2025年11月一覧

デイヴィッド・カヴァデール引退なんだ!70年代パープルに魅せられた者のミストゥリーテッド

時は流れる、時間が人生! でも寂しい。

ディープ・パープルⅢ期の「Mistreated:ミストゥリーテッド」で、アルバムは74年『Burn:紫の炎』ですね。



 デイヴィッド・カヴァデール引退、宣言と言うか告知、皆様のブログでも、たくさん拝見しました。カヴァデールはディープ・パープルⅢ・Ⅳ期、ソロ、ホワイトスネイク、カヴァーデイル・ペイジ、ホワイトスネイクでしたが、ホワイトスネイク、カヴァーデイル・ペイジは日本公演行きましたので、やっぱり好きだったと思う。

パープルは聴き始めが、Ⅳ期後パープル解散の75年なんで中坊、これは行けなかった。 
小生は自称パープルⅡ派でしたが、パープルのアルバムで一番聴いたのは『Burn:紫の炎』やライブ盤76年『メイド・イン・ヨーロッパ 』だったりで、隠れⅢ派だった(笑)

夢中になったパープルには、まず72年『マシン・ヘッド』『ライヴ・イン・ジャパン』がありき。Ⅲ期になってのアルバムで初めて聴いたのが『紫の炎』、びくびくしながらレコードに針を落とした時、「Burn」始まる、ひたすらカッコイイ!覚えいる。昨日の事も忘れ、ボケなのか悩む日々なのに、『紫の炎』の感激しっかり体に、しみついている。

パープルのボーカルはギランでしょうと思う心に、カヴァデールの低い唸りと、ヒューズのハイトーンが絡む独特の緊張、そこへリッチーのギターが切り込み、10代の感性はノックアウトされた。
レコードを聴き進みB面で「Mistreated:ミストゥリーテッド」では
ーーーー演歌や、ロックに演歌がある ぶっ飛んだ!ーーー

今聴いても震えるほどの“孤独の匂い” 単なる失恋の歌のでなく、おこちゃまのままでも60代になると「お前もどこかで誰かに裏切られたことがあるだろ?」と問いかけているようで……

ロックは歳を取らないが、人は歳を取る。

カヴァデールの引退に触れて、あの頃のパープルが胸によみがえる。若い頃は勢いで聴いていた曲が、寄り添う音になっている。音楽は同じでも、時が、音の聴こえ方を変える。

いろいろな思いのカヴァデール引退宣言。

今は、私は感謝のみ、デイヴィッド・カヴァデール ありがとう!!

ということでおまけはツインボーカルですがカヴァデールあればこその曲で

Deep Purple - Might Just Take Your Life


























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The Yardbirds – I Wish You Would

ヤードバーズの「I Wish You Would」は、1965年のアルバム『For Your Love』ですね。ただしこのアルバム、アメリカ盤のためコンピレーション的性格が強く、ジェフ・ベックとエリック・クラプトンの演奏が混在している。

いつ初めて聴いたのか、もうすっかり忘れている。たぶん1980年代、「For Your Love」が少し流行っていた頃、ラジオでかかっていた時期 かな??

東京の日々と輸入盤の匂い
その頃、東京に出てきたばかり。大学演劇部の先輩に輸入盤の大家がいて、彼の部屋には憧れのレコードがずらりと並んでいた。ところが、その先輩がどうにも苦手でして、強引で、威圧的な物言いをし、典型的なトラブルメーカー。しかもビートルズを馬鹿にしていた。もっとも、そのおかげで“ビートルズ以外”のレコードをたくさん聴くことができた。今思えば、嫌いな人や物でも、結果的に自分の幅を広げてくれることがあるかも? 還暦を過ぎてから、やっと判った(笑)

三大ギタリストとヤードバーズの記憶
昔は“伝説”のように語られた三大ギタリスト、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ。(まあ、レコード会社のプロモーション意向もあったと思いますが、良心的な仕掛けだったと今では思っています(笑))

