これを名盤と言わないなら、なにが名盤と言うぐらい、力強いアルバムですね。
70年代から、レオン・ラッセル知っていたけど、ブリティッシュロックがメインの者には疎外・眼中なし、なんかダミ声でメロディアス曲はあるけど、「スーパースター」「ソング・フォー・ユー」だってカーペンターズの方がお子ちゃまだった小生にすんばらしく聴こえた。
で、ブログも14年目になるとなんか、ジジイになって、ほんとこの頃、アメリカは大嫌いだけど、アメリカミュージック・ロックを中心に聴いてる、ほんと困った(笑)
本心はアメリカンロック・ファンと思えるぐらい、『レオン・ラッセル・アンド・ザ・シェルター・ピープル』は不変・普遍、アート・芸術と思うぐらい凄い。
やっぱり70年代はロック黄金期…象徴する名盤ですね。

「Stranger In A Strange Land」は哲学的な香り、「見知らぬ土地の異邦人」という言葉は、どこか孤独感と不安定さが感じる。
レオン・ラッセルのソウルフルな声と、ゴスペル風のコーラスが絡み合い、まるで魂そのものが歌っているような感覚。
ピアノのリフがリズムを刻む中、彼の歌声はまるで説教者のように「私たちは一体どこから来て、どこへ向かうのか?」そんな普遍的なテーマを投げかけているように、感じられる。時代を超えたメッセージ、主義主張のロック。
レオン・ラッセルのアメリカのロックは、ブルース、ゴスペル、カントリーなど多様なジャンルを融合させた独自の音楽スタイルが、やっとこの歳になって腑に落ちるようになってきたのかなと 思う。
と云うことでおまけは同アルバムからですが、動画はThe Midnight Specialからで
Leon Russell with the Gap Band-Alcatraz
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