2010年07月一覧

scaldとscold

scald[‘skold]は「やけどさせる」、scold [‘skOld]は「(子供を)しかる」です。
綴りの違いは、やけどさせるの方は真ん中の部分が’a’で、しかるの方は同じく真ん中の部分が’o’です。

scaldとscold

それでは覚え方です。やけどさせるの方の’a’は、アと読めるので「熱い(aつい)」とし、しかるの’o’の方は同じくオと読めるので「お灸(o灸)」とします。
そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:いやかんで「やけどさせ」、灸だ!と「しかる」親

信じられないことに、子供を車の中に置き去りにして夫婦そろってパチンコに興じる親や、また悪いことをした子供を打擲(ちょうちゃく)する親が今も昔も存在します。

今日は、以下のようなストーリーを作ってみました。
警察の取り調べ室での、刑事と5歳の子供を虐待した両親との会話です。

刑事:「あんたたちね、夫婦そろって5歳の子供の頭に熱いやかんを当てるなんて、どうしてそんなむごいことをしたの?」
両親:「はい。子供が、せっかく買ってあげたポケモンのおもちゃを放り投げたので、ついカッとなり、しつけだと思ってそうしました」
刑事」「し、しつけ? 子供の頭に熱いやかんを載せるのが…?
あんたたち、狂ってるよ!」

最後に、これらの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

I got scalded.
(熱湯で火傷した)
She scalded her hands when she turned on the faucet and hot water came out.
(彼女が手に火傷したのは、蛇口をひねって熱湯が出てきたときだ)
Warning for a scald is required because of using hot water and there are many accidents and cases involved this.
(熱湯を使うため火傷に対する警戒も必要で、これにまつわる事故事例も多い)
I am going to scold the kids really bad.
(私は、子供をひどくしかる)
Don’t scold the child without reason.
(理由なしに子供をしかってはいけない)
Don’t scold her – she’s too young to understand.
(彼女をしからないで。幼くて理解できないから)


porkとpoke

pork[‘pork]は「豚肉」、poke [‘pouk]は「突っ込む」です。
綴りの違いは、豚肉の方は’rk’で終わり、突っ込むの方は’ke’で終わることです。

porkとpoke

それでは覚え方です。豚肉の方の’rk’は、一文字づつ読むとアールケイなので「歩く」とし、突っ込むの’ke’の方は同じく一文字ずつ読むとケイなので「刑事」とします。
そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:『く「豚肉」?』 事が「突っ込む」

これでは何のことか分からないと思うので、こんなストーリーを作ってみました。
以下は、警察の取り調べ室での、刑事と銀行強盗犯との会話です。

刑事:「…。ところで、お前のボスは、どんな格好をしているんだ?」
捕まった犯人:「そうだな。一言で言えば、歩く豚肉かな」
刑事」「歩く豚肉?」
捕まった犯人:「そうだ。ボスはものすごく太っていて、歩くたびにお腹の肉がブヨブヨ動くんだ。まさに『歩く豚肉』という感じだ」
刑事:「なるほど。…」

最後に、双方の英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

My bosss’s nickname is “Warking Pork”. Because he is really fat.
(ボスのあだ名は”歩く豚肉”。何故なら、すごいデブだから)
The detective stood and poked his hand in his pocket.
(刑事は立ち止まると、ポケットに手を突っ込んだ)


armsとalms

arms [‘armz]は「武器」、alms [‘almz]は「義捐金(ぎえんきん)」です。
綴りの違いは、「武器」の方は左から2番目が’r’、「義捐金」の方は同じく左から2番目が’l’です。

armsとalms.gif

それでは覚え方です。
armsの’r’を、忍者の手裏剣(しゅりけん)のようにビュンビュン!回転しながら不気味に飛ぶ、恐ろしい鎌(かま)と想像しましょう。一方のalmsの’l’の方は、震災地の複数ヶ所で風にハタハタとはためく、募金を募(つの)る旗と想像してください。

armsとalms2

「腕」という意味のarmにsがついてarmsとなると、「武器」というまったく違った意味になるわけですが、もちろん、単にarmの複数形として使われることもあります。

eight arms
(8本の足)

