Traffic – Holy Ground

トラフィックの「Holy Ground:ホーリー・グラウンド」で、アルバムは94年『Far from Home:ファー・フロム・ホーム』ですね。

トラフィックのスタジオアルバムでは、復活の最終作ですが、実質はスティーヴ・ウィンウッドのソロの延長線上で、トラフィックのドラマー、シンガーソングライターのジム・キャパルディの共作的なアルバムで、プロデューサーも共同。

70年代から、後追いでしたが、初期60年代後半のトラフィックの哀愁のメロと70年代になると枯れたプログレ風(頑張らないプログレ)とワールドミュージック風。スティーヴ・ウィンウッドの音楽の才は、ボーカル、それにロック、ブルース、ジャズに境目なしの音楽観の自由往来と思いますが。

高校生時は初期と70年代のモノの違いに苦労しながら、途中にはブラインド・フェイスが入るし、一筋縄ではいかぬミュージシャンで、素なサイケデリックのイメージが強かった。


 


Far from Home


 


で、大好きなスティーヴ・ウィンウッドが、シンセ多様で80年『アーク・オブ・ア・ダイヴァー』からPOP基調、ヒット。心情的には、トラフィックのちょっと難解でも哀愁メロは? そもそもブラインド・フェイスは1作で終わってるしと思いもありましたが、スティーヴ・ウィンウッドそのまま80年代オールライト、POPなアルバムでヒット続きました。嫌いでないです(笑)

で、反省したのか(笑)90年代になると、ニルヴァーナやパール・ジャムがなり、60年代・70年代ロックをリファレンスした音がヒット、ブリットポップもあるし、正統ブリティッシュロックから、流行りには、気負いもなく、スティーヴ・ウィンウッドの定点を示したアルバムかな~と。

Wikiから翻訳コピーですが、スティーヴ・ウィンウッドの担当は、リードボーカル、バックボーカル、ピアノ、シンセサイザー、オルガン、シンセサイザープログラミング、ギター、ベースギター、ドラムマシンプログラミング、フルート、ティンバレス、サックス、コンガに録音エンジニアリングとミキシングだそうです。これって、このアルバムはスティーヴ・ウィンウッドのソロで、客演ドラムがジム・キャパルディと思うけど……事情があったと思う。

 久しぶりに聴きました。90年代サウンドですから、音色はクリア、綺麗な音・抽象的ですが、メロは、それにすりこまれていますから、これで育っていますから、違和感なし、ほっとしてしまう。

このアルバムは、それほどのブレイクはなく、再結成?復活?は、これにて終わりだったようで、そのあと旧メンバーが集散しながら、ライブ等は続いていたようです。

スティーヴ・ウィンウッドと初期メンバー、デイヴ・メイスンは仲良くなかったと思い出しですが、この頃、デイヴ・メイスンもよう聴いている。なんだかんだと言っても、60年代・70年代のロック・POPがベースなんですね。

と云うことでおまけは同アルバムからで

Traffic - Nowhere Is Their Freedom



























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