真の勇者、モハメド・アリ

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『映像の世紀プレミアム 第15集「東京 夢と幻想の1964年」』

200万人の一斉清掃
首都高速建設
新幹線、
東洋一のホテル
戦地を走った聖火リレー
「東洋の魔女」の猛特訓など
発掘映像で描いている

【語り】山田孝之,山根基世






第4集「英雄たちの栄光と悲劇」


真の勇者、モハメド・アリ
モハメド・アリの生き方に深く感銘を受けたのでご紹介致します
以下、Wikipediaより引用いたしました

「リスクを選ぶ勇気が無い者は、人生において何も達成することが出来ない」
(He who is no courageous enough to take risks will accomplish nothing in life.)
~モハメド・アリの言葉~



■ モハメド・アリ(Muhammad Ali [muˈhɑməd ɑːˈliː])
1942年1月17日 - 2016年6月3日
アメリカ合衆国の元プロボクサー
ケンタッキー州ルイビル出身
本名 カシアス・マーセラス・クレイ・ジュニア(Cassius Marcellus Clay Jr.)
アフリカ系アメリカ人だが、イングランドとアイルランドの血も引く
元WBA・WBC統一世界ヘビー級チャンピオン
身長 190cm

マルコム・Xと出会いその思想に共鳴
イスラム教にも改宗
ベトナム戦争への徴兵を拒否したことにより米国政府と長期にわたって争ったが、最終的には無罪を勝ち取っています

その発言と行動は当時の米国政府や保守派との深刻な対立をもたらし、世界タイトル剥奪や長期の試合禁止など様々な圧力が加えられました

引退から3年が経った42歳のとき、現役時代に受けた頭部へのダメージが原因とされるパーキンソン病と診断され闘病生活を送っており、2016年6月3日に74歳で死去
死因は敗血症ショック

2005年11月9日、アメリカ合衆国のホワイトハウスにて文民に送られる最高の勲章である大統領自由勲章を授与されました

2009年、アイルランド クレア県エニスの名誉市民に選出され、9月1日に記念式典が行われました

2012年ロンドンオリンピックの開会式に参加、オリンピック旗掲揚の場面で姿を見せています

■ リング外での闘い
1960年に勃発し、のちにアメリカが本格参戦したベトナム戦争への徴兵を拒否したことから、彼は無敗のままWBAWBC統一世界ヘビー級王座を剥奪され、3年7か月間ブランクを作ったが、復帰後、実力で王座奪還を果たしています。また露骨な黒人差別を温存するアメリカ社会に批判的な言動を繰り返しています。その後公民権運動などの貢献が称えられ、ドイツの平和賞「オットー・ハーン平和メダル」を受賞しています。


■ 強い意志を表す感動的な言葉をご紹介致します

「不可能とは、自らの力で世界を切り開くことを放棄した、臆病者の言葉だ」
「不可能とは、現状に甘んじるための言い訳にすぎない」
「不可能とは、事実ですらなく、単なる先入観だ」
「不可能とは、誰かに決めつけられることではない」
「不可能とは、通過点だ」
「不可能とは、可能性だ」
「不可能など、何でもない」(Impossible is nothing.)
アリは不可能という言葉を忌み嫌っており、この他にも様々な所で同様の発言をしています

アディダスのCMでも引用された言葉
「挑戦を恐れるのは信頼が欠如しているからだ。私は私を信じる」

「友情は、この世でもっとも説明しづらいものだ。それは学校で教えてくれる知識じゃない。でもその意味を知らなければ、実際何ひとつ知らないのと同じだ」

「リスクを選ぶ勇気が無い者は、人生において何も達成することが出来ない」
(He who is no courageous enough to take risks will accomplish nothing in life.)