義捐金は、最近義援金と書かれることが多いですが、この機会に正確な漢字を覚えておきましょう。

最後に、双方の英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

The octopus has eight arms [tentacles].
(タコには、足が8本ある)
The outlook for actual arms reductions is bleak.
(軍縮実現の見通しは、暗い)
He finally succeeded in collecting alms at his third attempt.
(彼は3度目で、ようやく義捐金を集めることに成功した)


yarnとyawn

yarn[‘yarn]は「糸」、yawn [‘yOn]は「あくびをする」です。
綴りの違いは、「糸」の方は右から2番目が’r’、「あくびをする」の方は同じく右から2番目が’w’です。

yarnとyawn

それでは覚え方です。
yarnの’r’を、「或る」と読むことにします。yawnの’w’の方は、そのまま「ダブル」と読むことにします。
そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:或る「糸」ダブルで「あくびをする」

yarnとyawn2

しかしこの糸巻きさん、2回続けてあくびをするなんて、スゴく眠そうですね。
なんか、私まで眠くなってきてしまいました。
(_ _)(-.-)(~O~)ファ・・・(~O~)(-.-)
おっと、いけない!(゚o゚)英単語を暗記しなくては。(爆)


flightとfright

flight [‘flIt]は「飛行」、fright [‘frIt]は「恐怖」です。
綴りの違いは、「飛行」の方は左から2番目が’l’、「恐怖」の方は同じく左から2番目が’r’です。

flightとfright

それでは覚え方です。
flightの’l’を、ビューッ!と飛ぶ弓矢の矢だと想像しましょう。frightの’r’の方は、忍者の手裏剣(しゅりけん)のようにビュンビュン!回転しながら不気味に飛ぶ、恐ろしい鎌(かま)だと想像してください。

flightとfright2

左側の矢の方は、先が丸くなっているので、あまり恐くありませんね。
が、右側の鎌の方は、刃先が尖(とが)っているうえ、刃も研(と)ぎ澄まされているようなので、見るからに恐そうです。

もしもこんな鎌が、目にもとまらぬ速さで、「ビューン!」と飛んできたら、もう死ぬほど恐そうですね。(O.O;)(oo;)ブルブル!

あっ!(゚o゚)目にもとまらぬ、つまり目に見えないわけですから、まったく恐くありませんね。(爆)

ところで、これから飛行機に乗る人に、

Have  a nice flight!
(良い飛行を!)

というべきところを、間違えて”fright”を使うと、

Hve a nice fright!
(良い恐怖を!)

となってしまいますので、注意が必要です。【><】

最後に、双方の英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

Is there a flight in the afternoon?
(午後の便はありますか?)
On December 17, 1903, The Wright Brothers made the very first flight of an airplane at Kitty Hawk, North Carolina.
(1903年11月、ライト兄弟は、北カリフォルニアのキティホークで、動力飛行機の初飛行をした)
It is a beautiful flight.
(見事な飛行ぶりだ)
She screamed in fright.
(彼女は、恐怖のあまり金切り声をあげた)
She had such a fright that she fainted.
(彼女は、恐怖のあまり卒倒した)
He was trembling with fright.
(彼は、怖がって震えていた)


sensitiveとsensible

sensitive [‘sen(t)-sə-tiv]は「敏感な」、sensible[‘sen(t)-sə-bəl]は「道理にかなった、賢明な」です。
綴りの違いは、「敏感な」の方は、語尾が’tive’で、「道理にかなった、賢明な」の方は同じく語尾が’ble’で終わることです。

sensitiveとsensible

それでは覚え方です。
今日は、この2つの英単語とその意味を、まるごとダジャレで覚えてしまう方法をご紹介します。
単語まるごと、それも同時に2つなんて覚えるのが大変じゃないの? そう思う方もいらっしゃるかも知れません。でも大丈夫、そこは私の作るダジャレ、関連性があるのですぐに覚えられますよ。
それでは行きます。

暗記句:戦士デブでも「敏感な」、戦士ブルうのも「道理にかなった」

戦士である以上、たとえデブであったとしても、動作は機敏(きびん)なはずですし、いくら戦士とは言え、生身の人間。たとえ顔や態度には出さなくても、きっと時にはブルうこともあるでしょう。でも、それは道理にかなったことです。

最後に、この2つの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

Cats have sensitive ears.
(ネコは、敏感な耳を持っています)
His action was sensible.
(彼の行動は、道理にかなっていた)


dearとdeer

dear [‘dir]は「いとしい」、deer [‘dir]は「鹿(しか)」です。
綴りの違いは、「いとしい」の方は真ん中の部分が’ea’、「鹿」の方は同じく真ん中の部分が’ee’です。

dearとdeer

それでは覚え方です。
まず、dearの’ea’を一文字ずつ読むとイーエーなので、ここは「家」と読むことにします。
次に、deerの方の’ee’は、同じくアルファベットを一文字ずつ読むとイーイーとなりますが、ここはいい! いい!(Good! Good!)と解釈し、「ほんとにいい」と読むことにします。
ン?(?_?)ここまでの説明、どこかで聞いたような…。(笑)

そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:にいる 「いとしい」ほんとに いい「鹿」よ

ところで、「ほんとにいい」と言えば…。
はい、今日はこれまで。(爆)

