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The Doobie Brothers – Neal’s Fandango

ドゥービー・ブラザーズの「Neal's Fandango:ニールのファンダンゴ」で、1975年アルバム『Stampede:スタンピード』ですね。

当時、ウェストコースト・ロックのジャンルではイーグルスよりもドゥービー・ブラザーズがお気に入り。フォークロックやカントリーのテイストは聴かず嫌い。なぜかドゥービーの音楽には心惹かれた。

1973年の前々作『キャプテン・アンド・ミー』のジャケットは秀逸で、アメリカ70年代の魅力的なアートワークの中でも特に洗練されていると。アルバムジャケでは名盤・名作品を多数生んだイギリスのヒプノシスに劣らない独特の存在感を放っている、と思うほど。

ヒプノシスはあの時期、他と比べ物にならないほど多作なことから、アメリカからもたまにはこうした素晴らしいアートが生まれたのかも。

『Stampede』の時代には、まだジェフ・バクスターいた。その後、トム・ジョンストンが脱退し、代わりとしてマイケル・マクドナルドが加入。

このタイミングでドゥービー・ブラザーズのサウンドはロック寄りからソフトロックへと、大きく変わった。1976年の『ドゥービー・ストリート』辺りから、イーグルスが大人気、多くのロック友でも、評価が急上昇した。


 


スタンピード


 


ソフトロックとAORの境界線は今でもはっきりとは理解していませんが、マイケル・マクドナルドのは両方を語る上で外せないと思う。小生、彼が加入してからのドゥービーの音楽にはどこか馴染めず、以前の方が好みでした。

そんなドゥービー・ブラザーズが、この6月に新アルバム『Walk This Road』をリリース。メンバー構成はトム・ジョンストン、パトリック・シモンズ、マイケル・マクドナルド、そしてジョン・マクフィーと、初期から中期、さらには後期まで網羅したベスト選出ような陣容。支える伴奏メンバーも素晴らしい才能の顔ぶれ。

これだけのメンバー構成なら感服でしたが、まさに一粒で三度おいしい!といった感じと思いきや?
新作の感想…どこか穏やかな仕上がり。人生経験を重ねた年齢層のための音楽(笑)
ちなみに23年日本公演にも行きましたのでUKRockファンですが、ちびっとファンかもの自覚はあります(笑)

小生も60代なので軽々しいことは言えませんが、「もっとロックして」と。マイケル・マクドナルドが強すぎて、彼の表現力・世界が持っていってしまうのかな…と

作品タイトルが『Walk This Road』この道を行く 言ってますので、小生の感想なっんて、余計なお世話(笑)

というわけでおまけはそんな新作から、トム・ジョンストンが手がけた曲を

The Doobie Brothers - Call Me






























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Black Sabbath‐Children of the Grave



起きて、リビングに行くと
奥方が「オージー死んだよ」
小生 「何言っての? お父さんの納骨式5日、地元イギリスで10時間ライブしてるし、最後に出たけど。出てるバンドが皆すげえかった、納骨で頭いっぱいで観れんかった」
奥方「今、テレビでやったよ」
小生「……」スマホで検索して、絶句!
  「ライブ、チャリティーで270億円寄付してんだよ」 
  「なんで??」
    
生きとし生ける者、終わりがありますが、訃報が続く
寂しい……涙が自然にこぼれた 


私にとってのオジー・オズボーンは70年代ブラック・サバスのオージー、ここらへんが一番聴いたし、アルバムも大好きだった。



このブログ、反原発で始まったブログ、ブラック・サバスのこの曲も拠り所

ありがとう、オジー・オズボーン、感謝!

Black Sabbath‐Children of the Grave























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Ted Nugent ‐ Street Rats

テッド・ナジェントの「Street Rats:ストリート・ラッツ」で、1976年アルバム『Free-for-All:ハード・ギター爆撃機』ですね。邦題が懐かしい。

今では「テッド・ニュージェント」と呼ばれるこの名ですが、76年9月5日に放送されたNHK・FMの渋谷陽一氏が担当する『ヤングジョッキー』初回放送では、「テッド・ナジェント」として曲が紹介。もう50年前の話になりますね。

この日の放送では、ブライアン・フェリーからスタートし、エリック・クラプトン、モントローズ、そしてテッド・ニュージェントと。渋谷陽一さんが取り上げることで新しい音楽との出会いがあり、当時私は一気にその魅力に惹きこまれて盲信。(今振り返るとそう思う)

