ドン・ヘンリーは小生にとって、ドラマーよりはボーカリストの方と思いが強いかもで、イーグルスの75年「呪われた夜」77年「ホテル・カリフォルニア 」のすり込みが効いている。
82年イーグルスの解散の後でも、何気なくソロ、82年『アイ・キャント・スタンド・スティル』
ヒット曲になった「ボーイズ・オブ・サマー」の効果で聴いた84年『ビルディング・ザ・パーフェクト・ビースト』と、この『エンド・オブ・ジ・イノセンス』は覚えありですが。
流れなのか、ソロの2作目までは、なんかイーグルスのままの雰囲気があったような、それぐらい70年後半イーグルスはドン・ヘンリーとグレン・フライの仕切りであったのでようで、ソロになっても各自ドン・ヘンリーとグレン・フライは、イーグルスの延長線上の曲風だったかなと。

そのなかでやっとAOR風でも、ソロとしてボーカルリストで、聴かせるアルバムが『エンド・オブ・ジ・イノセンス』かなと思う。
スティーヴィー・ニックスの81年『麗しのベラ・ドンナ』のデュエット「レザー・アンド・レース」も俊逸でしたが、この時は二人は恋仲で、同アルバムで、もう1曲デュエット曲「嘆きの天使」のトム・ペティは、全く相手にされず、後にボヤキの曲を唄いましたね。ここらへんのウエスト・コーストサウンドは複雑(笑)
80年代後半になるとぐっと落ち着いてのロックで『エンド・オブ・ジ・イノセンス』で、ドン・ヘンリーの本当のソロとして認知だったかもです。主題もヒット曲になりましたが、アルバムはバラードも含めて、ちと大人になった当時の小生に相性があったアルバムかもで、特別な一枚になったと思う。
これで感化でされ、再結成されたイーグルスの日本公演たびには出向く事になりましたが、14年前、最後が2011年3月6日 東日本大震災前のだった。
ただ、その時は球場席で音がぐるぐる回ってしまい、正直“音楽を聴く”というより“観た”ライブって感じだったのを思い出した、ホント、大会場でのライブでの良い音は難しいです。
と云うことでおまけは同アルバムから
Don Henley - The Heart Of The Matter
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