2025年05月一覧

Barclay James Harvest – Child Of The Universe

バークレイ・ジェイムス・ハーヴェストの「Child Of The Universe:宇宙の子供」で、アルバムは74年『Everyone Is Everybody Else :宇宙の子供』ですね。

今はプログレとの評価ですが、あんまりプログレとして、とらえていなかったバンド。ムーディー・ブルースぽい、アートロック的で叙情的で、なんか寂しいメロの曲のバンドの印象でしたが…

本格的にプログレを聴きだすのが、76年頃・高1ぐらいからで、プログレ5大バンド(この前から使いだした、当時から言っていたと思う)キング・クリムゾン、ピンク・フロイド、ELP、YES、ジェネシスを聴いていたら、なかなかそこまでは本気で聴けなかったし、アルバムは買えなかった。

「宇宙の子供」はしっかりと覚えていて好きな曲で、昔ブログでUPしていると思ったら、無い、もう15年目になるブログですが、当初は過激だったようで、ブログが上がらず消されていたようで、反原発でホント事を書いただけなのに。


 


Everyone Is Everybody Else


 


バークレイ・ジェイムス・ハーヴェストは60年代後半から活動でアルバム・デビューは70年からで、フルオーケストラにフォークロックで斬新なアートロック、プログレもありで、音楽的パワーあり、アメリカンロックのブラス・ロックとは又違う、荘厳な雰囲気なロックと思うけど、あんまり売れなかったようです。

アメリカでウケた時期は、小生が知った・聴いた70年代後半、シンフォニーがシンセ、電子楽器を多様にして、時代に合わせてからのようで、74年『宇宙の子供』77年『静寂の海』のとっかかりは、たぶんFENだったと思う。

「宇宙の子供」の詩も、博愛、人類の和平を願う曲を思うけど。この後に77年『Gone to Earth:静寂の海』で、人類愛的ロックのアプローチで、同じ頃キャメルも聴きだしで、この頃のプログレ、カンタベリー・ロックなどにも好奇心ありでしたが…

でも、セックス・ピストルズが出現、パンクって何???状態・創られたモノ(後で知ったけど)ロックキッズは、そっちの方向・過激な方に。当時のUKRockはなんでもありで、次々と新しい音・曲が出てきた。

UKRock過渡期に、売れるようなったバークレイ・ジェイムス・ハーヴェストは特に欧・ドイツで人気バンドになった事を今回、知りました。

今は、創始メンバーのボーカル・ギターのジョン・リーズがジョン・リーズ・バークレイ・ジェームズ・ハーヴェスト。ボーカル・ベースのレス・ホルロイドがバークレイ・ジェイムス・ハーヴェスト・フィーチャリング・レス・ホルロイド。2派に別れで、活動中なんですね、これも今回知りました。

ジェファーソン・エアプレインやスーパートランプのようなバンドの分派・派生的な事は、バンドが長く活動する選択になるですね。

今回、久しぶりに『Everyone Is Everybody Else :宇宙の子供』を本気で聴いた、暗めで良いかも、ようできている、レベル高、70年代ロックはやっぱり飽きない!

と云うことでおまけは同アルバムから

Barclay James Harvest - For No One





























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Roxy Music-Flesh And Blood

ロキシー・ミュージックの「Flesh And Blood:フレッシュ・アンド・ブラッド」で、アルバムは同主題80年『Flesh and Blood』ですね。

人気・名盤82年『Avalon:アヴァロン』前、ニュー・ウェイヴ期もロキシー・ミュージックは復活・前作79年『マニフェスト』そして、この『フレッシュ・アンド・ブラッド』が出てましたから、当時は新しいモノ好きの小生としても、これもすんなりと聴けたアルバムでしたね。

そもそも初期ロキシー・ミュージックは当時心酔していたブライアン・イーノがいたバンド、もともとニュー・ウェイヴみたいな、変なバンド。グラムロック枠だったと思うけど、アルバムジャケがHぽくって、10代高校生には、それはそれで買うのは大変だったと覚えていますが(笑)

この『Flesh and Blood』はジャケは洗練されていて、カッコイイ、次作の『Avalon』もセンスありだけど、『Flesh and Blood』が好みかもしれない。


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フレッシュ・アンド・ブラッド


 


グラム期アヴァンギャルドよりは、POP方向でブライアン・フェリーのメロー情感が憂いありボーカルがさらにあり、これが『Avalon:アヴァロン』につながりに。カバー曲はウィルソン・ピケットとバースがありましたが、元・基をしっかりとしながら、フェリーならでは解釈でした。

ドラムのポール・トンプソンが抜けて、TOPなセッション・ミュージシャンを伴奏ですが、さらにシンセ、テクノPOP化、UKRockはここらへんも、融和と言うか、上手かった。

それでいてFlesh And Blood:肉体と血との題、フェリーのセンスで、生と死の普遍的な題をLOVE変換、上手くPOP化しました。叙情的ブライアン・フェリーのならでは説得力だったと思う。

