いろいろあり、老々介護は佳境に
父の調子が悪く、右足の歩行困難に、妹と交互に父宅訪問していけど、施設ディサービスを休みにしたと連絡があり、先週土曜日に、病院に連れて行くことになりましたが、予約が取れず、途方に暮れて、当家の禁断の得意技、救急搬送に(自分は心臓系と消火器系で2回程利用、使わなかったら、デッドだった)
父の7年前の右足の蜂窩織炎:ほうかしきえん(皮膚と皮下の感染症)の影響で歩行困難かなと。茨城県南の総合病院に救急搬送。点滴後、救命救急医は「自宅に戻りもありですが、MRI検査をして、原因究明も、皮膚科でも診療もします」との事で父入院。
昨日、電話があり夕方に来てくださいと事でしたが仕事で無理と、本日に朝に変更してもらいました。
担当医が脳外科になっていて、ビビり、話を聞くこと「慢性硬膜下血腫、頭に小さい穴をあけ、溜まっってる血を抜きます」素人にも、判るMRI画像で脳の外側と頭蓋骨に間に空間(血腫)を視認した。
絶句、皮膚病と思っていた浅学の小生の行き当たりばったり人生がまた出た。と落ち込み。
病院の面会室ディルームで、手術同意書ができるまで、待機となった。
で、面会室ディルームには、入院中と思われるパジャマ姿の車椅子の方、歳の頃は同世代、愛想の良い方なのか、独り言なのか、看護士は挨拶するが通りすがり、他の患者さんは無視している。
私は後悔と動揺を抑えて、ひきった顔になっていると思っていたが、車椅子の方は私に微笑でいる。
「カーペンターズ」と聞こえ、スマホで音楽をそれも洋楽を聴いている。そして唄ってる、シングと判った。
そして「ビートルズ」と聞こえ、
これを今聴く…涙があふれていた。「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」しみわたる、70年・10歳の時聴いて、54年後に聴いても、むせび泣く。いつの間にか、歳をとり、父も息子も。
車椅子の方、次は「レインボー」と聞こえ…こいつ何者…Over The Rainbowから聴こえ…
「キル・ザ・キング」 これも77年・17歳夢中だった。涙が止まらない!!
微笑みかける車椅子の方は、看護士さんに促されて、病室の方に戻る前、目で挨拶。
「俺はお前だ!」とかんじる
父担当の看護士が同意書もってきて、下を見ながら、顔も見せないようにサイン。
父の手術は夕方に行われて、これから面会謝絶2週間、担当医は成功と言っていたが、高齢者。
生きとし生けるものに終わりがあるのはわかっているが…本人・父が納得するように…願う否思うだけかもしれない!
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