高校時代のことなので懐かしく思い返しますが、その当時はレコードを手に入れるのが簡単ではなく。アルバイトが校則で禁止されていたこともあり、集められるお金といえば小遣いやお年玉くらい。加えて、登山にも夢中だったのでお金は無い。

この頃に力を発揮したのがラジオ、叔父から譲り受けたFMレシーバーとラジカセを手に、音質のキレイでクリアなFM放送を必死でロック音楽を聴き込んでいた。

ラジオで流れる新曲や新しいバンドは、翌日の学校で仲の良いロック友との話題の中心となるもので、かなり刺激を受けたことを思い出。放課後にはレコード店を覗いたものの、限られた小遣いでは簡単に購入できず、ため息ばかりの日々でした。それでも気持ちは常に、「次こそこのアルバムを買うぞ!」と情熱に満ちていた、純粋…それが今じゃ、配信で聴けるし・反省!

純粋な時代、渋谷陽一さんの『ヤングジョッキー』の紹介のおかげで音楽に対する好奇心がさらに広がり、ロックとの距離がぐっと縮まった。

このブログでかかる70年代、80年代前半の曲は 渋谷陽一さんの影響モロ受け、ほんと!
このブログ、渋谷陽一『ヤングジョッキー』『サウンドストリート』できている。


 


Free for All


 


スマホから渋谷陽一さんの訃報を目にして、思えば、自分も今年年金がもらえる歳になり、時の移ろいをひしひしと感じさせます………

懐かしい70年代、このテッド・ニュージェントが大好きでした。ハードロックながらメロディアス、好み。力強さが溢れる曲には、当時ブリティッシュロックファン、UKRockハードロックファンと自覚ありでしたが、アメリカンロックも凄いと心をゆさぶられました。
 まあ、ボーカルのミート・ローフの写真を見た際には「ロック=カッコいい」という概念が崩れましたが、ある意味、鮮烈な批評が自分の中で生まれたものですが。

渋谷陽一さんの影響は、1979年上京後、音楽、映画、もろもろと広がる興味から、宣伝や映画プロモーションの仕事つき、渋谷さんの評論に、盲目的でなく冷静に拝見できるようになりましたが…

今もロックへの興味は持っていると思う。

三つ子の魂百までロックに! 

始まりの始まりに、感謝です。渋谷陽一さん ありがとうございました。


と云うことでおまけは第1回目 渋谷陽一『ヤングジョッキー』でこれもかかった曲で

Ted Nugent ‐ Hammerdown

























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Black Sabbat ‐ Paranoid

ブラック・サバスの「Paranoid:パラノイド」で、アルバムは70年『Paranoid』ですね。

7月5日 オジー・オズボーンとブラック・サバスの創始メンバーが、最後のライブ『Back To The Beginning: Ozzy’s Final Bow』、彼の地元、英・バーミンガムで開催されたのですね。

お気に入りのブログでも、あたたかいロック魂の記事を拝見しました。配信もあったようで、気がつきませんでした。なんと、のべ10時間、すごい! 監督がレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロなんだそうで、参加ミュージシャンやバンドもこれまた凄いですね!

私は80年代にはニュー・ウェイヴやPOP系の方が好みになってしまいましたが、『Back To The Beginning』とは、70年代ハードロック少年が歓喜する命題。

参加バンドはカバーを入れたセットリスト、最後は病身のオジーが登場して、オジー・オズボーン・バンドとブラック・サバスで締め。このダイジェスト版をYouTubeで観ましたが、これはリアルタイムで観るべきもの!!

7月5日は父の納骨式で、その前がお墓の相続名義変更、墓標、母との夫婦位牌のオーダーと頭がいっぱいで、ブログや音楽は聴いていたけれど、『Back to the Beginning』には全く気がつきませんでした。


 


Paranoid


 


ハードロックが好きだと言いつつ、自分が中心的に聴いていたのは70年代だったんだなあと、皆さんのブログを読んで改めて感じます。 特にアルバムへの深い愛着や思い入れは、今でも鮮明に記憶が。

1976年頃、ハードロックがヘビーロックだったり境目?だったかもですが。お気に入りはディープ・パープルの1972年『マシン・ヘッド』、レッド・ツェッペリンの1969年『レッド・ツェッペリン II』、それにブラック・サバスの1970年『パラノイド』 順に手に入れていたあの頃を思い出す。