と云うことでおまけは同アルバムから、叙情的な曲で

Roxy Music-Oh Yeah




【このブログ、反原発で始まったブログです。時たま、私見があります】
至って個人的な事を

父の施設と病院との入退院が4回を超えて、食事の量も減り、本人も食する事を拒むようになってきた。施設の方から、最終の提案があり、看取りの提案、病院・施設・自宅の選択と。
はなから、自宅は当方が返答する前から、遠方であること(都内と茨城100KM)持たないと。
「施設で、ルールに従っていただければ、対応します」との提案があった。

延命としなと言う事と(父が常に言った事)承諾。深夜でも連絡するが、対応は朝8時以降にお迎えにきて欲しいと事、その時は葬儀屋さんと同伴してとの事でした。

介護保険、ケアマネージャーさん・施設担当者のアドバイスで5年程してきましたが、最後の最後まで、面倒見てくれる制度は、ありがたいと思いました。

先人の方々の知恵と工夫は、現代日本社会の家族構成の変化、独居(父は37年一人暮らし)を考えていると思う。離ればれになっていても、過不足なく、お互いの生活の負担にならないようになっていると思う。疑問・納得できない事も5年間にはありましたが(病院の対応・見解)満点なものは人生には無いと思ってる。

施設を後にして、さっそく葬儀屋さんを訪問、そこに近所の父の友人の方が待っていてくれた。
妹が葬儀屋さんの電話番号を教えてもらう為に電話しただけなのに。
友人の方のお母様の葬儀の事を例に、葬儀屋さんに説明してもらい、依頼となりました。

帰りに父の友人宅に誘われ訪問、家族葬のアドバイスをしていただきました。
これって、父の人徳。
自分にはできてない事、好き勝手にやってきて、なんも知らないやってない己の気づきに…
知らない事ばかりのなんですね、身勝手な人生は!





















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TOTO-Manuela Run

TOTOの「Manuela Run:マヌエラ・ラン」で、アルバムは1st・78年『TOTO:宇宙の騎士』ですね。

邦題は当時として、あんまり意識して無かったけど、今になると【なぜ、宇宙?】と今更ですが(笑)

 78年なんで、パンクの洗礼を受け、ポリスをメインにしてニュー・ウェイヴに興味が行った時期で、ここで、ハードロック路線を大きく舵取り、レゲエ、パンクも加味して、聴くモノは増えていった時期。

あとハードロックでは米のヴァン・ヘイレンがデビュー、驚異だった。高3、受験勉強中なのに、音楽・映画に夢中、翌年大学は落ちた(笑)浪人で東京の予備校を親に相談しないで決め(これが親離れのきっかけに)上京できた、結果はオールライトだったと今は感じる。

いろいろロック・POPに興味が持った時期、TOTOのデビュー時のヒット曲「ジョージー・ポージー 』の影響でAORと… 「ホールド・ザ・ライン 」あたりではロック?

2nd79年『ハイドラ』でロックバンドと認知に、産業ロックの声は80年代になってから、知ったと思うけど、その頃ジャーニーも聴いているので、キャッチなメロが多い曲を揶揄して、変な呼び方と味方するわけで無いけど思った。


 


Toto [12 inch Analog]


 


久しぶりに『TOTO:宇宙の騎士』を聴くと、ほんとようー出来ている。昔の偏見を吹っ飛ばすぐらい、TOTOのアルバムの中で歴代No1と言っても、言いぐらい。

キャッチな大ヒット狙いの曲よりは、演奏、音色はクリアー、曲風は方向性ありでもバラエティー、流石、ジェフ・ポーカロが要のバンド。セッションミュージシャンで、評価高だったので、いろいろなミュージシャンの伴奏で、聴いている耳慣れしている、安堵感も安定感も。

70年代後半のアメリカンロックも、多様性に、ディスコの影響が強まり、ロックも新しモノ模索し、スタジオミュージシャンの雄デヴィッド・ペイチとジェフ・ポーカロで始まり、ワークを通じて養った技術と幅広い音楽感を、結集して、TOTO。他のバンドのように、幼なじみやアマチュアバンドから成り立ちでなく、基が違ってる。1stから『TOTO:宇宙の騎士』は、型はできていた。

で、アルバムのジャケデザイン、後にも続く、【剣】は何?と思ってましたが「Manuela Run:マヌエラ・ラン」に詩にでてくるようで、これからのイメージだったのですね、今回知りました、今さらですが47年前のアルバムの事(笑)

1stから完成形で、80年代のブレイク、まあ、それでも、ヒット曲から、ソフトロックやAORが主であるバンドでも、ありますね。

と云うことでおまけは同アルバムからボビー・キンボール作、もう80年代サウンドぽい(笑)

TOTO-You Are the Flower































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Traffic – Holy Ground

トラフィックの「Holy Ground:ホーリー・グラウンド」で、アルバムは94年『Far from Home:ファー・フロム・ホーム』ですね。

トラフィックのスタジオアルバムでは、復活の最終作ですが、実質はスティーヴ・ウィンウッドのソロの延長線上で、トラフィックのドラマー、シンガーソングライターのジム・キャパルディの共作的なアルバムで、プロデューサーも共同。

