スティーヴ・ウィンウッドがスペンサー・デイヴィス・グループを抜けて、67年トラフィックを組みますが参加したギタリストが、デイブ・メイスンでベースも弾いた。
バンドは実験的ロックのようでしたが当時はサイケの最中、初期クロスオーバー風ブリティッシュロックでも正解と思うのですが、だってもうプログレ生まれる時期ですし。(笑)
60年代・70年代は音楽ファンはロックはなんでもありと寛大。
デイブ・メイスン、トラフィックはスティーヴ・ウィンウッドと確執でコンポーザーとして活躍でも、アルバム2作で脱退。
70年代後期、後追い聴いたトラフィックの67年『ミスター・ファンタジー』の「Dear Mr. Fantasy」が大好きで興味を持ったバンド。
そのトラフィック脱退後、メイスンのソロは70年1st『Alone Together』はブリティッシュロックの残り香ですが、クラプトンのデレク・アンド・ザ・ドミノスやソロ初期の通じる英国人のアメリカンロックの解釈と聴けるアルバムと思っていましたが…
オンタイムのメイスンのソロ・ヒット作『Let It Flow:流れるままに』は、ロックよりは変節かとも思える程のPOPなアルバム。
で、今回知ったのですが、アメリカンロック、サザンロック、カントリーロックさらにデラニー・&ボニー代表されるスワンプ・ロックがありますが、アプローチはデイブ・メイスンの方がクラプトンより微妙に早かったと、それぐらい、英国一派のスワンプ・ロックへ興味が強かった。
それをへてのデイブ・メイスンのPOP化なら、久しぶりに聴いても印象は変わらずでしたが、変節と言い方でなく、アメリカンロックへの憧れとデイブ・メイスンの生来のモノと合体と納得させました。
UKRockのキモは革新と持論の割には、POP化・AOR化には料簡狭い小生でした(笑)
と云うことでおまけはアルバム主題曲で
Dave Mason - Let It Go, Let It Flow
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