80年代前半までは、彼らの名前にはまだ神話的な威光があり、その流れでヤードバーズも改めて聴くようになったわけで。

あの頃は、レイドバックしてあまり弾かないクラプトンに「もう本気出さないのかな?」と心配したり、ジミー・ペイジの動向もよく分からず、ザ・ファームを聴いて、「何、これ?」と思ったり(笑)一方で、ベック先生はフュージョン路線に夢中。

そんなことを思い出しながら、久しぶりに『For Your Love』を聴いたら、当時夢中になった“三大ギタリスト”の記憶が、よみがえり、ほんと、すり込まれてます(笑)


 


For Your Love


 


ブリティッシュ・ロック黎明期の息吹
ロックンロール、ロカビリーの流れを汲みながらも、ブルースを基調に、サイケの香りを漂わせたブリティッシュ・ロック。ヤードバーズは、その中核を担ったバンドだと思う。
ビートルズ、ストーンズ、フー、キンクス、アニマルズ、マンフレッド・マン、ホリーズ、他にバンドがたくさんいた。互いに競い合いながら、新しい音と曲風を創り出していた時代だったと思う。

「I Wish You Would」とクラプトン
「I Wish You Would」は、シカゴ・ブルースのカバーで、ギターはエリック・クラプトンで、ヤードバーズのデビュー・シングルだったようで、一方、このアルバムの大ヒット曲「For Your Love」は、クラプトン本人が気に入らず、これを機に脱退とWikiに書いてありました、知らんかった。(編集盤らしい結末)

その後、ジェフ・ベックが加入し、わずか1年ほどでジミー・ペイジへ。ギタリスト交代劇もブリティッシュロックの基!! これもヤードバーズならではの伝説ですね。

ということでおまけはクラプトンは嫌いでも小生は好きな曲で(笑)

The Yardbirds - For Your Love



























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Steve Winwood-Dirty City

スティーヴ・ウィンウッドの「Dirty City:ダーティ・シティ」で、アルバムは2008年『Nine Lives:ナイン・ライヴズ』ですね。

小生では珍しの21世紀のアルバムですが、大好きスティーヴ・ウィンウッドですから、この頃はしっかり大人の向き、アダルト・コンテンポラリー(笑)和むます。

「Dirty City:ダーティ・シティ」では、朋友エリック・クラプトンがギターを弾いている、音色かなり歪ありでも、やはりクラプトン、ソロのメロディ運びが絶妙、至極好み。

ウィンウッドのハモンド・オルガンもいい。ブラインド・フェイスの頃から時は経つが、その空気感はどこかでつながっている。


 


Nine Lives


 


この『Nine Lives』の翌年には、クラプトンとの連名ライヴ盤2009年『ライヴ・フロム・マディソン・スクエア・ガーデン』が出て、さらに2011年12月には日本武道館での公演。東日本大震災3月11日に会社を辞め、あの年は激動だった時に、本当、ライブに元気をもらった!!

ウィンウッドといえば、スペンサー・デイヴィス・グループ、トラフィック、ブラインド・フェイス、そして80年代のPOP路線まで、時代ごとに合わせたと思うが、21世紀に入ってからは再び本来のブルー・アイド・ソウルに立ち返った。

けして上手いとは思えない(むしろ不安定?)なのに、不思議と心にすり込まれる。寂寥感あり、せつない歌声。さらにバック・バンドがしっかりしていると、その魅力が一層際立つと思う。

前作2003年『アバウト・タイム』は、どこかサンタナを思わせるジャケットで、カバーの「Why Can’t We Live Together:かなわぬ想い」もソウルフルで心地いいで、ハモンドも最高。

2004年モントルー・ジャズ・フェスティバル:Hymns For Peaceでは、サンタナのバンドで同曲を歌っている。

「けして上手いとは思えない」は撤回かな(笑)やはりウィンウッドは、バンドが一流であればあるほど光る です。

と云うことでおまけはサンタナとの共演で

Steve Winwood & Carlos Santana ‐Why Can’t We Live Together































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