サウンドガーデン(Soundgarden)やオーディオスレイヴ(Audioslave)で知られるクリス・コーネル(Chris Cornell)は、2017年に亡くなる前にカヴァー・アルバムに取り組んでいました。この未発表カヴァー・アルバムがついに日の目を見ています。アルバム『No One Sings Like You Anymore』がデジタル/ストリーミングでリリース。YouTubeほかで聴けます。CDとアナログレコードは2021年3月19日発売予定。
2016年に録音されたこのコレクションは、クリスにとって最後の完全に完成したスタジオ・アルバム。クリスの頻繁なコラボレーターであるブレンダン・オブライエン(Brendan O'Brien)がプロデュースとミックスを担当し、彼とクリスが全ての楽器を演奏しています。
クリス自身が厳選した10曲のカヴァーには、ジョン・レノン、ジャニス・ジョプリン、ハリー・ニルソン、エレクトリック・ライト・オーケストラ、テリー・リード、シニード・オコナー/プリンスなどがあります。
以下インフォメーションより
本日、クリス・コーネル財団を代表して、妻ヴィッキー・コーネルと彼女の子供トニーとクリストファーは、ユニバーサル ミュージックエンタープライズと共に、故クリス・コーネルのアルバム『ノー・ワン・シングス・ライク・ユー・エニモア』をリリースした。これは2016年に録音されたクリス・コーネル最後のスタジオ・アルバムであり、彼が大きな影響を受けた10曲のカヴァー・ヴァージョンが収録されている。クリス・コーネル本人が選曲し曲順を決定した。
ジョン・レノン「ウォッチング・ザ・ホイールズ」、ニルソン「ジャンプ・イントゥ・ザ・ファイアー」、エレクトリック・ライト・オーケストラ「ショウダウン」、ロレイン・エリスン「ステイ・ウィズ・ミー」、ジャニス・ジョプリンで有名な「愛は生きているうちに」、プリンス作の「愛の哀しみ」、そして今年7月20日クリスの誕生日にリリースされ初の全米メインストリーム・ロック・ソングス・チャート1位を獲得した、ガンズ・アンド・ローゼズ「ペイシェンス」のカヴァーも収録される。
『ノー・ワン・シングス・ライク・ユー・エニモア』の演奏はクリス・コーネルとブレンダン・オブライエンがすべて行い、オブライエンはプロデュースとミックスも担当した。
ホリデイ・シーズンに向けて、このアルバムはクリス・コーネルをずっと支持してきたファンにとってスペシャルな贈り物となるが、コーネル家は新しいファンや初めて聴く人にも、本作で聴けるクリスの力強く唯一無二の声から何かを感じ取ってほしいと願っている。
「これは、クリスが最初から最後まで制作した完全な芸術作品として非常に特別なアルバムです。カヴァー曲のチョイスは、彼がどんなアーティストが好きでどんな曲に心を動かされたのか、ということを教えてくれます。彼は本作のリリースを楽しみにしていました。今、彼自身がここでそうしていたはずなのにと思うと悲喜こもごもですが、心の痛みと喜びと共に、この特別なアルバムを共有します」(ヴィッキー・コーネル)
■『No One Sings Like You Anymore』
01. Get It While You Can (popularized by Janet Joplin)
02. Jump Into The Fire (Harry Nilsson)
03. Sad Sad City (Ghostland Observatory)
04. Patience (Guns N’ Roses)
05. Nothing Compares 2 U (Prince)
06. Watching The Wheels (John Lennon)
07. You Don’t Know Nothing About Love (Carl Hall)
08. Showdown (Electric Light Orchestra)
09. To Be Treated Rite (Terry Reid)
10. Stay With Me Baby (Lorraine Ellison
amassより引用していますm(__)m
R.I.P. Chris Cornell ♥♥♥