KS一覧

pass the buck

「意味」責任転嫁する。自分が負うべき責任を他人に押し付ける。

※今日の英語,まあまあ使われる表現です。

ポーカーで、ディーラー役を交代するときに「buck(鹿の角製の柄のナイフ)」を渡していたことから来ています。そこからpass the buckは「自分の番(責任)を他人に回す」という意味になりました。

「英語例文」
Don’t try to pass the buck — this mistake is clearly yours.
「責任転嫁しようとするな。この間違いは明らかにあなたの責任だ。」

think to oneself

「意味」心の中で思う。心の中でつぶやく。ひそかに思う。

※今日の英語、よく使います。

声に出して言うのではなく、自分の内心で考えることを意味します。

似た表現に以下のものがあります。

say to oneself 「心の中で言う」「小声でつぶやく」
wonder to oneself 「心の中で″〜だろうか?″と疑問に思う」

say to oneself はそこそこは使いますが,wonder to oneselfは文語的で,会話で使うことは稀です。

「英語例文」
I thought to myself, 'I am not going to give up.' 「″諦めないぞ″と心の中で思った。」

at this time in history

「意味」現時点では。今の段階では。

※今日の英語,そこそこ使われる表現 ですが、日常会話で使うことは少なく,学術的な文脈やスピーチ,評論文 などでよく見られます。

歴史的な視点で「現時点」を位置づけるような言い方です。

「英語例文」
At this time in history, we face unprecedented challenges with climate change.「現時点では、私たちは気候変動という前例のない課題に直面している。」

beat the crowds

「意味」混雑を避ける。人混みを回避する。混雑する前に行く。人が少ない時間を狙う。

※今日の英語,よく使います。

直訳すると「群衆を打ち負かす」ですが、上記の意味で使います。

「英語例文」
We left early to beat the crowds at the theme park.「私たちはテーマパークで混雑を避けるために早めに出発した。」

free-for-all

「意味」無秩序な争い。乱闘。無秩序な議論。(誰でも好き勝手に参加できる)混乱状態。

※今日の英語,わりとよく使われる表現です。

元々は「誰もが自由に参加できる、ルールや秩序のない争いや乱闘」を指しますが,比喩的には、ルールや秩序がない、誰でも参加できる混沌とした状況を表現する際に使われます。

「英語例文」
When the manager left the room, the meeting turned into a free-for-all.「部長が部屋を出ると、会議は混乱状態になった。」

have someone looking over one’s shoulder

「意味」人に監視されている。人に見張られている。

※今日の英語,よく使います。

「肩越しに人に見られている」ということから,上司や先生、親などから「監視されている」という意味合いで使うことが多いです。

「英語例文」
She doesn’t like having her parents looking over her shoulder when she’s studying.「彼女は勉強中に親に見張られているのが嫌だ。」

on the upside

「意味」良い面としては。明るい面としては。

※今日の英語,まあまあ使われる英語表現です

同様の意味でより一般的な英語表現としは,on the bright sideがあります。

「英語例文」
The job is stressful. But on the upside, the pay is really good.
「その仕事はストレスが多い。でも良い面としては、給料がすごくいい。」

just as … as ~, if not more so

「意味」~と勝るとも劣らず...だ。~と同じくらいかそれ以上に...だ。少なくとも~と同じくらい...だ。

※今日の英語、フォーマルまたは準フォーマルな場面でよく使います。

「英語例文」
He is just as talented as his brother, if not more so.「彼は兄と勝るとも劣らず才能がある。」

I don’t want to go that far.

「意味」私はそこまで言うつもりはない。私はそこまで言いたくない。そこまで極端なことはしたくない。

※今日の英語,とてもよく使います。

直訳の「そこまで行きたくない」という意味でも使いますが、比喩的に「そこまでは言いたくない」というニュアンスで使うことが多いです。

よくあるのは,相手の発言に対して、ある程度は同意するけど、それは言いすぎだと思うとやんわり否定したい場合です。

「英会話例文」
A: Our boss is an absolute idiot. I can't stand him.「A:うちの上司は本当にバカだよ。我慢できない。」
B: I agree he can be difficult, but I don't want to go that far.「B: 確かに扱いにくいこともあるけど、そこまでは言いたくないな」

not remotely + 形容詞

「意味」少しも...ない。ちっとも...ない。全く...ない。全然...ない。

※今日の英語,よく使います。

remotelyは「遠く離れて」という意味で使うことがよくありますが,not remotely + 形容詞の形では「少しも...ない」という意味で使うことが多いです。

形容詞の部分にはfunny,interested,possible,trueなどがよく使われます。

「英語例文」
I'm not remotely interested in sports.「私はスポーツには少しも興味がありません。」