2022年11月一覧

David Bowie – Letter to Hermione

デヴィッド・ボウイの「Letter To Hermione:ヘルミオーネへの手紙」で、アルバムは69年『David Bowie :スペイス・オディティ』ですね。

アルバム原題はミュージシャン名ですが、表題曲「スペイス・オディティ」を69年アポロ月着陸に便乗し、マネージャーの売り込みが幸いして、レコードリリースができたようです。

それを72年『ジギー・スターダスト』時に、ジギーの宇宙観に便乗のようで『スペイス・オディティ』にしたのですね。

ほんとの67年1st「デヴィッド・ボウイ」は売れず、70年代小生は気づかず、『David Bowie :スペイス・オディティ』が、1stと思っていました。


 


スペース・オディティ


 


このアルバムは、70年『The Man Who Sold the World:世界を売った男』前、グラムロック前、アートロック、なんかアコギなサイケデリックなフォークロックぽい、「スペイス・オディティ」だけちと異質、これだけ、プロデューサーがエルトン・ジョンのガス・ダッジョン。

他ほぼアルバムのプロデューサーはTレックスも担当したトニー・ヴィスコンティで、確かにTレック前のティラノザウルス・レックスはアコギ、フォークロック、サイケ。
一の手、二の手の構えのグラムロックへ、流れだったのですね。

で、『David Bowie :スペイス・オディティ』がすんばらしいのは、随所にボウイらしい、奇天烈な世界、メロが散りばめていて…仮想の世界もといボウイの世界・妄執が、このアルバムからもう始まってる。

小生60年代・70年代・80年代のブリティッシュロックのキモは革新に在りが持論ですが、それの最たる具現化はデヴィッド・ボウイかなと思っている…苦手なアルバムもあり(笑)
その起点は『David Bowie :スペイス・オディティ』から始まっていると。

70年代ボウイの大ブレイク、アートワーク、ライブ、映画のサブカルチャー前に、音楽・ロックは出来上がっていた、ほんと天才です!

と云うことでおまけは同時期のシングルB面、フォークロックでもボウイ! 

David Bowie - Conversation Piece





























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The Psychedelic Furs – Love My Way

ザ・サイケデリック・ファーズの「Love My Way」で、アルバムは82年3rd『Forever Now』ですね。

サイケデリック・ファーズ、次作84年『Mirror Moves』の「Heaven」は ディスコ通いの新宿ツバキハウスで、ようかかった懐かしの曲。で、かなり真剣に聴いたバンド。

ノリノリの曲もあれば、曲風はバラエティーで、アートロックもどきあればハードロックもどきにサックス付く、そもそもバンド名がサイケデリック・ファンだもの(笑)

まあ、ボーカルのリチャード・バトラー のだみ声に耐性、好き嫌いあるかも? 当時、音楽友に「聴けるの?」と言われた事覚えてる。

小生、イエスのジョン・アンダーソンやラッシュのゲディー・リーの高音系ボーカルには耐性が無いのに、ほんと音楽って、好みって、面白い(笑)

でも…な、このブログではサイケデリック・ファーズは、2頁しか上がていなかった、なんか引っかかるモノがあったかも、正にオンタイムど真ん中のニュー・ウェイヴ世代でも、新しさは感じなったかも。

81年『Talk Talk Talk』には、86年映画『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』の元ネタになった「Pretty In Pink」があったり、ノスタルジーや昔風バンドでは無いと思うけど。


 


Forever Now


 


で、久しぶり本気で『Forever Now』を聴いたら、けっこう激しくで、好みあっている。

デビュー1st・2ndの大好きキラキラサウンドのプロデューサーのスティーヴ・リリーホワイト から、この3rdでは才人トッド・ラングレンに代わり、元々バラエティー指向のサイケデリック・ファーズを上手く、マイドルに治めてる感で激しいPOPロックになっている。

