Little River Bandの「The Night Owls」は、1981年リリースの7作目のアルバム
『Time Exposure:光ある時を』からのシングルですね。
リトル・リバー・バンド、ブログするまでオーストラリアのバンドとはしっかり忘れていたけど、米ウェストコーストとずっと思い込んでいたけど。70年代末から80年代、オーストラリアのミュージシャンは人気ありました。
オリビア・ニュートン=ジョン、ビージーズ(英出)AC/DC 、INXS (インエクセス)、
メン・アット・ワーク、ミッドナイト・オイル、クラウド・ハウス たくさんいました。
で、リトル・リバー・バンドの「The Night Owls」は、80年代AORの到達点、を示す楽曲になるかなと。
前作『Backstage Pass』の成功から1年、MTVが台頭し始めた80年代初頭、このアルバムは、
オーストラリア出身のバンドがアメリカでウケた。そして日本でも伝わった成熟した証。
グレン・ショロック(ボーカル)
ベオン・リーフソン(ギター)
デヴィッド・ブライズ(ギター)
ジョージ・マカラエ(ギター)
ウェイン・ネルソン(ベース)
デレク・ペレア(ドラムス)
リリース年:1981年
収録アルバム:Time Exposure
最高順位:6位(Billboard Hot 100)
プロデューサー:George Martin(ジョージ・マーティン)
録音スタジオ:AIR Studios Montserrat
――このラインナップによる、都会的なサウンドを持った作品と思う。
夜の都市を泳ぐように聴く一枚――『Time Exposure』"夜型人間のためのAOR"というか、
ニュー・ウェイヴに対極するようなPOPありました。
「The Night Owls」という曲
「The Night Owls」はアルバムからの先行シングルとして発表され、
Billboard Hot 100で6位を記録。これがリトル・リバー・バンド最後のトップ10ヒットとなった。
シンセとギターの絡みは、過度に主張せず、ただそこに"在る"。
前作までのキャピトル・スタジオでの録音から一転、『Time Exposure』はカリブ海の孤島、
モンセラットにあるAIR Studiosで録音された。
プロデューサーは、ビートルズを手がけたジョージ・マーティン。
リトル・リバー・バンドが70年代に培ってきたコーラスの緻密さを残しつつ、
80年代的な音の明瞭さ──クリアなギター、抑制されたシンセ──を加えたのは、
間違いなくマーティン、やっぱりビートルズの育ちには耳に残る。
孤島ならではの制約が、音楽的な集中力を生んだと思う。
「Take It Easy on Me」と「Man on Your Mind」の配置
そこに「Take It Easy on Me」(Billboard Hot 100で10位)のような親しみやすいメロウさと、
「Man on Your Mind」(同14位)の軽快さもあり、明るめと夜の対比。
"聴き流し"に生活の中で何度も再生される音楽になる。
いかにもAOR全盛期らしい洗練がある。それが、「The Night Owls」つながる。
このアルバムが出た1981年は、AORが"ジャンル"として完全に確立した時期。
アメリカ的な都市感覚を巧みに取り込んだ。その意味で、『Time Exposure』は
"外から見た80年代アメリカ"の鏡像かも。
FMラジオが"文化"だった時代
このアルバムが「どう聴かれていたか」という問題、たぶん買わずレンタルだったとか
カセットテープに録音、もしくは友人に借りたか。
1981年、FMラジオはまだ"文化"だった。ここで音楽をしった。夜に聴く番組があった。
クロスオーバーイレブンとか家にいる限り聴いた。タイマーして録音もした。
選曲と語り、深夜という時間帯──
すべてが、音楽をただの"楽曲の集合"ではなく、一つの体験だった。
『Time Exposure』は、FM向きに、輝く種類のアルバム。
「生活といしょの音楽」は配信がなくても、ラジオがあった。
と云うことでおまけは同アルバムから
Little River Band - Take It Easy On Me
ロックはここから始まった!
4500頁、15年の熱量を、今の視点で削り出す。
【再編集2026】プロジェクト始動。
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