Manfred Mann's Earth Band(MMEB):マンフレッド・マンズ・アース・バンドの「Circles:サークルズ」で、アルバムは『Watch:ウォッチ』(1978)ですね。
なんか古臭い曲でも、ニュー・ウェイヴ出始めの頃、MMEBですが、サイケ、プログレをPOP化の70年代かもです。このバンド、60年代にはUKでマンフレッド・マンズとして、ヒット曲「Do Wah Diddy Diddy」(1964)「Mighty Quinn」(1968)があり、70年代後追いでラジオのFENで聴いた、覚えありますが。
マンフレッド・マンは名前で、本人は南アフリカ出身のキーボードですが、60年代はPOPなバンドであったりですが、メンバーには、ジャック・ブルース(クリーム)やその後任にクラウス・フォアマンがいたり。ブログしてから、知りました。
ビートルズ、ストーンズと同時期の頃、UKRockの始めバンドで、シングルで全英1位になっているようで、当時はビートルズが全盛期でも、ライバルはいたのですね。でも、ビットバンドになれず、60年代末に解散。
そのマンフレッド・マンが70年代に入り、メンバーを変えてマンフレッド・マンズ・アース・バンド。70年代の前半の頃はプログレもありブルースもありのバンドだったのですが、メンバーを変え76年に「Blinded by the Light:光に目もくらみ」がアメリカから大ヒットで、厳密には、これがきっかけで「マンフレッド・マンって何?」と思った人も多かったはず。
マンフレッド・マンズ・アース・バンドは、いちおうプログレ、モーグシンセの使いで有名だったようですが、メンバーも変えながら、「Blinded by the Light:光に目もくらみ」の『静かなる叫び: The Roaring Silence 』(1976)あたりから、POPとプログレの折衷のようなアルバムで、両極端。
あと、自前の曲が少ない、コンポーザー不在とは言いすぎかもしれませんが、カバーが多く、それがヒットして、編曲、アレンジ、伴奏力が優れているかもで、不在を逆手に取った「編曲術」
でも、当時のプログレはライバルが超強力、それこそ時代を創ったバンドがUKでは目白押しでしたから、日本の10代のロックキッズには、興味が向かなっかた 仕方ないかも です。
同様なバンドでスーパートランプがいますが、これは英米で人気が高く、日本の5大プログレ(イエス、EL&P、ピンク・フロイド、キングクリムゾン、ジェネシス)と同等とする欧米のロックHPもありますので、日本のプログレファンの思いと欧米のファンとの差はありますね。
このアルバム『Watch:ウォッチ』では、ライブ演奏風、スタジオ録音の混合。最初聴いた時のギャップとPOPな曲、AOR風とプログレ風の曲の相反するような、逆コンセプトアルバム(笑)
それぐらい、不思議なバンド、マンフレッド・マンズ・アース・バンド。70年代は前半のアルバムはプログレぽい、ジャケデザインは好みでないけど(笑)
そして、良く言えばノスタルジックですが、70年代後半これは、固くなMMEBのアレンジャーとして意思、編曲の力でポップとプログレの境界線を行き来していたと後日談と言えますが、当時、聴く方が耳は、ニュー・ウェイヴでした(笑)
と云うことでおまけはカバー曲で60年代の自らマンフレッド・マンズの曲で、原曲は私の苦手なボブ・ディランでした
Manfred Mann's Earth Band - Mighty Quinn
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