2025年03月一覧

Mott the Hoople – Rock and Roll Queen

モット・ザ・フープル の「Rock and Roll Queen」で、アルバムは69年・1st『Mott the Hoople』ですね。

デヴィッド・ボウイからみで、70年代からグラムロックのモット・ザ・フープル は
72年『All the Young Dudes:すべての若き野郎ども 』あたりから、知ったと思うのですが、少し後追い。

これとアルバムでは、73年『Mott』74年『The Hoople』が、グラムロックの頂点かなと…しかし、三つ子の魂百まで も、ファニー感のロックロールが、音楽的に(当時のハードロック・プログレ)より、凄いと思えないのだが、何故か好き(笑)ほっとする。ここらへんはアメリカンロックには、ないかな~


 


Mott the Hoople -Remast- [12 inch Analog]


 


で、初期のモット・ザ・フープルは69年デビューの頃は、ハードロック、ブルースロックであったようで、いきなりグラムロックでないのが1st『Mott the Hoople』
で、「Rock and Roll Queen」のコンポーザーはミック・ラルフスで、小生には後のバドカン(バッド・カンパニー)とつながる。

ロックとブルースの融合、エネルギッシュなロックンロールにリフはシンプル。ボーカルの為に加入した、イアン・ハンターのボーカルがまだ初々しい。ここからだったのですね、人を喰ったようなボーカルになるのは!

ほんと! 1969年のブリティッシュロックはレベル高 小生のブリティッシュロック最高69年説(正確には、69年・70年・71年の3年間かなと思ってます)(笑)

ビートルズから『アビイ・ロード』ローリング・ストーンズは『レット・イット・ブリード』レッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、ブラック・サバス、メジャーになれなかったハードロック勢たくさん、頭角を現し始めた時期にプログレ、そしてグラムロックは準備していたのですね。

モット・ザ・フープル、派手なギミックや過剰なプロダクトのようでも純粋なロックンロールが、サイケデリックからブルースロックへの移行でも、モット・ザ・フープルの音楽はどちらにも属さない独自のスタイル、それがグラムだったと想うのです。

 ほぼ10日間、扁桃腺炎で、寝込んでいました。心疾患があるので治りが遅い。介護は施設に入所している父には、妹が対応。やっと少し元気になり聴いたロックはモット・ザ・フープル。

と云うことでおまけは同アルバムから、イアン・ハンター作ですが、ディラン風(笑)

Mott the Hoople - Backsliding fearlessly

























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The Ruts – Jah War

ザ・ラッツの「Jah War:ジャー・ウォー」で、アルバムは79年・1st『The Crack』ですね。これも名盤ですね。すげええアルバムです。

やっと、アメリカンロックへの浮気も冷めて(笑)本道ブリティッシュロック、私たちの世代には、マストのパンクで!

覚えてるのは、79年上京、当時、日本ではメジャーでないバンド、ザ・ラッツは、80年代になって、小生の輸入盤に知るようになってから、聴けた。

東京出の友人は70年代から、輸入盤に親しんでいた。当時は田舎者と、てめえの知的レベルは低いと劣化感、大学演劇部入って訛りも酷くで、これも劣等感。東京が上みたいな感じが今もあるけど、まあ良い事でも無いと思える歳になったけど。


 


Crack -Reissue/Hq- [Analog]


 


 メジャーなバンドはUKRockでは、レゲエとロックと融合は、ポリスのホワイトレゲエでキャチコピーでプロモしていたし、何よりカッコイイし新しかった。クラッシュはアルバムを聴くとレゲエじゃん! 