■ 1995年から1996年にNHKの総合テレビで放送された歴史ドキュメンタリー『映像の世紀』、ならびに2015年から2016年まで総合テレビで放送された『新・映像の世紀』(いずれもNHKスペシャル枠)の内容を再構築し、さらに未公開映像や新たに発掘された映像も交え、1回につき90分の内容で放送している[1]。

『映像の世紀』と『新・映像の世紀』は100余年の映像を時系列順に紹介していたが、『映像の世紀プレミアム』は特集ジャンルごとに紹介する構成を取っている。これは、2016年5月16日時点で既に決まっていた「芸術家」「兵器と科学者」「女性」の3つのテーマからなり、総合テレビでの放送時よりも人々の物語をより深く描けると制作側が判断したためである[2]。

放送日程
集数  タイトル             初回放送日
第1集 世界を震わせた芸術家たち  2016年5月28日 19:30 - 21:00
第2集 戦争 科学者たちの罪と勇気  2016年8月13日 19:30 - 21:00
第3集 世界を変えた女たち       2016年12月3日 19:30 - 21:00
第4集 英雄たちの栄光と悲劇      2017年3月18日 19:30 - 21:00
第5集 グレートファミリー 巨大財閥の100年 2017年6月10日 19:30 - 21:00
第6集 アジア 自由への戦い       2017年8月19日 19:30 - 21:00
第7集 極限への挑戦者たち       2017年12月16日 19:30 - 21:00
第8集 アメリカ 自由の国の秘密と嘘  2018年2月10日 19:30 - 21:00
第9集 独裁者 3人の“狂気”       2018年6月16日 19:30 - 21:00
第10集 難民 希望への旅路       2018年8月11日 19:30 - 21:00
第11集 運命の3つの都 パリ・ベルリン・ニューヨーク  2018年12月8日 19:30 - 21:00
第12集 昭和 激動の宰相たち      2019年3月9日 19:30 - 21:00
第13集 戦場の黙示録           2019年6月22日 19:30 - 21:00
第14集 運命の恋人たち          2019年11月30日 21:00 - 22:30
第15集 東京 夢と幻想の1964年     2020年1月3日 21:00 - 22:30
第16集 オリンピック 激動の祭典     2020年6月20日 19:30 - 21:00
第17集 人類の危機             2020年9月19日 21:00 - 22:30
第18集 ナチス 狂気の集団[20]   2020年12月12日 19:30 - 21:00
第19集 東京 破壊と創造の150年   2021年4月3日 18:00 - 19:30
第20集 中国 “革命”の血と涙       2021年8月14日 19:30 - 21:00

以上、Wikipediaより引用いたしました
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※画像には無音声、不快な音楽が挿入されています
ご視聴ありがとうございました


「東京 夢と幻想の1964年」

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『映像の世紀プレミアム 第15集「東京 夢と幻想の1964年」』

「首都美化はオリンピックの一種目」と200万人が一斉清掃、ビル密集の大都会に首都高速建設の秘策、下町で愛された「おばけ煙突」、特攻機の開発の反省から生まれた新幹線、わずか1年半で完成した東洋一のホテル、太平洋戦争の戦地を走った聖火リレー、カンヌ映画祭でグランプリに輝いた「東洋の魔女」の猛特訓。ドラマ「いだてん」には描かれなかった、アナザーストーリー。夢と希望の時代の真実を発掘映像で描く。

【語り】山田孝之,山根基世







真の勇者、モハメド・アリ
モハメド・アリの生き方に深く感銘を受けたのでご紹介致します
以下、Wikipediaより引用いたしました

「リスクを選ぶ勇気が無い者は、人生において何も達成することが出来ない」
(He who is no courageous enough to take risks will accomplish nothing in life.)
~モハメド・アリの言葉~



■ モハメド・アリ(Muhammad Ali [muˈhɑməd ɑːˈliː])
1942年1月17日 - 2016年6月3日
アメリカ合衆国の元プロボクサー
ケンタッキー州ルイビル出身
本名 カシアス・マーセラス・クレイ・ジュニア(Cassius Marcellus Clay Jr.)
アフリカ系アメリカ人だが、イングランドとアイルランドの血も引く
元WBA・WBC統一世界ヘビー級チャンピオン
身長 190cm