最後に、この2つの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

Mary my dear!
(いとしいメアリー!)
You are dear to me.
(私は、あなたが愛しいです)
We saw a herd of deer there.
(私たちは、そこで一頭の鹿を見た)
He showed me a deer whistle.
(彼は、鹿を呼ぶ笛を見せてくれた)


bearとbeer

bear [‘ber]は「耐える」、beer [‘bir]は「ビール」です。
綴りの違いは、「耐える」の方は真ん中の部分が’ea’、「ビール」の方は同じく真ん中の部分が’ee’です。

bearとbeer

それでは覚え方です。
まず、bearの’ea’を一文字ずつ読むとイーエーなので、ここは「家」と読むことにします。
次に、beerの方の’ee’は、同じくアルファベットを一文字ずつ読むとイーイーとなりますが、ここはいい! いい!(Good! Good!)と解釈し、「ほんとにいい」と読むことにします。(笑)

そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:で暑さに 「耐え」ながら 飲むはほんとに いい「ビール」

ところで、「ほんとにいい」と言えば、アメリカにそういう名前の歌手がいましたね。
確か、「ホントニイー・ヒューストン」。
あっ!(゚o゚)違った。それは、「ホイットニー・ヒューストン」でした。(爆)

最後に、双方の英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

He came to Belgium in search of the best beer.
(彼は、最高のビールを求めて、ベルギーにやってきた)
A 12-year-old boy took his own life because he couldn’t bear the bullying anymore.
(12歳の少年が、自ら命を絶った。彼はもう、いじめに耐えられなかったのだ)


acceptとexcept

accept [ak-‘sept]は「(快く)受け入れる」、except [ik-‘sept]は「除く」です。
綴りの違いは、「(快く)受け入れる」の方は’ac’で始まり、「除く」の方は’ex’で始まることです。

acceptとexcept

それでは覚え方です。受け入れるの方の’ac’は、アクと発音することから「あぁ靴」とし、除くの’ex’の方はエクと発音することから「えくぼ」とします。
そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:あぁ靴「受け入れて」 えくぼ「除く」とは これいかに

これだけではちょっと分かりにくいと思うので、こんなイラストを描いてみました。

acceptとexcept2

ある日、いつの間にか左頬にできていたえくぼで悩んでいたユキちゃんのところに、いたずら好きのワル男君が現われます。
ワル男君は、話を聞くと、

「なんだ、そんなえくぼ、オレが治してやるよ。よく効く『靴治療』っていうのがあるんだ」

と、自分の靴を脱ぎ、ユキちゃんの口の中へ…。(T_T)ヒェーッ!

最後に、双方の英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

I will accept your request.
(私は、あなたの要請(ようせい)を受け入れます)
Unfortunately, we can’t accept that proposal.
(残念ながら、我々はその提案を受け入れることはできません)
Accept my thanks for your kindness.
(ご好意に謝する)
Nobody was hungry except me.
(私だけが空腹だった)
Everybody is busy except me.
(私以外は、みんな忙しい)
You can’t buy that anywhere except for the internet.
(それは、インターネットでしか買えません)


cashとcache

cash [‘kash]は「現金」、cache [‘kash]は「隠し場所」です。
綴りの違いは、現金の方は’sh’で終わり、隠し場所の方は’che’で終わることです。

cashとcache

それでは覚え方です。現金の方の’sh’は、シューと読めることから「姑(しゅうとめ)」とし、隠し場所の’che’の方はシーヘーと読めることから「紙幣」とします。
そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:突然「現金」 足りないと 紙幣「隠し」を 疑われ

嫁姑の問題は、永遠のテーマですね。今日は、ダメ押しでこんなイラストを描いてみました。

cashとcache2

しかし、このお母さま、キツイ~。(^_^;
言葉では「隠してない?」ですが、言外(げんがい)に「盗んでない?」といっていますね。

ちなみにcacheは、コンピューターの世界においては、データの読み書きがきわめて速い小容量メモリーの意味で使われます。
ここには、ごく最近呼び出されたデータのコピーや、頻繁(ひんぱん)に使われるデータなどが入っています。
この仕組みがあることで、コンピューターの処理時間を大幅に短縮できるのです。
このcacheは、cache memoryとも呼ばれます。

最後に、双方の英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

They give a 10% discount for cash.
(現金で買うと 10% 引いてもらえる)
Police found a cache of stolen cars in the woods.
(警察は、森の中に盗難車の隠し場所をみつけた)
When, after the HDD has been replaced, there is inconvenience in using this cache memory as a cache for the data to be recorded, the cache memory is used only as a cache for the data to be reproduced.
(HDDの交換があった際に、記録データのキャッシュとして用いては不具合がある場合には、再生データのキャッシュとしてのみ使用する)