で、少し後発のザ・ラッツが、パンクよりなロックなレゲエで、これもありで、洗練されセンスありで、モノ申しロック、辛辣な主義主張 でしたが、佳作なバンド。80年には中心メンバーのマルコム・オーウェンが他界、アルバム聴いた時には、もうお亡くなりになっていた。

『The Crack』の「Jah War」と「Babylon's Burning」は、「Jah War」は、ロンドンで問題となっていた警察暴力や人種差別を唄う。レゲエのリズムに乗せて、抑圧された人々の怒りと悲しみを。

「Babylon's Burning」は、社会が崩壊寸前にある様子をパンクにして。バビロンに生きてる日本人も飼われてるぐらいは自覚した方は良いかも、ハッとさせられるわけで。

「Babylon's Burning」の歌詞にある「Burning with anxiety, burning with anger不安で燃え、怒りで燃える」というフレーズは、この世界、便利に見えグローバルが正義?と思わせての世界の生きる現代人の心情だと思う。

当時の英国はサッチャー政権下で経済格差が広がり、人々の不満が爆発寸前、The Rutsはその空気を完璧に音楽に反映させた。

今日本でも、物価高や満額回答と言っても、不安定な雇用で苦労してきた方々への是正は…『The Crack』亀裂と訳したい、過去のアルバム遺産でなく、普遍なメッセージ、これもロックですね!

と云うことでおまけは同アルバムのヒット曲で

The Ruts - Babylon's Burning



【前も上げていたと思うけど、なんか無い、消されたのかな、妄想でないと思うけど、原稿下書きは別テキスト保存しないとダメか、確かに昔は過激に書いていたけど】




















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Kenny Loggins & Jim Messina – Angry Eyes

ロギンス&メッシーナの「Angry Eyes:アングリー・アイズ」で、アルバムは1972『Loggins and Messina:ロギンス&メッシーナ』ですね。

またまた聴いているアメリカンロック、当時はフォークロック・デュオのくくりでもあったと事ですが、「Angry Eyes:アングリー・アイズ」はフュージョン、70年代ミックスチャー、ロギンス&メッシーナの才を感じる。

どうしても、小生の同世代(70年代が10代・80年代が20代)の方は、たぶん
バッファロー・スプリングフィールドのプロデューサーとポコのジム・メッシーナはカントリーロック・POPに詳しい方以外は、聴かないと思うけど、80年代映画音楽・サントラのケニー・ロギンスに印象大と、独断でないと思うけど確信はないけど、と思う、しつこい(笑)

70年代ラジオでは「ダニーの歌」「ママはダンスを踊らない」「愛する人」「放課後のロックンロール・パーティー」なり全米TOP40でもかかるから、ヒット曲を知ってる程度。アルバム、カントリー系ぽいレコードを買える程、お小遣いに、余裕なんかなかった。


 


Loggins & Messina


 


71年・1st『Sittin' In:シッティン・イン』は、始めはケニー・ロギンスのソロに、
プロデューサーのジム・メッシーナが参加する形で、正式表題『Kenny Loggins with Jim Messina Sittin' In.』

ほんとのロギンス&メッシーナのアルバムは、『Loggins and Messina:ロギンス&メッシーナ』からだったようで。このアルバムにヒット曲の「Your Mama Don't Dance:ママはダンスを踊らない」がありますが、ファニー感の軽いノリよりは、80年代のポイズンの上手くPOPロックにしたカバー曲の方が、覚えていたが?

アルバム最後の曲が「Angry Eyes」直訳だと「怒りの目」で、アメリカン・フォークロックの70年代黄金時代を象徴するデュオでも、ちゃんと物申すロックはしてた。音楽的には、ジャズ、ロック、フォークが絶妙にブレンド、ツインボーカルにスリリングなギターリフと、緊張感あふれるサックスソロなのに。

リリースされた1972年は、アメリカではベトナム戦争の影響が残り、米国は不安定。まあアメリカはずーと不安定(笑)日本も不安定だけど。

「Angry Eyes」というタイトルも、その時代を象徴するかのように、何かを見据える強い意志や感じさせる。POPロックでも、ここまでやっていた。
アメリカは大嫌いですが、POPカルチャーの自浄作用はアメリカン・ロックの深見はあると、認めても良いかなと、上から目線で思う(笑)

 ロギンス&メッシーナは2005年から再結成、ライブで活動していますね。Youtubでも見ることできます。

と云うことでおまけは同アルバムからヒット曲で























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Leon Russell-Stranger In A Strange Land