リチャード・バトラー のだみ声は相変わらずで、小言を言えば、合わない感もあるかな…

そして、気がつきました、このバンド好きだったワリには、他のアルバムも含め、苦手な曲がけっこう散りばめられいた事に。

これはボーカル声の問題でなく、メロ・曲風の好みの問題と思う…あんまりブログアップしなかっかた事が、なんとなく判った、ほんと音楽って、好みって、面白い。

新作が2020年出ていたようなので、己の好みの今を、計ろうかなと思っております。

と云うことでおまけは同アルバムから主題でリチャード・バトラーの声効いてます(笑)






























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Lynyrd Skynyrd – Searching

レーナード・スキナードの「Searching:サーチング 」で、アルバムは76年・4th『Gimme Back My Bullets:ギミー・バック・マイ・ブレッツ』ですね。

レーナード・スキナードは70年代時は「Sweet Home Alabama」「Free Bird」ぐらいしか覚えず、ブログしてから、お気に入りブログの方から教わり、おりみて聴くようになって、よく浮かぶようになった。

このブログ、基本下書き、書留なし その日、頭で鳴った浮かんだメロで書いてる(誤字脱字、てにはを等ミスご了承ください)一応閃き重視(笑) 音楽での一応反原発ブログですが、今自然に浮かぶレーナード・スキナード、だいぶもう凄く好きになった。

73年・1st『Lynyrd Skynyrd (Pronounced 'Lĕh-'nérd 'Skin-'nérd):レーナード・スキナード』74年・2nd『セカンド・ヘルピング』75年・3rd『ナッシン・ファンシー』で、この4th、悲劇の飛行機墜落前77年・5th『ストリート・サヴァイヴァーズ』とデビューしてから毎年アルバム出ていて、皆レベル高。

そして76年ライブ盤『ワン・モア・フロム・ザ・ロード』とこれも歴史的名盤と思う。オールマン・ブラザーズ・バンドの71年『フィルモア・イースト・ライヴ』と双璧、70年代サザンロックは素晴らしい。

特に70年代UKRock育ちの小生の場合、ライブ盤は、パープルの72年『ライヴ・イン・ジャパン』・ZEPの76年『永遠の詩 (狂熱のライヴ)』(後に無理やりサントラと判り複雑な気持ちだったけど、初聴きは感激(笑))と思っていたが……

サザンロックの底力、アメリカン・ロック流れ、太い幹を感じる。


 


Gimme Back My Bullets


 


この『Gimme Back My Bullets:ギミー・バック・マイ・ブレッツ』のプロデューサーは
オールマンの『フィルモア・イースト・ライヴ』でのプロデュースのトム・ダウド、
この方もサザン・ロックの大貢献、迷い道入ったエリック・クラプトンもヘルプしてました。

レーナード・スキナードは初期3作まではプロデューサーはアル・クーパー、これがあったから、1st『レーナード・スキナード』2nd『セカンド・ヘルピング』もヒット、素晴らしいアルバムができたと思うけど、3rd『ナッシン・ファンシー』も好きだけど、袂を分かち、英字ブログで当時の辛辣なレーナード・スキナードとアル・クーパーの関係を読んだ事があります。

そして4thからトム・ダウドになった。『ギミー・バック・マイ・ブレッツ』で、聴きやすいサザンロックになっていると思う、南部ロックですが、立ち位置はブリティシュロックに通じるモノもあるバンドでもあると思う、さらにさばけてワイルド感でも聴きやすいセンス。

録音時はトリプルギターでなかったようですが、それは関係なしで、70年代ロック、ギターはしっかり効かせてメロディアス。

このブログで好きなアルバムは、よく捨て曲なしと言うけれど、なんか1st『レーナード・スキナード』2nd『セカンド・ヘルピング』より、コンセプトアルバムでないと思うけど、曲の流れが最高。

