これも好きなOMD:オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダーク、テレ朝の84年始り『CNNデイウォッチ』のテーマ曲「エノラ・ゲイの悲劇(Enola Gay)」でも有名になりましたが。
当時、曲名と詩が面白く無く不愉快感、テレ朝らしいと(苦笑)
OMDはテクノPOP(昔、小生はシンセPOPって言わなかった)ですがメロディアス、静かサウンド、けっこう実験的、環境音楽的(アンビエントも後覚え言葉)で、日本では万人受けのバンド・ユニットでは、無かったと思います。
小生的には大学演劇で使わせていただいた環境音楽でのブライアン・イーノに夢中になっていた時期に重なり、80年1st『Orchestral Manoeuvres in the Dark』から、興味深々でしたが。
で、UKモノでは、この手のバンドは他にもいました、この手の80年代サウンドは、シーケンサー、リズムマシーン等を利用・多用ですし。
ここらへんは、登場から先進だったYMOの進行形と比較、ちゃんとシンセで音楽なのか、ビジュアル流行りなのかとけっこう厳しい目で、日本のテクノ系とオンタイムで洋楽が比較できる音楽でもありました。
先進なのか単にPOPなのかと?
OMDは初期はかなり先進的だったと思います。英国では初期からヒット、ブリティッシュロックのキモである革新性を生むベースは、この頃までは十分にありました。
小生的にスペクタクル・ドラマ的と思ったが革新性はありとは感じなったレディオヘッドが参考しているようで、さもありなんですね。
それでも、アルバムたびに段々とPOPになりますが、この『Dazzle Ships:ダズル・シップス』は、彼らがリスペクトする独逸のクラフトワークへのオーマジュ的曲もあり、けっこう実験的なコンセプトアルバム、前作81年『 Architecture & Morality:安息の館』はアンビエントよりと揃えながら、POPヘと向かっていたなあと、久しぶりに聴いての再確認でした。
と云うことでおまけは同アルバムからで
Orchestral Manoeuvres In The Dark - Of All the Things We've Made
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