2022年07月一覧

Isaac Hayes – Theme From Shaft

アイザック・ヘイズの「 Theme From Shaft :黒いジャガーのテーマ」で、アルバムは映画71年『Shaft:黒いジャガー』のサントラですね。

黒人映画の評価は、俳優シドニー・ポワチエの60年代『野のユリ』・『招かれざる客』・『夜の大捜査線』あたりから、日本でも存在感を示していたと思うけど。

 黒人映画としてムーブメントは低予算ながら、映画会社が稼ごうと仕掛けた70年代初頭からのブラックスプロイテーション、黒人観客向け、黒人監督・俳優、サントラはソウル、ファンク、R&B。

興行的には厳しい作品もあったようですが、サントラでも高評価は、カーティス・メイフィールド音楽担当の72年『スーパーフライ』 製作・出演の我が座右の映画『道』のザンパノ、アンソニー・クインの72年『110番街交差点』主題歌ボビー・ウーマック、そして、この71年『黒いジャガー』のアイザック・ヘイズあたりですね。

映画史的には、シドニー・ポワチエの70年『続・夜の大捜査線』71年『夜の大捜査線/霧のストレンジャー』 そして起点として評価のメルヴィン・ヴァン・ピーブルズ監督『スウィート・スウィートバック』も。


 


シャフト


 


小生的には、スパイク・リー監督の89年『ドゥ・ザ・ライト・シング』が日本未公開ならないように奔走していた頃、そこでブラックスプロイテーションの流れを知りました、90年公開。

91年にはマリオ・ヴァン・ピーブルズ監督『ニュー・ジャック・シティ』で、マリオ父のメルヴィン・ヴァン・ピーブルズ監督『スウィート・スウィートバック』に素があったと。

80年代末から90年代にかけてブラック・ムービーから、ソウル・ファンクがサントラへの成り立ちが判った感。

 アイザック・ヘイズはオーソドックスいかにもソウルと思うし、メロウでファンキーですが60年代・70年代ストリングス風もあり、ロック好きからするとBGM風イージーリスニングぽいと思うけど、インストミュージック・サントラでは、抜き出た才があると思う。

このサントラ『Shaft:黒いジャガー』は全米1位なんですね、旬だった頃のアイザック・ヘイズが、スローなテンポでもソウル感でウケていた。

アイザック・ヘイズ俳優としては、大好きジョン・カーペンター監督81年『ニューヨーク1997』のデュークなんですが、イタリア映画74年『Tough Guys』出演・サントラもしてました。

と云うことでおまけは『Tough Guys』のサントラから

Isaac Hayes - Hung Up On My Baby




























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Madonna – Holiday

マドンナ の「Holiday:ホリデイ」で、アルバムは83年1st『Madonna:バーニング・アップ』ですね。

動画は1985年LIVE AIDのアメリカ会場で、たかびーな態度で嫌味なMC紹介で登場だった事は後日談で知ったような…でも、パーフォーマンスは流石です。

 家族連れで行楽、旅行姿をちらほら見るホリデイシーズン、武漢肺炎の変異亜流が大流行りですが、マスゴミのはやしたてには辟易、でも夏休みやってきました。

介護で田舎との往復、6月末の酷暑から7月の高湿度に消耗、けっこう厳しいかった。
体調の為にもホリディをいつとるか思案中で、マドンナ を聴くと、アルバム名『バーニング・アップ』は正式『Madonna』だった事を、2022年今頃気がついた(笑)

ミュージシャン名あるある、1stアルバム表題なのに、ずーとシングル曲「バーニング・アップ」=アルバム名と、ジャケの縦ロゴはMadonnaとBurning Upと固く思い込んでいた40年間(笑)


 


バーニング・アップ


 


このアルバムが好きなのは名曲「ボーダーライン」があるから、この曲とシンディローパーの83年『N.Y.ダンステリア:She's So Unusual』の「タイムアフタータイム」は白眉、80年代POPロックの女性シンガー曲では、この2曲が小生的には極まりなんですが。

で、スポティファイの『Madonna』の再生回数を見ていたら、「ボーダーライン」はグンバツの回数でなく「ホリデイ」「ラッキー・スター」「バーニング・アップ」より少ない。

えーこれはもう驚き、やっぱり俺って昔の人? まあ40年前にこのアルバムを聴いていますので、昔の人ですが(笑)

勝手に思い込みですが「ボーダーライン」は名曲と思う。このアルバム自体が良盤と思うし、コンポーザーとしてもマドンナ頑張ってる。

「ボーダーライン」はプロデューサーのレジー・ルーカス作、この方、エレキ系のマイルスデイビスのバンドの方、やっぱり魅かれ音、メロはどっか、好きなミュージシャンに繋がりますね。

