フュージョン系は70年代後半、これもブリティッシュ・ロックに夢中になる頃から、ちらほら聴いていまして、取っ掛かりはウェザー・リポート、ちょうどジャコ・パストリアス加入あたりから。
これもラジオのおかげ、小遣いが少ないけど、新しい音楽を知りたい、聴きたい好奇心がありました。
今は固定観念の塊ジジイ、タイムマシンで10代に戻りたい(笑)
ラジオでも、いろいろなフュージョンがよくかかり、リー・リトナー、ラリー・カールトン、アル・ディ・メオラ、高中正義、渡辺香津美あたりと…小生的には、クリエイションもフュージョンに演っていたと。やっぱりギター系はカッコいい!!
そしてパット・メセニーも知る事になります。
70年代はジャズ系から、電気系楽器が主力でPOP化な時期で、音楽好き・洋楽好きには耳にしやすい時代だったと思います。
あと、たびたび、このブログに書いてますが、70年代はレコードの音圧問題、特にロック系が、自前の低額ステレオ(それでもパイオニアと山水でしたが)で迫力がない作品もあり、少ない小遣いでやっと買えたのにとの、悶絶級の苦悶。
レコードへ不信になりそうでしたが、友から借りたフュージョン系ECMレーベルをかけると、正に目からウロコが落ちる状態で、素晴らしい音がチープな自前のステレオから鳴り、フュージョン系レコードの質の高さと音楽クオリティ-を知る事になりました。
録音状態、再生機器との相性・汎用性でロックアルバムはそこまで、考えていなかったと思う。音量上げて聴けば良いから。
今、音楽配信が主になりましたが、面白いのが、80年代後半の作品から、明らかに音質が上がっていて、より生感あり、録音技術の日進月歩あると思う。そして今、音楽ファンはレコードを高評価してますね。又トライして聴いてみたいなとは思っていますが配信は手前無しも事実、CDはアメリカではレコードより売れなくなったそうで。
で、パット・メセニーはECMレーベルから離れて、サントラの85年『コードネームはファルコン』のデヴィッド・ボウイの「ジス・イズ・ノット・アメリカ」でヒット、好きなモノは繋がるとメロも良かったと、パット・メセニーをますます好きになりました。
その次作が87年『Still Life (Talking):スティル・ライフ 』で、これが小生的に超強力な効果、このアルバムを契機に、音楽指向はロック系から、ジャズ・フュージョン・クラシックものに移る起点になります。
ロックをセカンド・二次にさせたアルバムが『Still Life (Talking):スティル・ライフ 』
小生のクロスオーバーであり、この作品がブラジル音楽とのクロスオーバーでした。
2015年アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』のサントラに「Last Train Home:ラスト・トレイン・ホーム」が使われ、特別アルバムが出ているのですね、これは今回知りました。
因みにロックは、40代後半ニール・ヤングに目覚め復活、そして2011年311東日本大震災後、音楽の啓示、ザ・フー 「Won't Get Fooled Again」が浮かんでから、ロックブログが始めました。
と云うことでおまけは『Still Life (Talking):スティル・ライフ 』からで、このアルバムも捨て曲なしです!!全て素晴らしい!!
Pat Metheny Group -So May It Secretly Begin
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