ニュー・ソウルなんでしょうが、アコギ主フォーキー・ソウルの名曲「Ain't No Sunshine:消えゆく太陽」のある名盤ですね。
静かソウル、内省的な曲が多い、そもそもアルバム原題『Just as I Am』 ありのままの私 ですもの。カバーも唄うけど、シンガーソングライターである。
控えめで、後の81年、これも大々ヒットの必殺のベットソング「Just the Two of Us:クリスタルの恋人たち」でも、朴訥とした唄い方は変わらんかったですね。しみいる…
このアルバム、プロデューサーはブッカー・T・ジョーンズ、ギターにはスティーヴン・スティルスも参加してる。
70年代、FENで聴いていたけど、ほぼ人気のアルバムは70年代ばかり、80年代「Just the Two of Us:クリスタルの恋人たち」のインパクトがありすぎて、こればかりと思っていたら、85年アルバム『Watching You, Watching Me 』後はアルバム無しなんですね。
音楽配信・スポティファイでフォロワーも1700万超えてるから、今も人気もあると思うけど、活動時期が短い。
72年デビュー時33歳ワーキングしながら、レコードの帯には「ジャンボジェット747の便器を作っていた」とすげえコピーが書いてありました。
それぐらいワーキング・労働者のシンガーソングライターが、才あり皆さんに愛されるシンガーが登場したと!
ジョン・レノンに「Working Class Hero」ありますが、ありのままを強調する為、便器だったのでしょうが、一応宣伝の仕事を偉そうにしていたのですが、己だったら絶対に思い浮かばないコピー、他者が提案したら、絶対ボツにしていたと思う(笑)
ニュー・ソウルのマーヴィン・ゲイ、スティーヴィー・ワンダー、ダニー・ハサウェイやファンクでのカウンターカルチャーのスライもありますが……
虚飾けのない、ありのままの姿のビル・ウィザースのソウルもありなんですね、コンピレを聴いていたのですが、聴きごたえありで、アルバムごとに変え聴いては納得、感動。
寡作はニュー・ソウル時代の隆盛の下りと重なったかなとの思いになりました。
と云うことでおまけも同アルバムから好きな曲で、題は辛辣、秘めてる思いもあるソウルですね。
Bill Withers - Better off Dead
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