マルコム・Xと出会いその思想に共鳴
イスラム教にも改宗
ベトナム戦争への徴兵を拒否したことにより米国政府と長期にわたって争ったが、最終的には無罪を勝ち取っています

その発言と行動は当時の米国政府や保守派との深刻な対立をもたらし、世界タイトル剥奪や長期の試合禁止など様々な圧力が加えられました

引退から3年が経った42歳のとき、現役時代に受けた頭部へのダメージが原因とされるパーキンソン病と診断され闘病生活を送っており、2016年6月3日に74歳で死去
死因は敗血症ショック

2005年11月9日、アメリカ合衆国のホワイトハウスにて文民に送られる最高の勲章である大統領自由勲章を授与されました

2009年、アイルランド クレア県エニスの名誉市民に選出され、9月1日に記念式典が行われました

2012年ロンドンオリンピックの開会式に参加、オリンピック旗掲揚の場面で姿を見せています

■ リング外での闘い
1960年に勃発し、のちにアメリカが本格参戦したベトナム戦争への徴兵を拒否したことから、彼は無敗のままWBAWBC統一世界ヘビー級王座を剥奪され、3年7か月間ブランクを作ったが、復帰後、実力で王座奪還を果たしています。また露骨な黒人差別を温存するアメリカ社会に批判的な言動を繰り返しています。その後公民権運動などの貢献が称えられ、ドイツの平和賞「オットー・ハーン平和メダル」を受賞しています。


■ 強い意志を表す感動的な言葉をご紹介致します

「不可能とは、自らの力で世界を切り開くことを放棄した、臆病者の言葉だ」
「不可能とは、現状に甘んじるための言い訳にすぎない」
「不可能とは、事実ですらなく、単なる先入観だ」
「不可能とは、誰かに決めつけられることではない」
「不可能とは、通過点だ」
「不可能とは、可能性だ」
「不可能など、何でもない」(Impossible is nothing.)
アリは不可能という言葉を忌み嫌っており、この他にも様々な所で同様の発言をしています

アディダスのCMでも引用された言葉
「挑戦を恐れるのは信頼が欠如しているからだ。私は私を信じる」

「友情は、この世でもっとも説明しづらいものだ。それは学校で教えてくれる知識じゃない。でもその意味を知らなければ、実際何ひとつ知らないのと同じだ」

「リスクを選ぶ勇気が無い者は、人生において何も達成することが出来ない」
(He who is no courageous enough to take risks will accomplish nothing in life.)


※画像には無音声、不快な音楽が2ヶ所挿入されていました
ご視聴ありがとうございました



B’z、新曲“UNITE”を10/1配信リリース

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B’zが、10月1日(金)に新曲“UNITE”を配信リリースするそうですね

昨年の5週連続配信ライブ「5 ERAS」を経て、B’zの2人が「この時だからこそできることを、さらに新たな挑戦を」と模索し開催を決めたというのです

ロックプロジェクト「B’z presents UNITE #01」


EW&F 2021年デビュー50周年


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EW&Fにとっては、2021年の今年もデビュー50周年


「セプテンバー」
「宇宙のファンタジー」
「ブギー・ワンダーランド」
「レッツ・グルーヴ」
などの数多くの名曲を生み出してきたアメリカの世界的なソウル/ファンク・グループ、アース・ウインド&ファイアーですが、日本で根強い人気ですね






全世界でのCD・レコード総売上は9000万枚以上で、これまでにグラミー賞を6回受賞し、2000年にロックの殿堂入りを果たしています
昨2020年には結成50周年を記念して、日本記念日協会により9月21日が<アース・ウインド&ファイアー「セプテンバー」の日>として正式に認定されたのだそうです

この日付は、彼らの代表的なヒット曲 「セプテンバー」冒頭の有名な一節、「Do You Remember, the 21st night of September/Love was changing the minds of pretenders:9月21日の夜のことを覚えてるかい?/あの夜、僕らは本当の愛を知った」 という歌詞にちなんだものだそうです

知らなかった!!



