ローラ・ニーロはNY生、制作録音もNYで純正NYアルバムですね。
この頃、女性ボーカルを突き詰めて、なんか意地になって聴いてますが、60年代から70年代かけてはキャロル・キング、ジョニ・ミッチェル、小生的にはジュディ・コリンズ、ソウル系では大御所アレサ・フランクリン、ロバータ・フラックあたり。
枠を越えではニーナ・シモン、そしてロックで忘れべからず、ブルースロックだったら、何と言ってもジャニス・ジョプリン(高校生の頃は女性ボーカルは一番だと思っていた)
で、売れ筋を狙うのでは無いプロモ指向でも無い、実力シンガーソングライターがNYのローラ・ニーロですね。ポップよりはソウルと思う。アメリカのほんとブルー・アイド・ソウル。
NY好きの小生でも、前作69年『イーライと13番目の懺悔』が少し暗めPOPなら、この69年『ニューヨーク・テンダベリー』はかなり暗めの私音楽的ソウルフルなPOP。
ながら聴きでなく、覚悟して時を持ち、当方も謹聴、体力がいる、凛としてしみいる。
ソングライターとして、バーブラ・ストライサンド、フィフス・ディメンション、スリー・ドッグ・ナイト、ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズの曲がヒットですから、歌とコンポーザーの才があった。
アルバムはピアノが力強く、叫びのような歌声で、ハーモニーとストリングスに対峙するような緊張感、憩いにならじ、聴いて側も真剣になるアルバムですね。
と云うことでおまけは同アルバムの好きな主題曲で
LAURA NYRO -New York Tendaberry
にほんブログ村
押していただき感謝です。m(_ _ )m