忙しいふりして、野球ドジャースも観たい、映画も観たいたくさんの作品、今日、時間ができて、お昼に、The Whoのドキュメンタリー映画・79年『The Kids Are Alright:キッズ・アー・オールライト』を観てきました。
感激と言うより、ほっと安堵、厳しく言えばノルマをはたした、ブリティッシュロックファンとしてかな~
9月末にZEPの『Becoming Led Zeppelin:レッド・ツェッペリン ビカミング』は素直に感激、音と映像の酔いしれた、IMAX上映、今風の映像音響仕様、ドキュメントと言いながら監督、メンバーの意向がある→ドキュメン・ストーリー。これに観客・ファンは、温故知新なり・10代にフィードバックする…絶妙な映像体験になる思う。
『The Kids Are Alright:キッズ・アー・オールライト』は79年作で日本未公開だった。後にDVD・ブルーレイがあったと思うが。79年は上京していて予備校通いの浪人、受験追い込みなのに観た79年11月公開『Quadrophenia:さらば青春の光』 これに12月公開『マッドマックス』に洗脳され、運よく入れた翌年からの大学なんですが、勉強なっんてしないで映画三昧、時々演劇と登山。運よく友の手助けで卒業ができ、運よく映画会社に入社できた。
その起点がフーのアルバム73年『四重人格』を元ネタ・モチーフにした79年『Quadrophenia:さらば青春の光』でしたが、当時はフーのイメージと映画が違和感もあり複雑な思いもありでしたが、それでも少ない当時のUKRockの映画、そして主人公のモッズのイメージ、ニュー・ウェイヴのザ・ジャムと重なり、かっよさに痺れたワケで、これも【ロックはカッコイイ】の芯になった10代の最後の歳。 時は流れ45年後は、79年当時『さらば青春の光』2本立ての予定だったがお蔵入りした『The Kids Are Alright:キッズ・アー・オールライト』を映画館で観る。 今はインターネットがある、映像はYouTubeがある、動くロックスター・バンドの映像は目新しモノではなくなった。音源も録音物から配信から、多く選択できる、昔のような渇望感のない時代に観る『The Kids Are Alright:キッズ・アー・オールライト』
『Becoming Led Zeppelin:レッド・ツェッペリン ビカミング』が今に残す、ハードロックの始まりと思うが…
『The Kids Are Alright:キッズ・アー・オールライト』は当時79年に観たかった、あの音楽への渇望感とブリティッシュロックの革新性が旬の状況に!!
マイティ・レモン・ドロップスはギターロックでPOPロックですが、インディーズ時代はニューウェイヴ的なスタイル、それを清廉化してシンプルなロックに徹したのが『World Without End:終わりなき世界』かなと。93年には解散し、インディーズとメジャー時代のアルバムが5枚ありますが、これにハマっています。音が誠実なんですね。たまにはノイジーが少なく、歪みが少ないギターも良いかな~と。
U2の初期の3作、80年『Boy:ボーイ』81年『October:アイリッシュ・オクトーバー』83年『WAR:闘』のプロデューサーのスティーヴン・リリーホワイトのキラキラサウンド(に聴こえた)が新鮮で、それまで聴いたことないサウンド! 若いロックンロールのロックでもあり、同世代のシンパシーも感じられ、物申すロックであった。さらにライブ盤83年『Under a Blood Red Sky:ブラッド・レッド・スカイ=四騎=』を聴いたときの衝撃も忘れられない。
そんなドゥービー・ブラザーズが、この6月に新アルバム『Walk This Road』をリリース。メンバー構成はトム・ジョンストン、パトリック・シモンズ、マイケル・マクドナルド、そしてジョン・マクフィーと、初期から中期、さらには後期まで網羅したベスト選出ような陣容。支える伴奏メンバーも素晴らしい才能の顔ぶれ。