる 「いとしい」ほんとに いい「鹿」よ

ところで、「ほんとにいい」と言えば…。
はい、今日はこれまで。(爆)

最後に、この2つの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

Mary my dear!
(いとしいメアリー!)
You are dear to me.
(私は、あなたが愛しいです)
We saw a herd of deer there.
(私たちは、そこで一頭の鹿を見た)
He showed me a deer whistle.
(彼は、鹿を呼ぶ笛を見せてくれた)


bearとbeer

bear [‘ber]は「耐える」、beer [‘bir]は「ビール」です。
綴りの違いは、「耐える」の方は真ん中の部分が’ea’、「ビール」の方は同じく真ん中の部分が’ee’です。

bearとbeer

それでは覚え方です。
まず、bearの’ea’を一文字ずつ読むとイーエーなので、ここは「家」と読むことにします。
次に、beerの方の’ee’は、同じくアルファベットを一文字ずつ読むとイーイーとなりますが、ここはいい! いい!(Good! Good!)と解釈し、「ほんとにいい」と読むことにします。(笑)

そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:で暑さに 「耐え」ながら 飲むはほんとに いい「ビール」

ところで、「ほんとにいい」と言えば、アメリカにそういう名前の歌手がいましたね。
確か、「ホントニイー・ヒューストン」。
あっ!(゚o゚)違った。それは、「ホイットニー・ヒューストン」でした。(爆)

最後に、双方の英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

He came to Belgium in search of the best beer.
(彼は、最高のビールを求めて、ベルギーにやってきた)
A 12-year-old boy took his own life because he couldn’t bear the bullying anymore.
(12歳の少年が、自ら命を絶った。彼はもう、いじめに耐えられなかったのだ)


acceptとexcept

accept [ak-‘sept]は「(快く)受け入れる」、except [ik-‘sept]は「除く」です。
綴りの違いは、「(快く)受け入れる」の方は’ac’で始まり、「除く」の方は’ex’で始まることです。

acceptとexcept

それでは覚え方です。受け入れるの方の’ac’は、アクと発音することから「あぁ靴」とし、除くの’ex’の方はエクと発音することから「えくぼ」とします。
そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:あぁ靴「受け入れて」 えくぼ「除く」とは これいかに

これだけではちょっと分かりにくいと思うので、こんなイラストを描いてみました。

acceptとexcept2

ある日、いつの間にか左頬にできていたえくぼで悩んでいたユキちゃんのところに、いたずら好きのワル男君が現われます。
ワル男君は、話を聞くと、

「なんだ、そんなえくぼ、オレが治してやるよ。よく効く『靴治療』っていうのがあるんだ」

と、自分の靴を脱ぎ、ユキちゃんの口の中へ…。(T_T)ヒェーッ!

最後に、双方の英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

I will accept your request.
(私は、あなたの要請(ようせい)を受け入れます)
Unfortunately, we can’t accept that proposal.
(残念ながら、我々はその提案を受け入れることはできません)
Accept my thanks for your kindness.
(ご好意に謝する)
Nobody was hungry except me.
(私だけが空腹だった)
Everybody is busy except me.
(私以外は、みんな忙しい)
You can’t buy that anywhere except for the internet.
(それは、インターネットでしか買えません)


cashとcache

cash [‘kash]は「現金」、cache [‘kash]は「隠し場所」です。
綴りの違いは、現金の方は’sh’で終わり、隠し場所の方は’che’で終わることです。

cashとcache

それでは覚え方です。現金の方の’sh’は、シューと読めることから「姑(しゅうとめ)」とし、隠し場所の’che’の方はシーヘーと読めることから「紙幣」とします。
そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:突然「現金」 足りないと 紙幣「隠し」を 疑われ

嫁姑の問題は、永遠のテーマですね。今日は、ダメ押しでこんなイラストを描いてみました。

cashとcache2

しかし、このお母さま、キツイ~。(^_^;
言葉では「隠してない?」ですが、言外(げんがい)に「盗んでない?」といっていますね。

ちなみにcacheは、コンピューターの世界においては、データの読み書きがきわめて速い小容量メモリーの意味で使われます。
ここには、ごく最近呼び出されたデータのコピーや、頻繁(ひんぱん)に使われるデータなどが入っています。
この仕組みがあることで、コンピューターの処理時間を大幅に短縮できるのです。
このcacheは、cache memoryとも呼ばれます。

最後に、双方の英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

They give a 10% discount for cash.
(現金で買うと 10% 引いてもらえる)
Police found a cache of stolen cars in the woods.
(警察は、森の中に盗難車の隠し場所をみつけた)
When, after the HDD has been replaced, there is inconvenience in using this cache memory as a cache for the data to be recorded, the cache memory is used only as a cache for the data to be reproduced.
(HDDの交換があった際に、記録データのキャッシュとして用いては不具合がある場合には、再生データのキャッシュとしてのみ使用する)


rootとloot

root [‘rut]は「根」、loot [‘lut]は「略奪品」です。
綴りの違いは、根の方は’r’で始まり、略奪品は’l’で始まることです。

rootとloot

それでは覚え方です。根の方の’r’は、「或る」と読み、略奪品の方は「得る」と読むことにします。
そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:「或る」木の「根」元で得る「略奪品」

通りすがりの旅人が、或る木の根元にピカリ!と光る1枚の小判を見つけ、興味を惹かれて土のやわらかい部分を掘り返してみると、何とそこには盗賊たちが逃走中に一時隠した略奪品の数々があったのでした!

