chalk and cheese

「意味」似て非なるもの。全く異なるもの。月とスッポン。

※今日の英語,直訳では「チョークとチーズ」ですが,「外見は似ているけれど全く異なるもの」という意味で使います。

以下のような使い方をよくします.

as different as chalk and cheese.「月とスッポンほど違う」「似て非なるものだ」

like chalk and cheese.「月とスッポンのようだ」「似て非なるものだ」

「英語例文」
We're as different as chalk and cheese.「私達って,月とスッポンほど違うわね。」

It paid off.

「意味」それが実を結んだ。そのかいがありました。それは報われました。

※今日の英語,とてもよく使います。

pay offは「(努力や投資などが)利益を生む」,「(努力などが)実を結ぶ」,「(努力などが)報われる」といった意味です.「負債を完済する」という意味もありますが,この場合は人や組織が主語になり,目的語をとることになります.

未来形のIt will pay off.(それは実を結ぶでしょう)もよく使います。

「英語例文」
After a long season of hard work, it paid off in the end.「きつい仕事の長いシーズンの後、最終的には報われました。」


It’s on the easy side.

「意味」それは易しめです。それは簡単な方です。

※今日の英語,難易度が中間より易しい側にあるというような意味合いです.easyはdifficultなど他にかえて使うことができます.以下の例文のように,主語itはもちろん他にかえて使うことができます.

「英会話例文」
The game is on the easy side, but it's good fun even for advanced players.「そのゲームは簡単な方ですが、上級者でもとても楽しいです。」

~ is second nature to me.

「意味」~は私にとって第二の天性です。~は私には天性と言えるぐらい,あまり考えなくても容易にうまくできます。

※今日の英語,このnatureは「生まれつきの気質」や「天性」のことで,second natureは直訳すると「第二の天性」ですが,生まれつきではなく後天的に身に付いた「習性」や「才能」のことです.

~ is second nature to me.は「~は私にとって後天的に身に付けたものだけれど,生まれつきの習性や才能のようだ(つまり,天性のように,あまり考えなくても容易にできる)」,というような意味合いです.

meは他の人称代名詞や人名にかえて使うことができます.

「英会話例文」
Teaching is second nature to me.「教えることは私にとって第二の天性です。」

wash ~ down with …

「意味」~(食べ物や薬など)を...(水などの飲み物)で(のどに)流し込む

※今日の英語,wash downには「洗い流す」という意味以外に,上記の意味でも使います.

「英会話例文」
He took a bite of cake and washed it down with coffee.「彼はケーキを一口食べて、それをコーヒーでのどに流し込んだ。」

※take a bite of ~は「~を一口食べる」という意味です.

…., just thinking about it.

「意味」(それを)考えただけで....だ。

※今日の英語,あることを考えただけで,嬉しくなったり,ぞっとしたり,腹が立ったり,...と言ったときに使います.

itはhimなどの他にかえて使うことができます.

「英会話例文」
I get angry just thinking about it.「考えただけで腹が立つ。」

down the road

「意味」将来(いつか)。そのうちに。この道の先に。

※今日の英語,直訳では「道を下って」ですが,in the future(将来)の意味で使うことがよくあります.くだけた言い方です.

また,five years down the road(5年後の将来)のように,down the roadの前に~ yearsを付けて,「~年後の将来」といった言い方もよくします.

「英語例文」
Take care and see you down the road.「気を付けてね。将来いつか会いましょう。」

Live a little.

「意味」多少は人生を楽しみなさい。

※今日の英語,liveは「住む」,「生活する」,「生きる」の意味で使うことが多いですが,「人生を楽しむ」,「生活を楽しむ」といった意味で使うこともあります.

「英語例文」
Go out and live a little.「外に出て,多少は人生を楽しみなさい。」

Traveler, there is no road; you make your own path as you walk.; Traveler, there is no road, the road is made by walking.

「意味」旅人よ,道などないのだ。あなたが歩くと,自分の道ができる。

※今日の英語,Antonio Machadの詩の一節として有名です.Travelerの部分がWandererになっていたりと,いろいろなヴァリエーションがあるようです.

日本では高村光太郎が詩「道程」で
  僕の前に道はない
  僕の後ろに道は出來る
という,とても有名な一節を残しています.高村光太郎が「道程」を書いたのが1914年で,Antonio Machadの詩は1912年の出版なので,高村光太郎はAntonio Machadの詩を知っていたのかもしれないという気はしました.