と云うことでおまけは40年間勘違いしていた表題と思っていた曲でマドンナ作ですね。

Madonna - Burning Up



























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Beck – Turn Away

ベックの「Turn Away」で、アルバムは2014年『Morning Phase:モーニング・フェイズ』ですね。

小生珍しの21世紀アルバムですが、ベックはブログするまで、固くUKモノと思っていた者(笑)

アメリカシンガーソングライターで、初期のアルバムからワイルド感、ヒップホップあり、これこそミックスチャー、なんでもありですが、合う曲は寂寥感のメロで好みで、耳さわりの良い。


 


Morning Phase


 


で、どうして相性がよいのかな?と思ったら、音楽・芸術一家の息子で、お父さんはカナダだのデヴィッド・キャンベル、コンポーザー・アレンジャーで古くはイーグルス、リンダ・ロンシュタット、フィル・コリンズ、エリック・クラプトン他ほんとたくさん、日本ミュージシャンにも関わっている。

その息子ベック、親しんできた音楽が小生と同じのような…ヒップホップ系は慣れないないけど合う曲はピンポイント、静かPOPロックで好み。

『モーニング・フェイズ』は梅雨戻りで湿気で体調すぐれずでしたが、一布涼風に、なごみました。アルバムはブランクあってベック、6年ぶりのアルバム。

94年1st『メロウ・ゴールド』を変なアルバムと思ってから28年時が経ちますが、昔のロックの繋がりから、21世紀のアルバム『モーニング・フェイズ』を聴けた。

と云うことはおまけは同アルバムから

Beck - Blue Moon




























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耳を澄ますと、何が聴こえますか

長田弘さんの詩はとても自然で大好きです

Sara22様のブログより素敵な詩を引用させていただきます
https://sara2sara22.blog.fc2.com/


長田弘さんの詩です



最初の質問

 今日、あなたは空を見上げましたか。
空は遠かったですか、近かったですか。
雲はどんなかたちをしていましたか。
風はどんな匂いがしましたか。
あなたにとって、いい一日とはどんな一日ですか。
「ありがとう」という言葉を、今日、あなたは口にしましたか。

 窓の向こう、道の向こうに、何が見えますか。
雨の雫をいっぱい溜めたクモの巣を見たことがありますか。
樫の木の下で、あるいは欅の木の下で、立ちどまったことがありますか。
街路樹の木の名を知っていますか。
樹木を友人だと考えたことがありますか。

 このまえ、川を見つめたのはいつでしたか。
砂のうえに坐ったのは、草のうえに坐ったのはいつでしたか。
「うつくしい」と、あなたがためらわず言えるものは何ですか。
好きな花を七つ、あげられますか。
あなたにとって「わたしたち」というのは、誰ですか。

 夜明け前に啼きかわす鳥の声を聴いたことがありますか。
ゆっくりと暮れてゆく西の空に祈ったことがありますか。
何歳の時のじぶんが好きですか。
上手に歳をとることができるとおもいますか。
世界という言葉で、まずおもいえがく風景はどんな風景ですか。

 いまあなたがいる場所で、耳を澄ますと、何が聴こえますか。
沈黙はどんな音がしますか。
じっと目をつぶる。すると、何が見えてきますか。
問いと答えと、いまあなたにとって必要なのはどっちですか。
これだけはしないと、心に決めていることがありますか。

 いちばんしたいことは何ですか。
人生の材料は何だとおもいますか。
あなたにとって、あるいはあなたの知らない人びと、あなたを知らない人びとにとって、幸福って何だとおもいますか。
時代は言葉をないがしろにしている――あなたは言葉を信じていますか。



こんな風に詩が書けたら、心を表現出来たら素敵だと思う
いつの間にか何気に心に浸透していた
長田弘さんの言葉は爽やかで優しさがある




Listen to "Live To Love Again" on our new album 'Freedom' OUT NOW

Journey - “Live To Love Again" [Visualizer]











2022年これまでの人気アルバムは?

2022年上半期、英国で最も売れたアルバム・トップ10が公開されました

1. エド・シーラン『=』
2. ハリー・スタイルズ『Harry’s House』
3. オリヴィア・ロドリゴ『SOUR』
4. アデル『30』
5. リトル・ミックス『Between Us』
6. フリートウッド・マック『50 Years - Don’t Stop』
7. ザ・ウィークエンド『The Highlights』
8. エド・シーラン『÷』
9. エミネム『Curtain Call: The Hits』
10. ザ・ウィークエンド『Dawn FM』


6位にフリートウッド・マック『50 Years - Don’t Stop』がランクイン
驚異的ですね
作品の人気の高さがうかがえます



ダウンロード (1)




今日は私も大好きなエド・シーランのアルバムをご紹介致します
= Equals ( Full Album ) | New Album of Ed Sheeran 2021