70年代から、後追いでしたが、初期60年代後半のトラフィックの哀愁のメロと70年代になると枯れたプログレ風(頑張らないプログレ)とワールドミュージック風。スティーヴ・ウィンウッドの音楽の才は、ボーカル、それにロック、ブルース、ジャズに境目なしの音楽観の自由往来と思いますが。

高校生時は初期と70年代のモノの違いに苦労しながら、途中にはブラインド・フェイスが入るし、一筋縄ではいかぬミュージシャンで、素なサイケデリックのイメージが強かった。


 


Far from Home


 


で、大好きなスティーヴ・ウィンウッドが、シンセ多様で80年『アーク・オブ・ア・ダイヴァー』からPOP基調、ヒット。心情的には、トラフィックのちょっと難解でも哀愁メロは? そもそもブラインド・フェイスは1作で終わってるしと思いもありましたが、スティーヴ・ウィンウッドそのまま80年代オールライト、POPなアルバムでヒット続きました。嫌いでないです(笑)

で、反省したのか(笑)90年代になると、ニルヴァーナやパール・ジャムがなり、60年代・70年代ロックをリファレンスした音がヒット、ブリットポップもあるし、正統ブリティッシュロックから、流行りには、気負いもなく、スティーヴ・ウィンウッドの定点を示したアルバムかな~と。

Wikiから翻訳コピーですが、スティーヴ・ウィンウッドの担当は、リードボーカル、バックボーカル、ピアノ、シンセサイザー、オルガン、シンセサイザープログラミング、ギター、ベースギター、ドラムマシンプログラミング、フルート、ティンバレス、サックス、コンガに録音エンジニアリングとミキシングだそうです。これって、このアルバムはスティーヴ・ウィンウッドのソロで、客演ドラムがジム・キャパルディと思うけど……事情があったと思う。

 久しぶりに聴きました。90年代サウンドですから、音色はクリア、綺麗な音・抽象的ですが、メロは、それにすりこまれていますから、これで育っていますから、違和感なし、ほっとしてしまう。

このアルバムは、それほどのブレイクはなく、再結成?復活?は、これにて終わりだったようで、そのあと旧メンバーが集散しながら、ライブ等は続いていたようです。

スティーヴ・ウィンウッドと初期メンバー、デイヴ・メイスンは仲良くなかったと思い出しですが、この頃、デイヴ・メイスンもよう聴いている。なんだかんだと言っても、60年代・70年代のロック・POPがベースなんですね。

と云うことでおまけは同アルバムからで

Traffic - Nowhere Is Their Freedom



























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Derek Sherinian- Oceana

デレク・シェリニアンの「Oceana」で、アルバムは2011年同主題『Oceana』ですね。

小生より一世代若い方に人気のあった・ある、ドリーム・シアターの90年代のキーボードのデレク・シェリニアンのソロですね。

ドリーム・シアターのデビューの頃は覚えがあるのですが、90年代に入る頃には、30代、メタルぽいモノやプログレぽいモノへの興味はもうなく、ニルヴァーナやレイジあたりでやっと興味あり、ブリットPOPもなんだかなぁ状態で、ロックが革新するとはもう思えなく、好奇心は失せて、ジャズ主に聴いていて、ロックはサントラで知る機会が多かったかな~


 


OCEANA


 


で、『Oceana』小生には珍しい21世紀作の選びですが、伴奏ギターが普通にギターロック好きなら、聴いていたと思う方々。

別格のスティーヴ・ルカサーに、ダグ・アルドリッチ、トニー・マカパイン、ジョー・ボナマッサ、そして、この「Oceana」はスティーヴ・スティーヴンス、小生にとってはビリーアイドルのギター!

デレク・シェリニアンの出から、小生的には親和。始めはバディ・マイルスから、アリス・クーパー、キッスのバック、ドリーム・シアター、有名どころのギタリストとの共演、そしてソロだったようで、ジミヘンにクーパーにキッスだもん。そしてドラム、共同プロデューサーはサイモン・フィリップス。

しっかり60年代・70年代サウンドをルーツを受け継ぎ、聴きやすい才にテクニック、ぷらすヘビィロック、フュージョンありで、伴奏ギターとの調和での緊張感……聴くのに体力いる音楽(笑)

ちょこっとノスタルジックもありますが、21世紀アルバム、音色はゴージャス、アルバム聴き通すと、ちと疲れもでますが、久しぶりには激しいロック聴けた(笑)

その中では、ビリーアイドルのすりこみが刻まているのかスティーヴ・スティーヴンスの音色が、一番だったかも。スティーヴ・ルカサーより、耳に残りった。

と云うことでおまけもスティーヴ・スティーヴンスが伴奏で

Derek Sherinian- Ghost Runner



























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