高校生だった当時、限られたおこづかいとお年玉をすべてレコードに注ぎ込んでも、それでも次から次へと「これも聴きたい」「これも買いたい」ディープ・パープルやツェッペリン、そしてブラック・サバスの全てのアルバムを揃えたい衝動に駆られていたのを思い返すと懐かしい気持ち。

特に『パラノイド』は、多感な時期に心が落ち込んでいる時や、失恋、友人との険悪な雰囲気に直面した時などに、明日への勇気をくれた特別な曲。

このブログも2011年5月から書き始め、すぐに『パラノイド』について触れていたあたりから、やはり自分にとって心のよりどころだったんだなとしみじみ思う

ブラック・サバスやオジー・オズボーンには感謝しかありません!

と云うことでおまけは同アルバムから、定番のあの曲を宝物ですね!

Black Sabbat ‐ War Pigs


































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Bad Company – Little Miss Fortune

バッド・カンパニーの「Little Miss Fortune:リトル・ミス・フォーチュン」です。1stアルバム74年『Bad Company:バッド・カンパニー』のシングル曲「Can't Get Enough:キャント・ゲット・イナフ」のB面(懐かしい言い方(笑))が「リトル・ミス・フォーチュン」

 74年から76年にかけて、中坊から高校生に上がるタイミングで、洋楽やロックにのめり込く始まり。UKのロックシーンといえば、ちょっと前のビートルズの後追いから始まり、リアルタイムではローリング・ストーンズ、スージー・クアトロ(彼女・米出でも英バンド)にT・レックス、グラムロックやデヴィッド・ボウイ。それにクイーンも流行りだしてきた頃に、友(こいつは今でも大嫌いの記憶、会いたくもない(笑))から教わったがフリーと、バッド・カンパニー、バドカン。


その頃、もっとビッグなプログレやハードロックバンド、いわゆる大御所たちの存在は知っていたものの、まずはバッド・カンパニーやクイーンといった彼らの音楽から聴いた。当時のお小遣い事情では、アルバムはなかなか買えず、なんとかシングルが手に入るかどうか。ラジオをラジカセで録音と友からレコードを借りたり、それもラジカセで録音なんですが、カセットテープも高かった。録音していたのに、上書きで前の曲も消していた事も思いだした。いつかはアルバムを買ってやるぞ!の想いが

…今じゃ配信、スマホで検索して、ほぼ聴きたい音源は聴ける、でも当時の方が真剣に聴いていたと思う…

 ハードロック初体験としては、まず何よりもバッド・カンパニーを聴き、次にクイーン初期3部作から、ディープ・パープル、レッド・ツェッペリン、ブラック・サバス 当時人気があったユーライア・ヒープに夢中。


バッド・カンパニーとモット・ザ・フープルでも活躍したミック・ラルフスが亡くなったという事をスマホの音楽ニュースで目にし、お気に入りのブログにも上がってました。寂しさを感じます。

 バドカン、ぶっちぎりで強烈な印象を残したシングル「キャント・ゲット・イナフ」コンポーズしたのはミック・ラルフス。B面だった「リトル・ミス・フォーチュン」はポール・ロジャースと二人での共作。

ギターリストとして演奏のみならず、曲作りの才能も存分に示したミック・ラルフス。今思えば、このアルバムからハードロックを幕を開けたのは、幸運だった気がする。70年代はロック名盤揃い、その中でも、良き音楽、ロックに出会いに感謝!

このブログは15年目ですが、バドカンの74年『Bad Company:バッド・カンパニー』は5回程、上げている、やっぱり、このアルバムには思いが強いと思う。

始めの一歩、ロックバンドとは、何ぞやと教えてくれたバンドだったと思う、バッド・カンパニー。 80年代以降、ポール・ロジャースが抜けてから、聴いていないアルバムもたくさんある事に気づきました。ミック・ラルフスをメインにそこから、聴いていこうと思いになってます。

