フランク・ザッパ、70年マザーズの未発表曲
このレア・ヴァージョンは、オリジナルのマルチトラック・ステムが保存されていなかったため、時代を超えて失われてしまったザッパのヴォーカル・パフォーマンスが聴ける貴重な音源で、現在では、このラフ・ミックスのみが残っています。
私はバンドの存在すら知らず、今回初めて聴いたのですが、演奏が聴き応えありますね
今では有り得ない音です(^^♪
懐かしいと言うよりも新しい・・・と言う感じすらします
約7か月という短命に終わった1970年のマザーズ(The Mothers)が遺した、これまでにリリースされていない4時間以上の音源をまとめたCD4枚組作品。
50周年を記念して海外で6月26日に発売されます。
リリース元はZappa Records/UMe。
1969年、オリジナル・ラインナップのマザーズ・オブ・インヴェンション/ザ・マザーズ(The Mothers Of Invention/The Mothers)が解散。
ザッパは翌1970年に新しいラインナッンでマザーズを再編成。
メンバーは
エインズレー・ダンバー Aynsley Dunbar (drums)
ジョージ・デューク George Duke (piano/keys/trombone)
イアン・アンダーウッド Ian Underwood (organ/keys/guitar)
ジェフ・シモンズ Jeff Simmons (bass/vocals)
ハワード・ケイラン Howard Kaylan (vocals) of The Turtles
マーク・ヴォルマン Mark Volman (vocals/percussion) of The Turtles
※ハワードとマークは、契約上の制限を回避するために偽名で演奏。フロ&エディ(Flo & Eddie)で知られる。
ほか。
このラインナップは、今から50年前の5月からリハーサルを始めたと考えられています。
フランク・ザッパのスタジオ・アルバム『Chunga's Revenge(邦題:チャンガの復讐)』(1970年)を録音し、またアメリカ、カナダ、ヨーロッパを巡るツアーを行いますが、ジェフ・シモンズが映画『200モーテルズ』の制作中にバンドを脱退した1971年1月に幕を閉じています。
今回リリースされる『The Mothers 1970』には、4時間以上のデモ、レア、ライヴ録音、その他未発表曲が収録されています。
4枚のCDはテーマ別に分けられています。
ディスク1には、英ロンドンのトライデント・スタジオで6月21日&22日に行われたアルバム『Chunga's Revenge』を生み出したセッションからのスタジオ録音を収録。
「Sharleena」の初期ミックス、「Wonderful Wino」のオルタナティブテイク、そして熱狂的なザッパ・ファンでさえ聴いたいことがないような数曲が収録されています。
ディスク2は、オランダのラジオ局VPROで放送された「Piknik」コンサートのライヴ音源を収録。
長年にわたり海賊盤が横行してきたこの音源が、初めて公式にリリースされます。
ディスク3と4は、ツアー中にザッパが自分の個人用テープレコーダー(UHERレコーダー)で録音していたライヴ音源を収録。
『Chunga's Revenge』の楽曲に加え、『Freak Out!』『Absolutely Free』『We’re Only In It For The Money』などの楽曲も収録されています。
以下は以前に公開された映像・音源です
名声を得る前のロイ・トーマス・ベイカー(Roy Thomas Baker)が手掛けたレアな初期ミックス「Sharleena (Roy Thomas Baker Mix)」
新しく発掘された「Portuguese Fenders」のライヴ音源。
ツアー中にザッパが自分の個人用テープレコーダーで録音していたライヴ音源のひとつです。
amassより引用しています