レオン・ラッセルの「Stranger In A Strange Land:ストレンジャー・イン・ア・ストレンジ・ランド 」で、アルバムは71年『Leon Russell and the Shelter People:レオン・ラッセル・アンド・ザ・シェルター・ピープル』ですね。

これを名盤と言わないなら、なにが名盤と言うぐらい、力強いアルバムですね。
70年代から、レオン・ラッセル知っていたけど、ブリティッシュロックがメインの者には疎外・眼中なし、なんかダミ声でメロディアス曲はあるけど、「スーパースター」「ソング・フォー・ユー」だってカーペンターズの方がお子ちゃまだった小生にすんばらしく聴こえた。

で、ブログも14年目になるとなんか、ジジイになって、ほんとこの頃、アメリカは大嫌いだけど、アメリカミュージック・ロックを中心に聴いてる、ほんと困った(笑)

本心はアメリカンロック・ファンと思えるぐらい、『レオン・ラッセル・アンド・ザ・シェルター・ピープル』は不変・普遍、アート・芸術と思うぐらい凄い。
やっぱり70年代はロック黄金期…象徴する名盤ですね。


 


レオン・ラッセル&ザ・シェルター・ピープル


 


「Stranger In A Strange Land」は哲学的な香り、「見知らぬ土地の異邦人」という言葉は、どこか孤独感と不安定さが感じる。

レオン・ラッセルのソウルフルな声と、ゴスペル風のコーラスが絡み合い、まるで魂そのものが歌っているような感覚。

ピアノのリフがリズムを刻む中、彼の歌声はまるで説教者のように「私たちは一体どこから来て、どこへ向かうのか?」そんな普遍的なテーマを投げかけているように、感じられる。時代を超えたメッセージ、主義主張のロック。

レオン・ラッセルのアメリカのロックは、ブルース、ゴスペル、カントリーなど多様なジャンルを融合させた独自の音楽スタイルが、やっとこの歳になって腑に落ちるようになってきたのかなと 思う。

と云うことでおまけは同アルバムからですが、動画はThe Midnight Specialからで

Leon Russell with the Gap Band-Alcatraz























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Prefab Sprout – Don’t Sing

プリファブ・スプラウト の「Don't Sing:ドント・シング」で、デビューアルバム84年『Swoon:スウーン 』ですね。

音楽は時に私たちの心の奥深くに触れ、感情を揺さぶる力が…
プリファブ・スプラウトの「Don't Sing」は、その一例、強いメッセージと、心に残る印象を与える、「唄うな!」 それもデビューアルバムの1曲目で!

当時は85年2nd『スティーヴ・マックイーン 』トーマスドルビープロデュースから、日本でも認知、人気も出てきたと思うのですが、リーダーのパディ・マクアルーンはのちに評価され天才と声もありますが、初期当時はPOPでも、寂寥感ありで不思議なバンドでした。88年『ラングレー・パークからの挨拶状』ヒットしてからの方が普通のバンド かな?

「Don't Sing」は、アルバム全体のテーマと密接に絡んでいて、プリファブ・スプラウトは、独特な歌詞とメロディー。歌詞には、愛や失恋、そして人間関係の複雑さが描かれている。


 


スウーン


 


「Don't Sing」は、シンプルながらも心に残るメロディーが特徴、アコースティックギターの音色、繊細なボーカルが絶妙に絡み合い、引き込む力が。この曲は、深夜に耳を傾けたくなるような静謐も、そんな雰囲気を持ってると思う。アルバム全体のテーマとも言える、絡んでる。

アルバムは、ただのロックソングではなく、深いメッセージを持つ、音楽の力を再確認、自身の感情と向き合うことができるかも。ロックを聴いていると、時には心の奥に隠された真実 否 事実に気づくことが…

できるのかな~
ブログ名【騙されるな! ロックを聴いていれば全てお見通し】だもん、頑張ろう!

と云うことでおまけは同アルバムから

Prefab Sprout - Couldn't Bear to Be Special


























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