2025年09月一覧

U2 – The Fly

U2の「The Fly:ザ・フライ」で、アルバムは91年『Achtung Baby:アクトン・ベイビー』ですね。

70年代のハードロック志向・指向のロック少年(言わせてください、10代だもん(笑))が、70年代末にはパンク、ニュー・ウェイヴで、バンドでは、ポリス、クラッシュ、そしてU2で80年代は乗り換える。

UKRock・ハードロックファンとして、アイアン・メイデンなりニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィメタルのバンドも聴きましたが、ライブも行きましたが…メインはU2になった。

U2の初期の3作、80年『Boy:ボーイ』81年『October:アイリッシュ・オクトーバー』83年『WAR:闘』のプロデューサーのスティーヴン・リリーホワイトのキラキラサウンド(に聴こえた)が新鮮で、それまで聴いたことないサウンド! 若いロックンロールのロックでもあり、同世代のシンパシーも感じられ、物申すロックであった。さらにライブ盤83年『Under a Blood Red Sky:ブラッド・レッド・スカイ=四騎=』を聴いたときの衝撃も忘れられない。


 


アクトン・ベイビー - U2


 


その後の続くアルバム、84年『he Unforgettable Fire:焰』 87年『The Joshua Tree:ヨシュア・トゥリー』 でその頃、アンビエントにも夢中で、崇めていたブライアン・イーノがプロデューサーになり、これも大きかったと思う。

ロックと環境音楽の融合、ロッキシーミュージック風のロックよりバンド、でもあるとの思いに独自性。いろいろなバリエーション、多面体のバンド! これがアメリカでも受け、売れ、ビックバンドになったが…

90年代になると、己も30代、偏屈な男になるわけで(笑)音楽指向も変わるわけで、UKRockに翳りの感じるようになり(U2はアイルランドです) あれだけ好きだった、ご贔屓のバンドでU2が91年『Achtung Baby:アクトン・ベイビー』が境に冷めて聴く雰囲気が…

『Achtung Baby』を聴いた時、ストーン・ローゼズやソニックユースの方が斬新だと思わされ。このアルバムについては「ここまで変化させるの?」とか「迎合する必要がある?」といったを感じ、魅了されていたU2への熱量や感動を見失ってしまった気分。

83年の『WAR(闘)』や87年の『ヨシュア・トゥリー』が含んだ、熱、相反するような静謐な感動ロック(伴奏下手だけど、ライブ経験しております)がしぼんだ、霞んでしまった…

その頃から、U2は80年代の作品を中心に評価される「一般的な大物バンド」と位置づけたかも、それでも愛着が残っているれど(笑)

同世代のバンドへの同時性、想い入れのシンパシーは、ずっと一緒でないことを大好きなバンドU2から、教わった事かなと。当時は音楽は進化し、好きなバンドもいつか変化せざるを得ない、それも教えてくれたのかなと、今では思う。

 ブログを始めた後は、『Achtung Baby』を柔軟な気持ちで聴くようになり、手間を掛け込んだ作品だと感じるようになって、当時に感じていた刺々しい抵抗感は薄れていますが、これもまた30年以上前の作品についての話。不思議なくらい自分の「体内音楽時間」が、時の流れとは一致しない(笑)

と云うことでおまけは同アルバムから、何種のリミックスがあるよですが、スティーヴン・リリーホワイトがかかわった曲で

U2 - Even Better Than The Real Thing





















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