rootは、木の根という意味ですが、比喩(ひゆ)としても使われます。
the root of a tongueといえば「舌のつけ根」、the root causeといえば「根本原因」です。
「根が出る、発根する」という意味で、動詞としても使われます。
また、数学で習う「ルート(√)」もこの単語なので、「9の平方根は3」といいたいときには、「Root 9 is 3.」とします。

一方、lootの方は、「略奪品」の他に「戦利品」という訳語もあります。
意味は同じですが、日本語に訳す際にどちらを用いるかは、その文章が略奪した側の立場で書かれているものなのか、略奪された側の立場で書かれているものなのかということをも勘案(かんあん)すると良いと思います。
また、単に、お金(money)の意味で使われることもあります。

それでは、双方の英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

Geraniums root easily.
(ゼラニウムは、すぐに発根する)
The cutting has taken root.
(挿し木が根づいた)
The square root of four is two.
(4の平方根は2です)
They split the loot three ways.
(彼らは、3つの方法で戦利品を分けた)
The burglar carried the loot in his bag slung over his shoulder.
(強盗は、肩からぶら下げた袋に入れて、戦利品を運んだ)
He made a lot of loot selling cars.
(彼は、車を売ってひと儲けした)


bambooとbugaboo

bamboo [bam-‘bu]は「竹」、bugaboo [‘bə-gə-bü]は「恐怖感」です。
綴りの違いは、「竹」の方は真ん中の部分が’am’、「恐怖感」の方は’uga’です。

bambooとbugaboo

それでは覚え方ですが、その前の約束事として、’am’の部分は「あぁ!松」、’uga’の部分は「うぅ!ガン」と読むことにします。そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:あぁ! 松「竹」食べたと思ったら、うう! ガンの「恐怖感」

※まつたけは、正確には「松茸」で、「松竹」ではありませんが、そこは英単語を覚えるための暗記句ということでお願いします。

この方は、松茸を食べたと思ったら、どうやら発がん性のある毒キノコを食べてしまったようです。【><】

ちなみに、bambooは「竹」の意味ですが、「竹製の」という形容詞としても使われます。
一方のbugabooは、もともと「(悪い子を食べてしまうという)恐ろしいお化け」のことで、しばしば「(根拠のない)怖いもの」「恐怖感」「心配の種」といった意味で使われます。

最後に、双方の英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

Bamboo shoots are not only delicious but are also rich in nutrients.
(竹の子は、おいしいばかりでなく、栄養に富んでいる)
The old bugaboo of inflation still bothers them.
(彼らはまだ、昔のインフレーションの恐怖に悩まされている)


allyとalleyとalloy

ally [ə-‘lI]]は「同盟」、alley [‘a-lE]は「裏通り」、alloy[ˈa-ˌloi]は 「合金」です。
スペルの違いは、同盟には’e’がなく、裏通りには’e’があり、合金には’o’があることです。

allyとalleyとalloy

それでは覚え方ですが、裏通りにある”e’を「いい」と読み、合金にある’o’を「おおきな(oきな)」と読むことにします。
そうすると、これら3つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:「同盟だ!」 いい「裏通り」で 大きな「合金」ロボ 合意

これだけだと、イメージしにくいと思うので、今日は、以下のようなストーリーを作ってみました。

ある日、「EX合金 Dr.スランプ DXアラレちゃん」が、鼻歌を歌いながら、カシン、カシン!と街を歩いていると、「AM-19 ガイアユニクロン」がズシンと肩にぶつかってきました。

以下は、その時の2人の会話です。

AM-19 ガイアユニクロン:「アッ、ゴメン!」
DXアラレちゃん:「あら、久しぶりね。今、何してるの?」
AM-19ガイアユニクロン:「今? アラレと話してる」
DXアラレちゃん:「そうじゃなくてーっ!」
AM-19ガイアユニクロン:「そうそう、実はオレ、アラレを捜してたんだ。一緒に宇宙同盟を作らないか?」
DXアラレちゃん:「宇宙同盟? その目的は?」
AM-19ガイアユニクロン:「世界平和さ」
DXアラレちゃん:「分かったわ。でも、同盟を作るためには、何か資格がいるんじゃないの?」
AM-19ガイアユニクロン:「うん、資格は1つだけ。身長が5メートル以上あること」
DXアラレちゃん:「それなら大丈夫だわ。実はあたし、去年からロボット用成長促進剤を飲んでいて、今5メートル17センチあるの」
AM-19ガイアユニクロン:「よし、決まりだ!」
(ここで、2人はガシッ!と握手をかわす)

これが、「ガイアユニクロン&アラレ同盟」誕生の、世紀の瞬間であった!

と、今日はだいぶ吹っ飛んだ内容になってしまいましたが(爆)、この光景を心に描きながら、上の短文を何度も唱えてみましょう。そうすれば、皆さんはきっともう、今後allyとalleyとalloyで混乱することはないでしょう。

最後に、これらの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

Koretoyo tried to stabilize his territories by establishing an ally with the Otomo and Sagara clans.
(惟豊、大友氏、相良氏と同盟を結ぶことで、領国の安定を図った)
The tide of war has turned in favour of the Allies.
(同盟軍の旗色が好くなった)
The robber attacked her on a back alley.
(強盗は、裏通りで彼女を襲った)
The car twisted through back alley.
(車は、裏通りを縫うようにして走っていった)
The ABC12 includes a brazing alloy.
(ABC12は、ろう付合金を含む)
The solder layer 8 includes at least one alloy selected from a group comprising a gold-tin alloy, a silver-tin alloy, and a lead-tin alloy.
(はんだ層8は、金錫合金、銀錫合金および鉛錫合金からなる群より選ばれた、少なくとも1種を含む)