と云うことでおまけは定番で口パクはご愛敬で

Bad Company - Can't Get Enough

























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はっぴいえんど ‐ 抱きしめたい

はっぴいえんど の「抱きしめたい」で、アルバムは1971年『風街ろまん』ですね。

日本語ロックの代表的存在である彼らと出会ったきっかけは、洋楽に興味を持ち始めた70年代。ロックの原点に惹かれて英米の音楽を聴きあさりしていた時期でもありましたが、76年高1になった頃、なかなか手に入らない、そして見つけるのも難しいURC(アンダーグラウンド・レコードクラブ)が発表した『風街ろまん』を偶然にも友から借りて聴くことができた。

今振り返ると、本当に幸運だったと思います。同時期に、カルメン・マキ&OZの75年1st『カルメン・マキ&OZ』にも出会い、この頃から洋楽だけではなく日本のロックにも注目し始めました。

音楽のスタイルどうこうという話よりも、母国語で響く詩、つまりネイティブなロックには独特の意味がある。当時、ロックは「カッコイイ」が一番、そこに詩が持つパワーが強く刺さっきた。

特に、はっぴいえんど には、70年代前半にしてこの詩があるのですから、やはり圧倒的。「抱きしめたい」の詩は松本隆が手掛け、才が光ってる。始めから孤高の才能を感じる。言葉は素朴でも、迫力が伝わり、久しぶりに聴くと力強さに打たれる。


 


風街ろまん (通常盤) - はっぴいえんど


 



父の死から、1か月経て、まだまだ相続なり手続きや式がありますが、ここ1年程介護中心だった為、控えていた映画館に、行き始めました。観たい映画ばっかりなんですが、大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』が好きなもので
先ず

評価は高いのですね、田中泯の演技、目線は畏怖、映画ではなかなか気づけないが踊りができる方は目でも演技できるのですね…原作は読んでいない、歌舞伎が題材ですが東宝なんですね

少年時代の二人が良 異性愛者ですが、映画は男優(あえて今、なんに忖度してるのかわからないが、女優も男優も同じにする俳優と書きません)で観ているとつくづく実感。主演2人も美形。

でしたが、今更ですが、94年『覇王別記』を思い出す、もう30年前なんですね。これも少年期京劇俳優養成所が素晴らしかった、もちろんこの時のレスリー・チャンの演技は神がかりでしたが。

次は

IMAXで一番良いポジションで鑑賞ですが、お客様がすくないショボーン  …現役時代は映画興行・宣伝が仕事だったので、心が痛い。トム・クルーズ命かけてるの判ります。大スクリーンの映画館で観るよう創られている。IMAX効果で映画に没頭できました。スクリーンの中に入り、傍らで覗いてトムを観ている気分になれます。これも、映画は男優で観ていると実感。
評価はまあまあのようですが、私の読むネット記事では、評が手厳しい悲しい

久しぶりに没頭できました。映画も音楽も良いものですね、私の人生には絶対条件です。

今後はライブも行けたらと思ってます。






















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Bananarama – Love In The First Degree

バナナラマの「Love In The First Degree(第一級恋愛罪)」、87年リリースのアルバム『WOW!(ワウ)』ですね。

「第一級恋愛罪」という邦題があったとは、全然覚えていませんでした。さすが80年代のPOPは侮れません!(笑) 久しぶりに気軽に楽しめるダンスミュージックを聴いていますが、歌詞や内容は意外と奥深くて驚かされます。

ところで、バナナラマの大ヒット曲「Cruel Summer(クルーエル・サマー)」を,私はほぼ35年間、ずっと「クールサマー」だと思い込んでいました。でも、タイトルを直訳すると「残酷な夏」ちょうど今の6月を象徴しているみたいですね。まだ夏が来る前なのに既に猛暑でバテ気味。毎日が本当に過酷です。

さらに、父が亡くなり、様々な新たな出来事がスタート。知らなかったことばかりで、司法書士さんの仕事がどういうものなのか、この年齢になってようやく理解しました。炎天下の中、相談や手続きのため事務所へ足を運んだり、初めて歩く街にも行ったり…この暑さでは頑張るのもなかなか厳しいものです。


 


Wow


 


かつて熱烈に愛していたUKロックやポップですが、80年代に入ると次第に影を落とし、その影響は自分自身の趣味にも顕著に現れるようになりました。ニューヨーク発の音楽やジャズへの興味が強まったことや。

大好きだったディスコミュージックやダンスミュージックが「ユーロビート」と称されるようになりはじめたころには、テクノポップから派生した音楽ジャンルが一つの領域として独立しだした印象。それは、似通って聴こえるようになり、とりわけリズムがどれも単調に感じてしまうことが…

