やっと、アメリカンロックへの浮気も冷めて(笑)本道ブリティッシュロック、私たちの世代には、マストのパンクで!
覚えてるのは、79年上京、当時、日本ではメジャーでないバンド、ザ・ラッツは、80年代になって、小生の輸入盤に知るようになってから、聴けた。
東京出の友人は70年代から、輸入盤に親しんでいた。当時は田舎者と、てめえの知的レベルは低いと劣化感、大学演劇部入って訛りも酷くで、これも劣等感。東京が上みたいな感じが今もあるけど、まあ良い事でも無いと思える歳になったけど。

メジャーなバンドはUKRockでは、レゲエとロックと融合は、ポリスのホワイトレゲエでキャチコピーでプロモしていたし、何よりカッコイイし新しかった。クラッシュはアルバムを聴くとレゲエじゃん!
で、少し後発のザ・ラッツが、パンクよりなロックなレゲエで、これもありで、洗練されセンスありで、モノ申しロック、辛辣な主義主張 でしたが、佳作なバンド。80年には中心メンバーのマルコム・オーウェンが他界、アルバム聴いた時には、もうお亡くなりになっていた。
『The Crack』の「Jah War」と「Babylon's Burning」は、「Jah War」は、ロンドンで問題となっていた警察暴力や人種差別を唄う。レゲエのリズムに乗せて、抑圧された人々の怒りと悲しみを。
「Babylon's Burning」は、社会が崩壊寸前にある様子をパンクにして。バビロンに生きてる日本人も飼われてるぐらいは自覚した方は良いかも、ハッとさせられるわけで。
「Babylon's Burning」の歌詞にある「Burning with anxiety, burning with anger不安で燃え、怒りで燃える」というフレーズは、この世界、便利に見えグローバルが正義?と思わせての世界の生きる現代人の心情だと思う。
当時の英国はサッチャー政権下で経済格差が広がり、人々の不満が爆発寸前、The Rutsはその空気を完璧に音楽に反映させた。
今日本でも、物価高や満額回答と言っても、不安定な雇用で苦労してきた方々への是正は…『The Crack』亀裂と訳したい、過去のアルバム遺産でなく、普遍なメッセージ、これもロックですね!
と云うことでおまけは同アルバムのヒット曲で
The Ruts - Babylon's Burning
【前も上げていたと思うけど、なんか無い、消されたのかな、妄想でないと思うけど、原稿下書きは別テキスト保存しないとダメか、確かに昔は過激に書いていたけど】
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