ロック・ファンでありながら、苦手は存在するもので、UKではイエスのジョン・アンダーソンの声、聴くけど(笑)あとジェフ・ベックのギターの音色と言うか、70年代はギターロックとも思いもあり、レコードも買ったけど。
皆が良いとか言うし、音楽誌とか、3大ギタリストとのジェフ・ベック、エリック・クラプトン、、ジミー・ペイジのヤードバーズの流れとか(今思えば、変だと思うけど、当時は信じきった、マーケティング手法は恐ろしい(笑) 我慢して聴いた感ありで、もちろん75年『ブロウ・バイ・ブロウ』76年『ワイアード』は思い切りひたれたけど。
同時期、フュージョン系のギタリストはラリー・カールトン、リー・リトナー、なんでもありジョン・マクラフリン、アル・ディ・メオラ等もその頃知り始めるわけで、ロックとの境、ジャズロックって何なの? 当時も今も(笑) 頭で理解しようとする小生の悪癖で、ジェフ・ベックの音楽的立ち位置が中ぶらりん状態と感じたと思う、ロックなのにと(笑)
『There and Back:ゼア・アンド・バック』は前作から流れで、キーボード・プロデューサー・コンポーザーのヤン・ハマーとの作品ですが、ドラマーにサイモン・フィリップス、こちらはロックが主と思うけど、アルバムはフュージョンの振りのそれもジャズロックかなと思うぐらいで。
まあ、『ブロウ・バイ・ブロウ』『ワイアード』とどう違うのと言われば、ギター主でも、メンバーの音、曲風かなと「The Pump:ザ・パンプ」はサイモン・フィリップス・トニー・ハイマス作、このアルバム全8曲中、ジェフ・ベック作1曲のみで、後はヤン・ハマー、サイモン・フィリップスなんですね。でも、ギターで存在感は当然です(笑)
久しぶり本気で聴いたら、これはこれで素晴らしい、今はベックのギター音色の偏見はだいぶ薄まったけど、70年代末はニューウェイブの時代と思っていたけど、確固たるフュージョンをベックは演っていたのですね。
と云うことでおまけは新日プロレスの予告のBGMだった曲で、私は忘れていました
Jeff Beck - Star Cycle
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