※この記事は、ブログ15年目を前に行っている
〈再編集2026〉勝手なプロジェクトの一編です。
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【1970年小4 10歳、サイモンとガーファンクルの「明日へ架ける橋」を聴いてい音楽に目覚める。綺麗なメロディーが好きだったと思う】2011年06月25日の記事
サイモンとガーファンクル —— その後
1970年。小学校4年、10歳。
サイモンとガーファンクルの「明日へ架ける橋」を聴いて、
音楽に目覚めた——らしい。これは、ブログを始めて1か月目、
「自分の洋楽の始まりは何だったんだろう」と思い出して書いた記事。
文、短い(笑)
当時、叔父さんが洋楽好きで、オーディオも当時としては立派なコンポーネントを揃えていた。
一体型ではない、分かる人には分かるやつ。
そこで聴いたのが、
サイモンとガーファンクルの「明日へ架ける橋」そして、ビートルズの「レット・イット・ビー」
どちらも、今さら説明のいらない超名曲だが、10歳でこの2曲を聴けたのは、やはり大きかったと思う。
当時の自分は、ロックがどうとか、メッセージがどうとか、
そんなことは何も分かっていなかった。
ただ、綺麗なメロディが好きだった。それだけだった気がする。
でも、不思議なもので、
今もその時の感動の延長線上で、音楽を聴き続けている気がする。
この叔父さんは、1970年の大阪万博にも連れていってくれた。
音楽だけでなく、マカロニ・ウエスタン映画やディズニー映画、
1970年公開の『トラ・トラ・トラ!』なども、映画館で観せてくれた。
のちに映画が仕事になるのだから、三つ子の魂百まで、とは本当!
——もっとも、
2011年当時の自分は、YouTubeの上げ方をようやく理解した頃で、
「ネットをちゃんと勉強しておけばよかったな」と少し悔やんでいた時期でもある。
2000年代40代になった頃、会社から「ネットプロモーションをやれ」と命じられた。
当時は、ちょびっと偉そうな課長で、気に入らないことがあると役員に食ってかかり、
直属の上司から「頼むから役員から言われた事はまずイエスと言って」
社長からは会議室に1対1で呼ばれ「君たちがいなければ、うちは利益でるから」
と実話です。いまだに君たちでなく、「君がいなければ」問いたかったのか?と思う(笑)
でも、会議では好きな映画について1時間演説したり、誰も止められない、慢心自己中マイペース社員(笑)
だって仕事量は膨大で、誰もが尻込みしていた、新ジャンルの仕事。
本当に寝なかった。ひどい時は、枕がノートパソコンだった。
優秀なコピーライター兼編集長やディレクターがいて、
自分はクライアントの意向を偉そうに指示し、イベントを探し創りプランを出し、完成形にだけこだわった。
でも、正直に言えば、ネット中身はあまり勉強しなかった。
ネットが普及する前、会社のホームページ制作に2000万円オーダーした同期が、
全社員を敵に回した、なんて話もあった。当時はそれくらい、言い値の世界だった。
それもほんの一瞬。すぐに30万円でデザインを請け負う個人が現れ、
そこでようやく「サーバーが重要なんだ」と知る始末。
社員みな、似たようなものだった。
今は、ネットもスマホも生活に溶け込んで、人間が進化した気になっている。
でも、やっていることの量は、昔とそう変わらない。
これって、退化じゃないか、とも思う(笑)
14年前のブログを刷新しながら、こんなことを思い出している。
シニカルさは、60代になっても残っているようで、
それがちょっと嬉しい。
これがないと、どうも元気が出ない。
……つくづく、
自分はイエスマンじゃない(笑)
このシリーズの原点となる勝手な所信表明は、
こちらにまとめています。
▶ 【再編集2026】来年15年目で思うこと・したいこと「じぶんROCK」(2025年12月16日付け)
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