ご視聴ありがとうございました
写真は、無料写真をお借りしました

美しさは今も変わらず、ジャーニーのニューアルバム『 Freedom』

疲れた心に優しく響いてくるジャーニーのバラード曲
「Live to Love Again」
「Still Believe in Love」

パートナーの次男が救急搬送されて20日が経ちました
病気の告知を受けて複雑な気持ちの毎日でした
進行性胃癌なんです
とても重病です
今も生きていることが不思議なくらい


好きな音楽も聴く気になれなくて
何となく過ごす日々

ジャーニーの新しいアルバムが11年ぶりにリリースされても聴く気になれなかったんだけど…

なんだか1曲目から涙が溢れてきて、緊張がほどけたみたいに素直になれました

好きだな~
ジャーニーが大好きなんだな~、私


本当に美しいですよね
彼等の音楽は、いつも美しさに感動させられます

ジャーニーのニューアルバムが公開されました
ぜひお聴きくださいませ


「The Way We Used to Be」もオススメです

大人のための落ち着きのあるロック・バラード
さすがだね
巧みなサウンドとヴォーカルはジャーニーらしい
何度も何度も繰り返し聴き返したいアルバムです

ありがとう、ジャーニー



Together We Run · Journey · Narada Michael Walden · Rachel Effron · Randy Jackson · Jonathan Cain · Neal Schon


Freedom

℗ 2022 Frontiers Records

Released on: 2022-07-08

Producer: Neal Schon
Producer: Narada Michael Walden
Music Publisher: Narada Michael WaldenPublishing (ASCAP)
Music Publisher: Whisper Track Records (ASCAP)
Music Publisher: Left On Sunset (ASCAP)
Music Publisher: Endless Thunder Songs (GMR)
Music Publisher: Neal Schon Music LLC (BMI)(ASCAP)


応援、ありがとうございます
ご視聴ありがとうございました

119275.jpg

追記
AmebaブログはFC2ブログと違って、貼り付けた楽曲に広告が入るんです
私それが一番嫌なんです
折角の名曲もコマーシャルのせいで台無しなんです

だから、音楽ブログはFC2の方が好きです
今考えていることは、もう一度新たにFC2で音楽ブログを立ち上げることです
もし可能であればそうしたいです

キャンピングカーでの話題はAmebaブログで投稿を続けていきます
それではまた




Womack & Womack – Love Wars

ウーマック&ウーマックは「Love Wars」で、アルバムは83年1st『Love Wars』ですね。

アルバム88年『Conscience』の「Teardrops:ティアドロップス」が、この夫婦ディオを代表する曲と思いますが知ったきっかけは…

ダンスミュージックがテクノPOP、シンセPOPモノが出始める80年代、中頃から夜遊びがディスコからクラブに行くようになって、シャーデーやスウィング・アウト・シスターが出始め、クロスオーバー、フージョン、ワールドミュージックなりの小粋な音楽を知り、UKでヒットしていたウーマック&ウーマックを耳にします。

旦那さんの方がプロデューサーであるセシル、ストーンズとも共作していたファンク・ソウルのボビー・ウーマックの弟、妻リンダはサム・クックの娘、正に音楽家族。


 


Love Wars


 


この83年『Love Wars』が夫婦ディオでのデビューアルバム、流行りの80年代POP風ですが、二人ともコンポーザーで、ボビー・ウーマックも参加してます。サムクックの流れが80年代にも、流行りシンセPOP・ソウルでも、現れていた。

ソウルなダンスミュージックとは、ちと違いで程よい打ち込みとのミックスで、静かダンスミュージックなカンジ、UKでウケていたのがなんか判る。

夫婦ソウル・デュオはこの後も、アルバムもオシドリ、ジャケデザイン、二人揃いで静かソウルが続きます。蒸し暑いひととき、ながら聴くのは良いアルバム。

 93年南アフリカへ移住して『Transformation to the House of Zekkariyas』出してますが、今回初めて聴きましたがレベル高でビックリ、ソウルとワールドミュージックとシンセPOPは程よい塩梅。

スティングが先行していた思っていましたが浅学と気がつきました。ソウルも奥深い…ですね。

『Transformation to the House of Zekkariyas』はいずれ又、消化するのに時間がかかる、思い浮かぶまで2・3年、基本このブログ、下書きなし、その日浮かんだ曲か、聴いた曲を書くようにしてますので。

ウーマック&ウーマックはコンポーザーとしても才ありで、テディ・ペンダーグラス、エリッククラプトン、パティ・ラベル、ジョージ・ベンソンetcに曲も提供。

と云うことでおまけは基本ロック好き、当時はなんとメロウなと思った曲ですがクラプトンの89年『ジャーニーマン』から

Eric Clapton - Lead me on : backing vocals Womack & Womack




























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