久し振りにヒット曲を聴いていました



ご視聴ありがとうございました

アース・ウインド&ファイアー、名曲 「セプテンバー」 を起用した「クラフトボス」

新CMの主人公は、「クラフトボス」 の特徴のひとつである “ボコボコボトル”。無重力の宇宙空間を彷彿とさせる黒の世界に漂う無数のボトルたちが、EW&Fの名曲 「セプテンバー」 に合わせて、ボコボコ音を立てながら、まるでダンスでも踊っているかのようなアクションを繰り広げるというもの

ボコボコボトルが自由自在にくるくる回転したり、集団で一糸乱れぬフォーメーションを組んだりする「ボコボコダンス篇A」、「ブラック」 と 「ラテ」 それぞれのボコボコボトルの中から突然現れたサーファーが、液体を波に見立ててサーフィンをする 「ボコボコダンス篇B」という2タイプのユニークなCMを通じて、これからもよりボコボコボトルそのものが愛されるようになってほしいというメッセージが表現されているのだそうです

また、同CMには、トミー・リー・ジョーンズ扮するおなじみの宇宙人ジョーンズも登場します
宇宙服に身をつつみ、目の前でダンスを踊る2本のボコボコボトルを見ながら発した、宇宙人らしい(?)メッセージにも要注目してね!!



ブルース・ディッキンソンが語る、ポール・ディアノ時代

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ブルース・ディッキンソン、自身が加入する前 ポール・ディアノ時代のアイアン・メイデンについて語る     
amass
2021/09/16 18:26掲載より全文を引用しています

アイアン・メイデン(Iron Maiden)のブルース・ディッキンソン(Bruce Dickinson)は、自身が加入する前、ポール・ディアノ(Paul Di'Anno)がヴォーカルを担当していた頃のアイアン・メイデンについて語っています。

『The Eddie Trunk Podcast』のインタビューの中で、「自分が参加していない最初の2枚のアルバムの曲を歌うのは好きですか? ディアノの曲を歌うのは好きですか?」という質問に対して、ディッキンソンは次のように答えています。

「ああ、それらのアルバムには本当に好きなものがあるよ。“Prodigal Son”は最高だよ。初期のメイデンに影響を与えたジェスロ・タルのようなものを聴きたいなら、それと、“Killers”という曲と、“Murders in the Rue Morgue”だね。

とにかく素晴らしい、最高だよ。これらの曲は、俺がサムソン(メイデンの前に所属していたバンド)にいたときに、メイデンのライヴで初めて聴いた曲だ。

メイデンを初めて見た夜のことを覚えているよ。俺たちは大きなクラブでヘッドライナーを務めていて、メイデンは特別ゲストのようなものだった。それで“じゃあ、後ろの方に立って、彼らをチェックしてみようかな”と思ったんだ。

観客は200〜300人くらいだったんだけど、メイデンが登場する10分くらい前に500人くらいの人がドアから入ってきて、動けないくらいの大混雑になったんだ。そして彼らが登場し、“Killers”と“Murders in the Rue Morgue”を演奏したときには“やばい!”と思ったよ。

それまでは、ディープ・パープルの全盛期などを見たことがなかったので、彼らが何をしたのか想像するなかった。実際のところ、彼らは何もしていなくて、リッチー(ブラックモア、ギター)以外は立ち尽くしていたんだ。

でもメイデンは、俺の頭の中で彼らがやっていたであろうことを実際にやっていて、それと同じレベルの興奮があったんだ。俺は“わあ、すごいな。神よ、俺はこのバンドで歌いたい!”と思ったよ。

