There are no dumb questions, only dumb answers.; There are no stupid questions only stupid answers.

「意味」愚かな質問などなく、愚かな回答があるだけです。

※今日の英語,どんな質問でもいいから躊躇せずに質問しなさいというような意味合いで、質問を相手に促す場合に使います。

dumbもstupidも「愚かな」,「バカな」といった意味です.

「英会話例文」
If you have any questions, don't hesitate to ask. There are no stupid questions, only stupid answers.「質問がある場合は、遠慮なく質問してください。愚かな質問などなく、愚かな回答があるだけです。」

It’s not just that.

「意味」それだけではないです。

※今日の英語は,thatはひとつ前の発言を指していて,その発言はたしかにそのとおりだけど,それだけではない,という意味合いで使います.

justをonlyにかえた以下のフレーズも同様の意味で使います.

It's not only that.

「英会話例文」
It's an interesting work, certainly. But it's not just that.「それは確かに面白い作品です。 しかし、それだけではありません。」


How true.

「意味」まったくそのとおり。

※今日の英語は,相手の発言に強く同意する時に使うフレーズ.

以前紹介したToo true.も同じ意味でよく使います.

「英会話例文」
A: There is no place like home.「A: わが家にまさるところはないよね。」
B: How true.「B: まったくそのとおり。」

※例文のThere is no place like home.は「自宅が一番いい」という意味でよく使われる格言です.

Who’d have thunk it?; Who would have thunk it?

「意味」そんなこと思ってもみなかった。これは驚いた。

※今日の英語,直訳では「誰がそんなことを思っただろうか?」で,そこから「いや,誰もそんなことを思ってもみなかった」という,予期していなかったことに対する驚きの意味で使います.あるいは,驚いていないのに皮肉でこのフレーズを使うこともあります.

くだけた言い方です.

thinkの過去形・過去分詞形は通常はthoughtですが,thunkは標準的でない過去形・過去分詞形で,ユーモラスな響きがあります.

「英語例文」
Who'd have thunk it? It's pretty awesome.「これは驚いたな。かなり凄いじゃない。」

paint a rosy picture

「意味」楽観的な見方をする。バラ色の未来を描く。

※今日の英語,rosy pictureは直訳では「バラ色の絵」ですが,「楽観的な状況」,「素晴らしい状況」,「明るい状況」という意味があります.

以下のように,動詞はpaint以外にpresentを使うこともありますが,paintを使うことの方が多いです.

present a rosy picture「明るい見通しをたてる」

「英語例文」
I’m not trying to paint a rosy picture, but we are definitely in a better spot than we were in March and April.「私は楽観的な見方をするつもりはありませんが、私たちは3月と4月よりも確実に良い状況にいます。」

※例文はBrett Giroir氏のCOVID-19に関する発言から引用しました.in a spotには「困難な状況にある」という意味があるので,in a better spot than ...は「困難な状況にあるけれど,...よりは良い」という意味です.


It costs nothing to be …

「意味」...には何の費用もかからない。

※今日の英語,...の部分に入るのはnice, kind, politeなどです.

It costs nothing to be nice.「素敵であることには何の費用もかかりません。」

It costs nothing to be kind.「親切であることには何の費用もかかりません。」

It costs nothing to be polite.「礼儀正しいことには何の費用もかかりません。」

これらのフレーズは,「人に素敵に接したり,親切にしたり,礼儀正しくしたりするのは,お金をかけずに人にいい印象を与えたり,人に喜んでもらえたりする.そういう心掛けが大事だ.」という意味合いで使うことが多いです.

「英語例文」
It costs nothing to be kind. Just be kind to everyone.「親切であることには何の費用もかかりません。みんなに優しくすればそれでいいのよ。」

Let’s get down to brass tacks.

「意味」本題に入りましょう。核心部分の話をしましょう。肝心な話をしましょう。

※ 今日の英語,議論などで核心部分の話に移りたいときに使います.

brass tacksの文字通りの意味は「真ちゅう(brass)の画びょう(tacks)」なのですが,これで「核心」や「肝心なこと」という意味があります.

「英会話例文」
Let's get down to brass tacks. What's going on with them?「核心部分の話をしましょう。彼らに何が起こっているのでしょうか?」


The odds are even.; Odds are even.

「意味」見込みは5分5分だ。勝算は5分5分だ。

※ 今日の英語,成功する見込みや勝つ見込みが5分5部だという意味で使います.

oddsは勝算や可能性,見込みの意味で,evenは様々な意味がありますが,ここでは5分5分や対等の意味です.

「英会話例文」
If the odds are even, you won't make any profit.「見込みが5分5分なら,あなたは利益を得られないでしょう。」

Many hands make light work.

「意味」人手が多いと仕事は楽になる。

※今日の英語,ことわざです。一人や少人数で仕事をするより,多くの人が協力して仕事をする方が楽になる,という意味で使います.

light workで「軽労働」の意味があります.

まったく逆の意味のことわざとしては,以下のものがあります.

Too many cooks spoil the broth.「料理人が多いとスープがダメになる」,「船頭多くして船山に登る」

brothは「スープ」,「だし汁」のことです.

「英語例文」
Many hands make light work. Ask your friends to help out. 「人手が多いと仕事は楽になりますよ。友達に助けてもらいなさい。」

The best is yet to come.; The best is yet to be.

「意味」一番良いのはこれからだ。最高の時はこれからやってくる。

※今日の英語,今はまだ最高の時ではなく,まだこれからだ,という意味で使います.

とてもよく目にするフレーズで,歌や本のタイトルにも使われています.

「英語例文」
Grow old with me! The best is yet to be.「私と一緒に年をとろう!一番良いのはこれからだ。」

※例文はイギリスの詩人Robert Browningの言葉です.