『ギミー・バック・マイ・ブレッツ』をバンドNo1アルバムに上げている方がいますが、反論できない感ありです。

と云うことで同アルバムから当時はこの曲がシングルだったようで今回知りました

Lynyrd Skynyrd - Double Trouble


































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Thin Lizzy – Don’t Believe A Word

シン・リジィの「Don't Believe A Word:甘い言葉に気をつけろ」で、アルバムは76年『Johnny the Fox:サギ師ジョニー』ですね。

70年代中期、ちと後追い夢中になるUKハードロックですが、シン・リジィの全盛期がオンタイム、アイルランのバンドとは知らずでUKモノと聴いていた。

ハードロック扱いのようで、なんかPOP感に寂寥感、これがアイリッシュメロなんでしょうが、それが判ったのはソロのゲーリームーアーやU2が出る頃。

前作ヒットアルバム76年『Jailbreak:脱獄』がこれもラジオでかかり、レコードを聴いてたり、その時からPOP感をありありでハードロックよりは、リーダー・ベースのフィル・ライノットのボーカルロックにツインギターのギターロック。


 


Johnny the Fox


 


シン・リジィには、夢中になった思いがないのですが、そこそこブログUPしている。70年代から80年代にかけて、おり見て聴いてのですね。本質的には、UKハードロックとは違い、がちハードロックでなく、メロディアス・ハードロック。

70年代、売れた時期でしたがでゲイリー・ムーアが出たり入ったりで、メンバーも出入りがありですが、70年代のアルバムは年毎で、皆レベル高。個人的は75年『ファイティング!!』76年『脱獄』77年『バッド・レピュテイション〜悪名』79年『ブラック・ローズ』かなと思っていたが…

何十年ぶりに『Johnny the Fox:サギ師ジョニー』に聴いていたら、よう出来ている。
シンリジイーのアルバム、この時期ハズレ無し。今は昔のロックを、好みを振り返りのメロ追い源泉が、ブリティシュ・スコティッシュ・アイリッシュのトラッドなりから、くるモノが多いと判ってきた。聴きやすいし、ほっとする安堵感があります。

このアルバム『Johnny the Fox:サギ師ジョニー』で和みました、ハードロックよりはメロディアスロックで!

と云うことでおまけは同アルバムから好きな曲で

Thin Lizzy -Borderline

































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The Skids – Circus Games

スキッズの「Circus Games:サーカスゲーム」で、アルバムは80年3rd『The Abolute Game 』ですね。

かなりテクノPOPなニュー・ウェイヴ風のスキッズですが……


 


Absolute Game


 


出は、スコットランドパンクだったはず、当時はスコティッシュパンクなんって言わず、全てパンクとって言っていたけど、それもほぼパンク=UK(スコットランド含めて)パンクだったハズ。

NYパンクと言えたのは80年代になってから、ラモーンズとかデッドボーイズをしかっり聴いてからだけど、小生は!

スキッズは79年1st『Scared to Dance:恐怖のダンス』の頃は、このビジュアルなんで

たしかにパンクですが、「Circus Games:サーカスゲーム」のTop of the Pops の映像はネクタイですから、まあニュー・ウェイヴ、捻りもありでXTCぽい。

で、このバンド、創始メンバーでボーカルのリチャード・ジョブソンとギターのスチュアート・アダムソンでスコットランドのメロ、パンクでの切り口に、トラッド風を融合的なPOPロックに。

特に80年代前半大好きバンド、ディスコでようかかったビックカントリーのスチュアート・アダムソンが出たバンドがスキッズ。

そのスキッズで、スコティッシュメロ、バックパイプ風前ですが、もう形はできていたかものアルバムが『The Abolute Game 』ですね。

83年『The Crossing:インナ・ビッグ・カントリー 』を久しぶり本気で聴いていたら、中心メンバーのスチュアート・アダムソンを思い出し、2001年ハワイで自死でした…スキッズを聴いて黄昏てしまいました。

と云うことでおまけも同アルバムからスコティッシュメロで

The Skids - A Woman In Winter




























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