小生では珍しの21世紀のアルバムですが、大好きスティーヴ・ウィンウッドですから、この頃はしっかり大人の向き、アダルト・コンテンポラリー(笑)和むます。
「Dirty City:ダーティ・シティ」では、朋友エリック・クラプトンがギターを弾いている、音色かなり歪ありでも、やはりクラプトン、ソロのメロディ運びが絶妙、至極好み。
ウィンウッドのハモンド・オルガンもいい。ブラインド・フェイスの頃から時は経つが、その空気感はどこかでつながっている。

この『Nine Lives』の翌年には、クラプトンとの連名ライヴ盤2009年『ライヴ・フロム・マディソン・スクエア・ガーデン』が出て、さらに2011年12月には日本武道館での公演。東日本大震災3月11日に会社を辞め、あの年は激動だった時に、本当、ライブに元気をもらった!!
ウィンウッドといえば、スペンサー・デイヴィス・グループ、トラフィック、ブラインド・フェイス、そして80年代のPOP路線まで、時代ごとに合わせたと思うが、21世紀に入ってからは再び本来のブルー・アイド・ソウルに立ち返った。
けして上手いとは思えない(むしろ不安定?)なのに、不思議と心にすり込まれる。寂寥感あり、せつない歌声。さらにバック・バンドがしっかりしていると、その魅力が一層際立つと思う。
前作2003年『アバウト・タイム』は、どこかサンタナを思わせるジャケットで、カバーの「Why Can’t We Live Together:かなわぬ想い」もソウルフルで心地いいで、ハモンドも最高。
2004年モントルー・ジャズ・フェスティバル:Hymns For Peaceでは、サンタナのバンドで同曲を歌っている。
「けして上手いとは思えない」は撤回かな(笑)やはりウィンウッドは、バンドが一流であればあるほど光る です。
と云うことでおまけはサンタナとの共演で
Steve Winwood & Carlos Santana ‐Why Can’t We Live Together
にほんブログ村
押していただき感謝です。m(_ _ )m