丁度その時期に当たるのが、バナナラマの1987年のアルバム『WOW!(ワウ)』 その頃はディスコから離れ、クラブに通うようになり、主に新宿が遊び場に、たまに六本木にも足を伸ばしたりしていましたが、当時は踊るというより、気の合った友人たちと集まってたむろしていた。

今さらですがあらためて『WOW!(ワウ)』を耳にすると、その完成度の高さに驚かされます。当時はどうしても好きにはなれず、BGMのような槍玉にあげた程度の音楽として片付けていましたが…

実際のところ、当時のサウンドを見事に凝縮したアルバムだったのだと今になって気がつきました(少々遅い発見ではありますが、笑)

このアルバムはオリジナルメンバーのカレン・ウッドワード、サラ・ダリン、シヴォーン・ファーイによるメンバー構成としても最後の作品。

現在、カレン・ウッドワードとサラ・ダリンは健在で活動を続けており、オリジナルメンバーとしても短期間の復活も。2023年にもアルバムをリリース、今では年齢相応の上品さが漂う、落ち着いたユーロビートと思う(笑)

と云うことでおまけは同アルバムから、これもヒット曲ですね

Bananarama - I Heard A Rumour






















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Sly & the Family Stone – If You Want Me To Stay

スライ&ザ・ファミリー・ストーンのスライ・ストーンがお亡くなりになりました。
70年代は、10代・ロック少年だったけど、その頃スティーヴィー・ワンダーはえらく人気あったけど、聴いたのは、スライの方かも…

ハードロック、プログレに夢中になっても…このけだるさとリズムは、不思議感でファンクがロックと同じかもと思えた。ファンクでもサイケであるスライ&ザ・ファミリー・ストーンの独自な音色、今でも素晴らしい!

好きな曲はたくさんあるけど、一番は 「If You Want Me To Stay:一緒にいたいなら」かな~


ブログを始めて15年目、改めて思うのは、スライを聴いていたことが、20世紀ロック・POPカルチャーを体感していた証だということ。

最盛期は短かったものの、ドラッグ禍やマネジメントの不運により、寡作で厳しい時期があったけど、天才ミュージシャンだった。

感謝!

これも大好きな曲で

Sly & The Family Stone - Family Affair



























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Billy Joel – Vienna

ビリー・ジョエルの「ウィーン:Vienna」で、アルバムは78年『The Stranger:ストレンジャー』ですね。

 大ヒットアルバムで、シングルでも「ストレンジャー」が日本でも大々的にヒットしましたが、本国米国では「素顔のままで:Just the Way You Are」「ムーヴィン・アウト:Movin' Out (Anthony's Song)」「若死にするのは善人だけ:Only the Good Die Young」「シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン:She's Always a Woman」が人気で、主題曲「ストレンジャー」はシングルとしてはリリースされず、日本だけで人気があったことはブログしてから、知りました。

ロック好きでも洋楽好きなら、この曲は覚えがあると思う、CMソングで翌年78年にヒット、この曲は街中のいたるところで流れていた記憶がありますよね。
ビリー・ジョエルも、日本公演の時は、この曲はやらなければならないと言っていた。


 


ストレンジャー - ビリー・ジョエル


 


アルバムは捨て曲がなく、キャッチーな曲、メロディも至福で、70年代を代表するポップアルバムだと思う。心情的には基本的にメロディを追うタイプなので、初期の1st・1974年『ピアノ・マン』も大好きですが、『The Stranger:ストレンジャー』が思い出深いです。

そのバックボーンがあって…

5年ほど前から、私が還暦を越えた頃、父の健康状態が悪化し看護が必要となり、東京と茨城を行き来して介護をしていました。ケアマネージャーの助言でデイサービスを利用したり、ここ1年は病院と介護施設を行ったり来たりする状態でしたが、先週、父が亡くなりました。最期は施設が看取りました。
 翌日、施設との約束どおり葬儀屋の同伴で引き取り、その後は葬儀屋さんの手配で初七日まで式を終えることができました。何も分からないまま、言われるがままに進めていきました。

父の思い出にふけりながら葬儀ができましたが、遺言どおり、厳格に家族だけ。
その後、親戚への電話連絡は辛く、相手方が絶句しているのが分かり…父が望んだことを繰り返す日々です、今。