セットが終わったら500人のお客さんが全員帰ってしまい、俺は“ああ、そうか、半分になったホールに行くことになるのか。うーん、それは考えものだな......”と思ったよ」











ご視聴ありがとうございました
写真は無料写真からお借り致しました

カラーでよみがえる東京~不死鳥都市の100年~

気になる映像がありましたので、いつも通り保存しておきます


昭和初期の日本(その1)

昭和の始まり、ツェッペリン伯号来日(昭和4年)、慢性的不況、大卒の新卒9割が就職できず、頻発する労働争議、最初の普通選挙、治安維持法と社会主義者弾圧、政党内閣時代の終焉、悲惨な農村と娘の身売り


カラーでよみがえる東京~不死鳥都市の100年~


映画『おしん』




昔私が読んだ小説や、テレビドラマにも登場していた貧しい農村の子供達の丁稚奉公や身売りは事実だったのですね。ずっと気になっていたので調べていました



こちらの書籍も気になります
『戦後日本の人身売買』
藤野豊

「戦後民主主義」の下、人身売買はどのような論理で維持されてきたのか。超インフレ、ドッジ不況、農地改革、北海道・東北冷害、炭鉱合理化…目まぐるしく変動する戦後の日本で、女性・子どもの人身売買は「暗黙の了解」としてまかり通っていた。敗戦まもない1940年代後半から高度経済成長に向かう1950年代を中心に、全国各地の史資料を渉猟、現代につながる問題の実態を明らかにする。研究史の空白を埋める貴重な成果。





映画 『宇宙戦争』

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「宇宙戦争('05米)」
トム・クルーズ / ダコタ・ファニング / スティーヴン・スピルバーグ
定価: ¥ 2980

#トム・クルーズ #ダコタ・ファニング #スティーヴン・スピルバーグ #CD・DVD

スピルバーグ監督、トム・クルーズ主演のスペクタクル超大作。

アメリカ東部に突如出現し、破壊と殺りくを繰り広げる未知の巨大マシーンを相手に1人のクレーン作業員が戦いを挑む。
世界80ヵ国でNo.1ヒットを記録した作品です。

この作品は、2001年9月11日に起きた同時多発テロ事件で受けたアメリカに住む人々の衝撃・思いを反映しています。

映画には墜落したジャンボ旅客機、掲示板に貼られた無数の人探しの張り紙などが登場しますが、映画のメイキングでスピルバーグ氏も公言している通り、これらは9.11のテロを連想させる為、あえて描いたものなのです。

同時多発テロ事件から20年が経ちました。もう一度、この作品を観ていただきたいと思っています。

スピルバーグ監督も素晴らしい作品を多数生み出していますね。
私も好きな作品が沢山あります。

ジョニー・デップ製作/主演最新作『MINAMATA―ミナマター』

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坂本龍一が音楽を担当。
ジョニー・デップ製作/主演最新作『MINAMATA―ミナマター』の本編クリップ映像公開。
ジョニー・デップ扮する写真家のユージン・スミスが「LIFE」誌に突撃するシーン。水俣病のことを知り、その重大さに気がついたユージンが、ビル・ナイ演じる「LIFE誌」の編集長ロバート・ヘイズの元を訪れ、特集記事をと迫る。



映画『MINAMATA―ミナマター』は9月23日(木・祝)にTOHOシネマズ 日比谷他にて全国公開されます。

以下は以前に公開された映像

日本版予告編映像




■映画『MINAMATA―ミナマター』
9月23日(木・祝)TOHOシネマズ 日比谷他にて全国公開

熊本県水俣市のチッソ工場の廃水を原因とし、現在まで補償や救済をめぐる問題が続く水俣病。その存在を世界に知らしめたのが、写真家ユージン・スミス氏とアイリーン・美緒子・スミス氏による写真集「MINAMATA」(1975)だ。