時の移ろいは仕方のないことですが、もう少し私が父の兄弟や本家に気配りをし、少しでも交流を持っていればと後悔しています。それを見越しての父の遺言だったのかなと、最後の最後まで面倒をかける息子だったようです。
長男でありながら、田舎が嫌で東京で好きな仕事に就き、勝手気ままに生きてきましたが、父は何も文句を言わず、まあ、子供の頃から怒らない人でした。その代わり、母は気性が激しく、典型的なかかあ天下。母は40年前に亡くなっているので、今頃二人で何を話しているのかと………
「来るのが遅い」と母が怒っている気がする(笑)

その父の死から、息継ぎなしになるような一週間、浮かぶメロディーは「ストレンジャー」ではなく「ウィーン:Vienna」でした。若気の至りや焦りとは違う、長く生きていくことを補う詩と感じる。

47年前の曲でも普遍的かつ不変的で、ビリー・ジョエルの才は売れるアルバムでも発揮された…やっと息継ぎできた日に浮かんだ曲がこれだった。

と云うことでおなけは同アルバムから、これもヒット曲で

Billy Joel - Just The Way You Are

























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Barclay James Harvest – Child Of The Universe

バークレイ・ジェイムス・ハーヴェストの「Child Of The Universe:宇宙の子供」で、アルバムは74年『Everyone Is Everybody Else :宇宙の子供』ですね。

今はプログレとの評価ですが、あんまりプログレとして、とらえていなかったバンド。ムーディー・ブルースぽい、アートロック的で叙情的で、なんか寂しいメロの曲のバンドの印象でしたが…

本格的にプログレを聴きだすのが、76年頃・高1ぐらいからで、プログレ5大バンド(この前から使いだした、当時から言っていたと思う)キング・クリムゾン、ピンク・フロイド、ELP、YES、ジェネシスを聴いていたら、なかなかそこまでは本気で聴けなかったし、アルバムは買えなかった。

「宇宙の子供」はしっかりと覚えていて好きな曲で、昔ブログでUPしていると思ったら、無い、もう15年目になるブログですが、当初は過激だったようで、ブログが上がらず消されていたようで、反原発でホント事を書いただけなのに。


 


Everyone Is Everybody Else


 


バークレイ・ジェイムス・ハーヴェストは60年代後半から活動でアルバム・デビューは70年からで、フルオーケストラにフォークロックで斬新なアートロック、プログレもありで、音楽的パワーあり、アメリカンロックのブラス・ロックとは又違う、荘厳な雰囲気なロックと思うけど、あんまり売れなかったようです。

アメリカでウケた時期は、小生が知った・聴いた70年代後半、シンフォニーがシンセ、電子楽器を多様にして、時代に合わせてからのようで、74年『宇宙の子供』77年『静寂の海』のとっかかりは、たぶんFENだったと思う。

「宇宙の子供」の詩も、博愛、人類の和平を願う曲を思うけど。この後に77年『Gone to Earth:静寂の海』で、人類愛的ロックのアプローチで、同じ頃キャメルも聴きだしで、この頃のプログレ、カンタベリー・ロックなどにも好奇心ありでしたが…

でも、セックス・ピストルズが出現、パンクって何???状態・創られたモノ(後で知ったけど)ロックキッズは、そっちの方向・過激な方に。当時のUKRockはなんでもありで、次々と新しい音・曲が出てきた。

UKRock過渡期に、売れるようなったバークレイ・ジェイムス・ハーヴェストは特に欧・ドイツで人気バンドになった事を今回、知りました。

今は、創始メンバーのボーカル・ギターのジョン・リーズがジョン・リーズ・バークレイ・ジェームズ・ハーヴェスト。ボーカル・ベースのレス・ホルロイドがバークレイ・ジェイムス・ハーヴェスト・フィーチャリング・レス・ホルロイド。2派に別れで、活動中なんですね、これも今回知りました。

ジェファーソン・エアプレインやスーパートランプのようなバンドの分派・派生的な事は、バンドが長く活動する選択になるですね。

今回、久しぶりに『Everyone Is Everybody Else :宇宙の子供』を本気で聴いた、暗めで良いかも、ようできている、レベル高、70年代ロックはやっぱり飽きない!

と云うことでおまけは同アルバムから

Barclay James Harvest - For No One





























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