ジョニー・デップ自身が長年の憧れだったと語るユージン氏。
彼の遺作ともなったこの写真集を基に、ジョニー自身の製作/主演で待望の映画化が実現。映画では、報道写真家として功績を評価されながらも心に傷を抱えたユージン氏が、アイリーン氏とともに水俣を訪れ、現地で暮らし人々の日常や抗議運動、補償を求め活動する様子を写真に収めていく濃密な日々が描かれる。
「彼(ユージン氏)は心の中に痛みを抱えていた。でも、水俣が彼の心を再び開いたんだと思う」と語るジョニー・デップが容姿から内面に至るまで、傷ついた写真家が、再びカメラを手に取り、闘いに身を投じていくその生き様を見事に体現し現代に蘇らせた。

本作は、2020年ベルリン国際映画祭で特別招待作としてワールドプレミア上映され「デップが最高の演技を披露」「デップが役に消える」とジョニーの魂の演技に各国メディアに絶賛された。
共演はビル・ナイ、日本から真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子など実力派キャストが集結。音楽を手掛けたのは坂本龍一。

今年、2021年(5月1日)は水俣病公式確認から65年、環境庁(現 環境省)発足50年を迎える。

ユージンに長年憧れを抱いたジョニーが、「映画の持つ力をフルに活用して、この歴史は語り継がれなければならない」と映画化を熱望し、自ら製作・主演を務めた、役者人生をかけた衝撃の感動作!


【ストーリー】
1971年、ニューヨーク。アメリカを代表する写真家の一人と称えられたユージン・スミスは、今では酒に溺れ荒んだ生活を送っていた。そんな時、アイリーンと名乗る女性から、熊本県水俣市にあるチッソ工場が海に流す有害物質によって苦しむ人々を撮影してほしいと頼まれる。
水銀に冒され歩くことも話すことも出来ない子供たち、激化する抗議運動、それを力で押さえつける工場側。
そんな光景に驚きながらも冷静にシャッターを切り続けるユージンだったが、ある事がきっかけで自身も危険な反撃にあう。追い詰められたユージンは、水俣病と共に生きる人々にある提案をし、彼自身の人生と世界を変える写真を撮る──。 

【ウィリアム・ユージン・スミス William Eugene Smith】(1918-1978)
1918年12月30日、アメリカ・カンザス州ウィチタ生まれ。
世界的写真家集団「マグナム・フォト」の正会員。
太平洋戦争において、サイパン、沖縄、硫黄島で戦場カメラマンとして活躍。戦後は一般の人々の生活を捉えていき、「ライフ」誌で発表した「楽園へのあゆみ」、「カントリー・ドクター」、「スペインの村」、「助産師モード」などのフォト・エッセイは世界的評価を得る。52歳の時に当時の妻アイリーンと水俣市に移住。
3年間水俣市に暮らしながら水俣病の問題を取材し、1975年、アイリーンとの連名による写真集「MINMATA」がアメリカで出版され、世界中で大反響を呼んだ。
翌年、ロバート・キャパ賞を受賞。
1977年末、死去。享年59歳。
写真集「MINAMATA」がスミスの遺作となった。

製作:ジョニー・デップ
監督:アンドリュー・レヴィタス 
脚本:デヴィッド・ケスラー  
音楽:坂本龍一
原案:写真集「MINAMATA」W.ユージン・スミス、アイリーンM.スミス(著)

出演
ジョニー・デップ
真田広之
國村隼
美波
加瀬亮
浅野忠信
岩瀬晶子and ビル・ナイ
2020年/アメリカ/英語・日本語/115分/1.85ビスタ/カラー/5.1ch
原題:MINAMATA/日本語字幕:髙内朝子

公式サイト:https://longride.jp/minamata/

提供:ニューセレクト株式会社、カルチュア・パブリッシャーズ、ロングライド
配給:ロングライド、アルバトロス・フィルム

写真と文章をamassよりお借り致しました